お茶のまち「宇治」の最新ニュース!

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「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~」エントランス

「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~」エントランス

京都市の南隣に位置する宇治市。お茶の産地として知られ、“お茶のまち”をイメージされる方が多いことでしょう。また、宇治は、五十四帖からなる『源氏物語』最後の十帖の主な舞台であり、今年(2024)は大河ドラマゆかりの地として注目を集めています。

今回は、3月にスタートした「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~」から新たなお寺体験まで、いま気になる“宇治の最新ニュース”をピックアップ! チェックして、宇治を訪ねてみましょう。

「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~」がスタート!

外観

外観

宇治川のほとりに位置するお茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」で、2024年3月11日(月)から「光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~」(以下、「大河ドラマ展」)がスタートしました! 会場は、大河ドラマ「光る君へ」の世界観にどっぷり浸ることができる「大河ドラマ展示」と、藤原道長が築いた平安時代の宇治の文化・歴史を体感できる「宇治歴史展示」の2部構成になっています。
  • エントランス

    エントランス

  • 衣装展示

    衣装展示

  • ふたりの往復書簡

    ふたりの往復書簡

会場に入ると、吉高由里子さん演じるまひろ(紫式部)のメインビジュアルとウェルカムVTRがお出迎え。おなじみの壮大なオープニング曲も流れ、すぐにドラマの世界に引き込まれます。

人物相関図や登場人物紹介、ドラマ制作の舞台裏などのパネルが並ぶなか、やはり注目は、間近で見ることができる衣装や小道具の展示。特に、第10回「月夜の陰謀」でまひろと藤原道長がやりとりした書簡は必見! それぞれの意味も書かれ、じっくり読み進めると、せつないあのシーンが思い浮かんでくるかのようです。

中盤では、ここでしか見られない映像コンテンツ(4Kシアター)を上映。スタッフ・キャストの特別インタビューを通して紫式部と藤原道長の人物像に迫る「ドラマ深掘り編」と道長が築いた平安時代の宇治を知ることができる「平安時代の宇治編」の2本が上映されていて、これからのドラマがより楽しみになる内容です。
  • 藤原道長の頃(平安時代初期)の宇治(想像図)

    藤原道長の頃(平安時代初期)の宇治(想像図)

  • 橋の左側に描かれているのが宇治殿(現在の平等院)です

    橋の左側に描かれているのが宇治殿(現在の平等院)です

  • 十二単の重さを体験! 顔だしパネルのフォトスポットもあります

    十二単の重さを体験! 顔だしパネルのフォトスポットもあります

後半は、藤原道長が築いた平安時代の宇治の文化と歴史に迫る「宇治歴史展示」です。平安時代、京の都からは牛車で半日もかかったという宇治。景観が素晴らしいこの地に、貴族たちは多くの別業(別荘)を建てたといいます。道長は宇治殿(現在の平等院)と呼ばれる別業を構え、特に秋に訪れることが多かったのだとか。

今回の展示のために描き下ろされた「藤原道長の頃の宇治(想像図)」や、道長の「宇治での日々」などのパネル展示から当時に思いを馳せてみましょう。

締めくくりは、平安時代の女房装束・十二単や香りの体験コーナーです。華やかさが印象的な十二単ですが、その重さはなんと10kg~20kgもあったとか。体験用は8kgですが、持ち上げてみるとかなり重く、当時の女性がいかに大変だったかがよくわかります… ぜひ、体験してみてくださいね!

■光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~
【開催期間】2024年3月11日(月)~2025年1月13日(月・祝)※原則無休
【開館時間】9:00~17:00(最終入場16:30)
【入館料】大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)250円
     ※茶づなミュージアムや源氏物語ミュージアムとのセット券もあります
【場所】お茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」2階
【電話】075-353-0870(9:00~17:00/光る君へ 宇治 大河ドラマ展 運営管理事務局)
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約4分、JR奈良線「宇治駅」から徒歩約12分 Google map
【公式ホームページ】https://uji-dramaten.jp/
【主催】宇治市
\さらに、嬉しい情報を♪/
会期中(2025年1月13日まで)、「大河ドラマ展」の半券を周辺の対象店舗・施設でご提示いただくと、割引等の特典サービスが受けられます。宇治を訪ねたら、ぐるっとめぐってお食事・お買物をおトクに楽しんでみませんか♪

⇒特典内容など詳細はこちら

お茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」1階は、気になるおみやげがいっぱい!

