
東福寺 光明院(見頃のイメージ)
現在展開中の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台は東福寺。“深紅の雲海”に浮かぶ通天橋のポスターに惹かれ、「この秋、行ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。本格的な紅葉シーズンを前に、今回は東福寺と周辺の塔頭をめぐる秋のおすすめ散策コースをご紹介します。
\2025年秋「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン特設サイト/
塔頭めぐりで東福寺を満喫!
塔頭とは、お寺の本山の周辺にたたずむ子院のこと。臨済宗東福寺派の大本山 東福寺には、25の塔頭があります。そのほとんどが非公開ですが、紅葉シーズンには多くの寺院の門が開かれ、特別拝観が行われます。紅葉はもちろん、普段はお目にかかれない仏像や庭園を拝見したり、お寺でランチを味わったり、さまざまな楽しみが待ち受けているのも嬉しいポイント。せっかくなら、東福寺界隈でじっくり過ごしてみませんか。
「京都駅」からは、JRと徒歩をあわせて約15分。アクセス便利な場所に位置し、日帰り旅にもおすすめです。
\さらに塔頭を知るなら!/
⇒「京都 塔頭をめぐる旅 東福寺編」はこちら
「京都駅」からは、JRと徒歩をあわせて約15分。アクセス便利な場所に位置し、日帰り旅にもおすすめです。
\さらに塔頭を知るなら!/
⇒「京都 塔頭をめぐる旅 東福寺編」はこちら
【光明院】紅葉&初公開の襖絵を鑑賞
はじめに、通年公開されている塔頭のひとつで、7時頃に開門する光明院へ。昭和を代表する作庭家 重森三玲が手掛けた「波心庭」が広がり、苔と白砂の調和が美しいことから「虹の苔寺」とも呼ばれています。紅葉がお庭を優しく包み込み、本堂や書院、奥茶室など、さまざまな場所から楽しめるのが魅力。丸い吉野窓から眺める光景もまた趣があります。朝の静寂のなか、ゆったり過ごしてみてはいかがでしょう。
四季折々に行われる、多彩なアーティストの作品展示も見どころです。現在は、若手日本画家 丹羽優太さんの襖絵が書院2階(通常非公開)で公開中! 2022年から3年にわたり光明院に住み込みながら描かれ、今春完成したばかりの作品です。32面におよぶ初公開の襖絵をじっくりご覧ください。書院2階からの紅葉風景もお楽しみに♪
\襖絵の「達磨大師」をモチーフにしたオリジナル御朱印付きプランもあります!/
⇒「【光明院×そうだ 京都、行こう。】オリジナルデザインの御朱印授与」の詳細・申込みはこちら
\襖絵の「達磨大師」をモチーフにしたオリジナル御朱印付きプランもあります!/
⇒「【光明院×そうだ 京都、行こう。】オリジナルデザインの御朱印授与」の詳細・申込みはこちら

書院2階特別拝観期間中は、特別な拝観券をいただけます
⇒光明院の紅葉情報はこちら
■光明院
【拝観時間】7:00頃~日没
【拝観料】500円 ※書院2階特別拝観期間(2025年10月31日~11月30日)は1,000円
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」下車徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://komyoin.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/komyoin/
■光明院
【拝観時間】7:00頃~日没
【拝観料】500円 ※書院2階特別拝観期間(2025年10月31日~11月30日)は1,000円
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」下車徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://komyoin.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/komyoin/
【東福寺】あの“深紅の雲海”がお出迎え
続いては、今回のハイライトとなる京都屈指の紅葉名所、東福寺。見頃の時季は1日を通して混雑必至のため、できるだけ早く訪れるのがおすすめ。渓谷「洗玉澗」を埋め尽くすモミジは約2,000本ともいわれ、橋から眺める“深紅の雲海”は圧巻です! 通天橋・開山堂エリアのほか本坊庭園や三門(国宝)の特別公開など、見どころが多く、90分は時間をみておきたいところ。
