いよいよ2022年も終盤となりました。「来年はどんな年になるかな？」と期待で胸が高鳴りますね。2023年も素敵な1年を過ごせるよう、今回は、京都で見つけた素敵な縁起物をご紹介します！ お正月準備、または新年に京都へお越しになる方は、ぜひチェックしてみてください。

梅の名所で知られる北野天満宮では、境内になる梅の実を「大福梅（おおふくうめ）」として、お正月準備を始める“事始め”（12月13日）から授与されています（なくなり次第終了）。その縁起は、村上天皇の天暦5年（951）に疫病が流行り、「天皇御脳にかかり給いしが、この茶を服し給えば御脳たち所に平癒す。これより王服（おおふく）と称して毎年元旦にこの茶を服し給い、萬民これを倣い年中の疫病邪気を除き長寿幸福を得るなり」という故事から始まりました。大福梅を元旦に白湯に入れていただけば、一年間を健康に過ごせるそうです。

また、大福梅に祝箸（5膳）、屠蘇、守護縄、清め塩が入った、お正月にぴったりな「ことはじめセット」も12月13日から登場。こちらもなくなり次第終了となりますので、どうぞお早めに。

■北野天満宮
【参拝時間】6：30～17：00、授与所9：00～16：30、宝物殿9：00～16：00 ※季節・情勢により変動あり
【参拝料】境内無料、もみじ苑・梅苑「花の庭」1,000円（茶菓子付）、宝物殿1,000円（毎月25日、観梅・青もみじ・紅葉シーズンなどに開館）※要確認
【電話】075-461-0005
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停からすぐ　Google map
【公式ホームページ】https://www.kitanotenmangu.or.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kitanotenmangu
【公式Twitter】https://twitter.com/kitano_bunka
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kitano_tenmangu/
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お茶屋さんでもお店によって様々な大福茶が登場します。寺町二条にお店を構えるお茶の老舗・一保堂茶舗の大福茶は、特別仕立ての“玄米茶”。普段よりも上質な茶葉を使用しお米の量は少なめに作られ、豊かな香りと上品な味わいが楽しめます。ティーバッグタイプもあり、気軽に本格的なお茶が淹れられるのも嬉しいポイント。「良い年になりますように」と願いを込めながら元旦にいただいてみてください。

■一保堂茶舗
【営業時間】10：00～17：00（喫茶ラストオーダー16：30）
【定休日】第2水曜日、年末年始
【電話】075-211-4018
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分　Google map
【公式ホームページ】https://www.ippodo-tea.co.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/IPPODOTEA
【公式Instagram】https://www.instagram.com/ippodotea/

JR「円町駅」からほど近い場所にある法輪寺。通称「だるま寺」と親しまれ、達磨堂の中や屋根の鬼瓦、庭石など、境内のいたるところで様々なだるまさんを目にすることができます。だるまさんは“心願成就”の御利益があるとされ、数多くの授与品にも登場。なかでもおすすめは、干支土鈴です。にこやかな表情の動物たちがだるまさんを抱えていて、その愛らしさがたまりません♪

干支土鈴はすべて京人形の職人さんが製作されているそうで、ひとつひとつ表情がちがうのも手作りならでは。ひとまわり（12年）ごとにデザインも新しくなり、新年を前に来年の干支・卯（うさぎ）がお目見えしています。音色が魔除けになるともいわれている土鈴は、身近な場所に飾っておくといいかもしれませんね。

■法輪寺［だるま寺］
【拝観時間】9：00～16：30
【拝観料】境内無料、本堂300円
【電話】075-841-7878
【アクセス】JR山陰本線（嵯峨野線）「円町駅」から徒歩約5分　Google map
【公式Facebook】https://www.facebook.com/daruma7878/

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⇒『だるま寺で仏師と作る「開運だるま」』（2023年1月21日実施）

西陣に佇む風情ある町家のあられ処・京西陣 菓匠 宗禅。新年おすすめは、長寿の象徴として古来より慶事に用いられる“亀”の形をした紅白の縁起餅「紅白亀甲餅」です。長寿と健康、家内安全を祈願し、平安京の北を護る玄武神社（通称・亀の宮）にてご祈祷いただいたものが店頭に並びます。オーブントースターで焼き上げれば、亀の甲羅がぷっくりと膨らみ、その様子はお子様にも喜んでもらえそう♪ 外はカリッ、中はモチモチの食感で、お雑煮やぜんざいに入れたり、またお醤油をつけていただくなど、様々に美味しくいただけます。お祝いごとにぴったりなパッケージが目を引き、新年のご挨拶にもぴったりです。

■京西陣 菓匠 宗禅
【営業時間】10：30～18：00
【定休日】月曜日・火曜日
【電話】075-417-6670
【アクセス】市バス「乾隆校前」バス停から徒歩約5分　Google map
【公式ホームページ】https://souzen.co.jp/c/shop
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kasyousouzen/
【公式Twitter】https://twitter.com/souzen_kyoto
【公式Instagram】https://www.instagram.com/souzen_official/

世界中で愛されるコーヒーチェーン・スターバックス。京都にもたくさんのお店がありますが、東山の3店舗（京都二寧坂ヤサカ茶屋店・京都祇園ホテル店・京阪祇園四条駅店）限定で、JIMOTO made Series HIGASHIYAMA「縁起物チャーム」が販売されています。

JIMOTO made Seriesは、地元の産業や素材を取り入れた商品をその地元の店舗のみで扱うシリーズで、「縁起物チャーム」は御所人形の老舗・島田耕園人形工房との共同開発。祇園の芸妓さん・舞妓さんが馴染みのお客さんやお店の方からお年玉として贈られる「福玉」をイメージにしたカプセルの中に、狛犬や招き猫など縁起物を象ったチャームが入っています。5種類あり、どのチャームが入っているかは開けてからのお楽しみ♪ 職人さんの手仕事で丁寧に作られているため、品切れのこともあるそう。期間限定で来年の干支「卯」をモチーフにした干支土鈴も入っているそうなので、気になる方はどうぞお早めに！

☆島田耕園人形工房前にあるスターバックスはこちら
■スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
【営業時間】8：00～20：00
【定休日】不定休
【電話】075-532-0601
【アクセス】市バス「東山安井」バス停から徒歩約10分　Google map
【公式ホームページ】https://store.starbucks.co.jp/detail-1476/

創業400年を超える日本最古の綿布商・永楽屋は、オリジナルの木綿生地を使用した手ぬぐいが人気。上質な糸を使い昔ながらの機械で丁寧に縫われた手ぬぐいは、なめらかな肌触りが心地良く、吸水性・速乾性にも優れています。デザインも種類豊富で、「宝尽くし」は、熨斗を背景に、打出の小槌や金嚢（きんのう）など貴重とされた宝物の柄が散りばめられ、眺めているだけで嬉しい気分に。手ぬぐいを飾る額やタペストリー棒も販売されていて、お部屋に飾るのもおすすめです。新年のご挨拶で、お土産を包むのにも重宝しそう。

■永楽屋細辻伊兵衛商店 祇園店
【営業時間】11：00～18：00
【定休日】無休
【電話】075-532-1125
【アクセス】京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約1分　Google map
【公式ホームページ】https://www.eirakuya.jp/
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