  • 『源氏物語』をイメージした、美しい卓上スタンドとマグネットシート 各700円

    『源氏物語』をイメージした、美しい卓上スタンドとマグネットシート 各700円

  • 『源氏物語』にちなんだグッズがズラリ

    『源氏物語』にちなんだグッズがズラリ

  • 京都宇治玉露「玉兎」 1本870円

    京都宇治玉露「玉兎」 1本870円

「大河ドラマ展」を楽しんだら、お茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」1階のショップで、おみやげをチェックしませんか。店内には、『源氏物語』にちなんだグッズや、宇治ならではのお茶、宇治ゆかりの作家・職人さんが手掛けるグッズなどが並びます。

また、「茶づな」1階には、宇治茶と宇治の歴史や文化を見て知って学ぶことができるミュージアムも。展示のほか、様々な体験プログラム(特に人気は、「茶臼から抹茶づくり体験」とのこと)が用意されています。「大河ドラマ展」とのセット券などもあるので、あわせて楽しむのもおすすめですよ。体験プログラムの詳細は公式ホームページでご確認ください。

■お茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」
【開館時間】9:00~17:00(茶づなミュージアムの最終入場16:30)
【休館日】無休
【入館料】無料、茶づなミュージアム 一般600円、小人(小・中学生)300円
【電話】0774-24-2700(9:00~17:00)
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約4分、JR奈良線「宇治駅」から徒歩約12分 Google map
【公式ホームページ】https://uji-chazuna.kyoto/

もっとお茶を身近に!「菓寮伊藤軒 宇治平等院店」がオープン

  • 串和菓子 1本500円

    串和菓子 1本500円

  • 抹茶ぼうろソフト(500円)と八ツ橋アイス(ダブル450円)

    抹茶ぼうろソフト(500円)と八ツ橋アイス(ダブル450円)

  • 抹茶こはくサイダー 500円

    抹茶こはくサイダー 500円

平等院へと続く表参道は、たくさんのお茶屋が並び、「日本かおり風景百選の道」と呼ばれています。この道沿いに、2024年5月10日(金)にオープンしたばかりのニューフェイスが「菓寮伊藤軒 宇治平等院店」。「もっとお茶を身近に」をテーマに、かわいいテイクアウトスイーツや伊藤軒でおなじみのお菓子を豊富に用意されています。

他店舗でも人気の「串和菓子」は、宇治店限定の意匠で登場。見た目もかわいらしく、季節で異なるデザインもあり、訪れる楽しみになりますね。そのほか、宇治店ならではの抹茶スイーツも。抹茶ぼうろソフトと抹茶クリームどら(450円)には、宇治の老舗茶舗「堀井七茗園」の抹茶がたっぷり振りかけられています。
  • 内観

    内観

  • 抹茶だんご 3本入648円

    抹茶だんご 3本入648円

  • 店内には堀井七茗園の商品も

    店内には堀井七茗園の商品も

  • テイクアウトカウンターに並ぶ串和菓子

    テイクアウトカウンターに並ぶ串和菓子

店内を見渡すと、おみやげにぴったりなお菓子が勢揃い! 1個から気軽に購入できるお菓子があるのも嬉しいポイントです。入口付近は抹茶のお菓子が多く並び、なかでも注目は宇治店限定の新商品「抹茶だんご」。容器から串を引き抜くと、たっぷりかかった抹茶があふれる様子が楽しく、動画で撮りたくなりますよ。店内奥には、堀井七茗園の商品が並んでいるので、隅々までチェックしてみてください。
  • 平等院をイメージした中庭のアート

    平等院をイメージした中庭のアート

  • 正面のお庭には、お茶の葉を植栽されています

    正面のお庭には、お茶の葉を植栽されています

現在はテイクアウトスイーツと物販のみですが、今後は、和菓子の体験工房や飲食スペースも登場予定とのこと。これからの展開が楽しみですね!

菓寮伊藤軒 宇治平等院店
【営業時間】10:00~18:00(季節によって異なる)
【定休日】不定休
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約7分、JR奈良線「宇治駅」から徒歩約10分 Google map
【電話】0774-34-1820
【公式ホームページ】https://www.kyoto-itoken.co.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto_itoken/

抹茶を焙煎!? 2023年にオープンした「抹茶ロースタリーⓇ」とは

  • 離れ 内観。お落ち着いた店内で、ゆっくり過ごせます。

    離れ 内観。お落ち着いた店内で、ゆっくり過ごせます。

  • 離れ 外観。社長の梶さんは、この離れで生まれ育ったそう。

    離れ 外観。社長の梶さんは、この離れで生まれ育ったそう。

  • 本館 外観。外壁のタイルがかわいい!

    本館 外観。外壁のタイルがかわいい!

