ヤオイソのいちごサンド
冬から春になるにつれ、美味しさを増す果物といえば“いちご”! 本来の旬は春ですが、寒い冬に時間をかけて育てられたいちごは甘く、2月から3月にかけて出荷量も多くなります。各所で人気のいちごビュッフェも気になるところですが、今回はおみやげにおすすめしたい、“いちごスイーツ”をご紹介♪ この時季だけの味わいを、どうぞお見逃しなく!
【まるに抱き柏】いちご大福
数あるフルーツ系の大福のなかでも、やはり王道はいちご大福。毎年、いろいろなお店でいちご大福を見つけては心が弾んでいたのですが、ついに「私が追い求めていたいちご大福はこれだ!」と運命を感じたのが、まるに抱き柏のいちご大福です。
「老松」「亀屋良長」「出町ふたば」といった京都の名店で修業を積んだ店主の西森さんが、2021年にオープンした和菓子店で、阪急「西院駅」から南に徒歩約5分の場所にあります。
作りたてのいちご大福
先端が飛び出そうなほど大ぶりないちごは、香川県三木町産の「女峰(にょほう)」。西森さんが惚れ込んだ品種で、香り高く、甘みと酸味のバランスが抜群です。
個人的にはガブリと食べるのがおすすめ。甘さ控えめの白あんにジューシーないちごが口の中で溶け合って、幸せいっぱいになります。どちらか一方が際立つのではなく、いちごと大福が上手に共存しているのがポイント。
いちご大福は春のお彼岸の頃まで店頭に並ぶ予定。観光名所の近くではありませんが、わざわざ立ち寄りたいお店です。
■まるに抱き柏
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】火曜日、不定休
【電話】075-748-9650
【アクセス】阪急京都線「西院駅」から徒歩約5分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/maruni_dakigashiwa/
【ヤオイソ】いちごサンド
京都でフルーツサンドといえば、ヤオイソを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。明治2年(1869)創業の果物専門店で、昭和47年(1972)にフルーツパーラーが併設されたのにあわせて、フルーツサンドが誕生したそうです。
フルーツサンドは数種類の季節の果物を盛り込んでいるのが特徴ですが、いちごサンドは6切れすべてがいちご! その時々の美味しい国産いちごを使用し、生クリームとあわせて薄切りパンでサンドしています。
定番のフルーツサンド 864円
フルーツサンドにもいえることですが、ヤオイソの商品はあくまでフルーツが主役。フレッシュな甘みを引き立たせるために、生クリームとパンは軽い口当たりになっています。6切れ連続で食べても「まだ食べられそう!」と思ってしまうほどです。
内観
「“ほぼ苺大福”(1,188円)もぜひ」とお店の方に教えていただきました。果物専門店だからこそ手に入る大ぶりのいちごを選りすぐって作られているそう。いちごの商品は4月中旬頃まで販売の予定ですから、まだまだ楽しめそうです。
■ヤオイソ四条大宮店(本店)
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】8月17日、年末年始
【電話】075-841-0353
【アクセス】阪急京都線「大宮駅」からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://yaoiso.com/
\断面が映える!/
【林孝太郎造酢】154いちごす
最後にご紹介するのはスイーツならぬ“酢”イーツ! 果肉入りのジャムのように見えますが、お酢を使った驚きの商品です。「154いちごす」を作られているのは西陣にお店を構える創業180余年の林孝太郎造酢。
2020年に販売を開始し、今では毎年2月頃に店頭に並ぶのを楽しみに待っているファンも多いとか。
国産のあまおう、砂糖、米酢だけで作られた安心安全の味。牛乳に入れてかき混ぜると淡いピンク色に変わり、とろりとしたヨーグルト風味になります。果肉が美味しく、気軽にお酢を採り入れたいという方にも喜ばれそうです。
外観
今年は2月14日(水)より販売を開始し、売り切れ次第終了とのこと。お店のブログには「154いちごす」を使った豊富なレシピが掲載されていますので、参考にしてみてくださいね。
■林孝太郎造酢
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】日曜日、祝日、第2・4土曜日 ※GW期間中は要問合せ
【電話】075-451-2071
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://koutarou-su.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/koutaro.su/
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※掲載内容は2024年2月16日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。