  • 「昇苑くみひも」のお店を抜けて「抹茶ロースタリーⓇ」へ行くこともできます。

    「昇苑くみひも」のお店を抜けて「抹茶ロースタリーⓇ」へ行くこともできます。

くみひも専門店「昇苑くみひも」が本店奥の築100年を超える離れに、2023年2月、「抹茶ロースタリーⓇ」をオープン! 同年7月にはお隣に本館がオープンし、和モダンの風情ある店内で、お店独自の“ロースト抹茶”を使ったドリンクやスイーツが楽しめます。

気になる“ロースト抹茶”とは、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)のなかでも、立春から八十八夜に摘みとられた一番茶の茶葉をじっくり焙煎し、さらに時間をかけ石臼挽きをしてパウダー状にしたもの。社長の梶均(かじ ひとし)さんが「抹茶といえば茶席のイメージが強く、もっと気軽にコーヒー感覚で味わえるような抹茶を作りたい」との思いから、抹茶を焙煎すること発案されました。発案当初は周囲に驚かれたそうですが、宇治の老舗茶舗「堀井七茗園」の協力のもと、約2年がかりで“ロースト抹茶”が完成に至ります。
  • ロースト抹茶を使った、様々なドリンク

    ロースト抹茶を使った、様々なドリンク

  • ロースト抹茶バスクチーズケーキ 500円

    ロースト抹茶バスクチーズケーキ 500円

  • 左:ロースト抹茶クリームとあんこのクロワッサンサンド 500円、右:ロースト抹茶ラテ 680円

    左:ロースト抹茶クリームとあんこのクロワッサンサンド 500円、右:ロースト抹茶ラテ 680円

  • お家でも気軽に楽しめるよう、ロースト抹茶(各1,500円)とロースト抹茶シェイカー(2,150円)も販売されています。おみやげにいかがですか♪

    お家でも気軽に楽しめるよう、ロースト抹茶(各1,500円)とロースト抹茶シェイカー(2,150円)も販売されています。おみやげにいかがですか♪

“ロースト抹茶”を使った様々なアレンジメニューが並ぶなか、シンプルに楽しむなら「ロースト抹茶ドリンク」(500円)がおすすめです。浅煎り(ライト)・中煎り(ミディアム)・深煎り(ダーク)から選べ、まさにコーヒーのよう。ひとくち味わうと、抹茶特有の苦みがあまりなく、まろやかな飲みやすさに誰もが驚くことでしょう。ロースト抹茶風味がしっかり入ったバスクチーズケーキやクロワッサンサンドなどと一緒に、ぜひ味わってみて♪

大河ドラマの放映にちなみ、お店では全3回にわたり、専門講師を招いた「源氏物語・宇治十帖の世界」セミナー(要事前申込み)を開催中。宇治十帖の世界をひも解く講義だけでなく、ロースト抹茶ドリンクと特製抹茶スイーツも味わえる、大満足の内容です。第1回は終了しましたが、第2回「恋のトライアングル」は5月25日(土)、第3回「新しい生き方を求めて」は6月15日(土)に開催予定。各回定員20名様となるので、気になる方はお早めにお申込みを。詳細はこちら。

■抹茶ロースタリーⓇ
【営業時間】10:00~17:30(ラストオーダー17:00)
【定休日】無休
【電話】0774-34-1125
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約7分、京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://matcharoastery.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/matcharoastery/

萬福寺で、新たなお寺体験「まんぷくじ お料理教室」がはじまる

  • 講師を務める、 秦(はた)和尚

    講師を務める、 秦(はた)和尚

  • 鰻の蒲焼に見立てた「うなぎもどき丼」

    鰻の蒲焼に見立てた「うなぎもどき丼」

  • 境内には、中国風の伽藍が並びます

    境内には、中国風の伽藍が並びます

  • 開梆(かいぱん)

    開梆(かいぱん)

JR「宇治駅」のお隣「黄檗駅」から徒歩5分程にある黄檗宗の大本山・萬福寺。坐禅や写経などの体験ができるなか、2024年3月より日にち限定で「まんぷくじ お料理教室」(要事前申込み)がはじまりました。開祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理・普茶料理(ふちゃりょうり)には、精進食材を使って肉や魚などに見立てる“もどき料理”があります。普段は事前予約をすれば普茶料理を味わえますが、せっかくならご自身で作ってみませんか。

お料理教室で講師を務めるのは、萬福寺の普茶料理を手がける“僧”料理長、秦和尚。通常非公開の斎堂(重文)で、鰻の蒲焼に見立てた「うなぎもどき丼」と、隠元禅師にゆかりのある「寒天」と季節の果物を使ったデザートを作ります。次回の開催は、2024年5月25日(土)・26日(日)※。当日は「黄檗エンジョイフェスタ2024 in 萬福寺」が開催され、人気店のパンが勢揃いするほかマルシェやステージ企画など、お楽しみがいっぱい! ぜひあわせて満喫してくださいね。

※「まんぷくじ お料理教室」は6月以降の夏季は休止となり、秋頃から再開予定です。

■まんぷくじ お料理教室
【日程】2024年5月25日(土)・26日(日)
    午前の部10:30~/午後の部14:00~(所要時間約1時間30分)
【料金】1,800円※拝観料(500円)別途要
【場所】萬福寺 斎堂 詳細情報はこちら
【電話】0774-32-3900
【アクセス】JR奈良線「黄檗駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.obakusan.or.jp/

⇒詳細・申込みはこちらをチェック!
※掲載内容は2024年5月15日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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