看楓特別拝観期間中(2025年11月15日~12月7日)は8時30分から拝観できますが、JR東海の「早朝貸切拝観」プランに申し込むと7時30分から通天橋・開山堂エリアに入場いただけます。「早朝貸切拝観」を満喫して光明院へ、というルートもおすすめです。
⇒東福寺の紅葉情報はこちら
⇒東福寺の見どころガイドはこちら
■東福寺
【拝観時間】9:00~16:30(受付終了16:00)
※11月15日~12月7日は8:30~、12月8日~3月は16:00まで(受付終了15:30)
【拝観料】通天橋・開山堂600円(11月15日~12月7日は1,000円)
本坊庭園500円
共通券拝観券1,000円(通天橋・開山堂、本坊庭園 ※11月15日~12月7日を除く)
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://tofukuji.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tofukuji_zen_temple
看楓特別拝観期間中(2025年11月15日~12月7日)は8時30分から拝観できますが、JR東海の「早朝貸切拝観」プランに申し込むと7時30分から通天橋・開山堂エリアに入場いただけます。「早朝貸切拝観」を満喫して光明院へ、というルートもおすすめです。
⇒東福寺の紅葉情報はこちら
⇒東福寺の見どころガイドはこちら
■東福寺
【拝観時間】9:00~16:30(受付終了16:00)
※11月15日~12月7日は8:30~、12月8日~3月は16:00まで(受付終了15:30)
【拝観料】通天橋・開山堂600円(11月15日~12月7日は1,000円)
本坊庭園500円
共通券拝観券1,000円(通天橋・開山堂、本坊庭園 ※11月15日~12月7日を除く)
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://tofukuji.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tofukuji_zen_temple
【栗棘庵】紅葉を愛でながらランチタイム
光明院、東福寺を楽しんだら、そろそろランチタイムです♪
「どのお店に行こうかな…」と悩むところですが、おすすめは塔頭の栗棘庵(りっきょくあん)。非公開寺院ですが、じつは、例年10月最終土曜日から12月初旬の期間限定で、京料理「髙澤」の暖簾が掛かるのです。東福寺近くにお店を構える「髙澤」の出店はなんと25年以上にわたり、紅葉を愛でながらゆっくりお食事ができるとあって、リピーターの方も多いそう。
「どのお店に行こうかな…」と悩むところですが、おすすめは塔頭の栗棘庵(りっきょくあん)。非公開寺院ですが、じつは、例年10月最終土曜日から12月初旬の期間限定で、京料理「髙澤」の暖簾が掛かるのです。東福寺近くにお店を構える「髙澤」の出店はなんと25年以上にわたり、紅葉を愛でながらゆっくりお食事ができるとあって、リピーターの方も多いそう。
気になるメニューは、華やかな「紅葉弁当」。サワラの幽庵焼や粟麩田楽、湯葉、合鴨ロース、だし巻き、鯛の道明寺など多彩な料理がお重に詰められています。可愛いモミジのモチーフが散りばめられ、紅葉気分もアップ♪ デザートには、京都のお麩の老舗「半兵衛麩」の麩まんじゅうをどうぞ。
予約無しでも入店できますが、売り切れ次第終了となりますので事前予約がおすすめ。旅行日程が決まったら、早めに予約をしておくとスムーズです。
予約無しでも入店できますが、売り切れ次第終了となりますので事前予約がおすすめ。旅行日程が決まったら、早めに予約をしておくとスムーズです。
■栗棘庵(京料理 髙澤)の「紅葉弁当」
【日程】2025年10月25日(土)~12月7日(日) ※予定
11:00~15:00(入店14:30) ※売り切れ次第終了
【料金】4,000円(税・サ込)
【場所】栗棘庵
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約8分 Google map
【予約】075-561-6238(京料理 髙澤 本店)
【日程】2025年10月25日(土)~12月7日(日) ※予定
11:00~15:00(入店14:30) ※売り切れ次第終了
【料金】4,000円(税・サ込)
【場所】栗棘庵
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約8分 Google map
【予約】075-561-6238(京料理 髙澤 本店)
【勝林寺】花手水の寺で、秘仏を特別公開
お腹が満たされたら、東福寺の鬼門を守護する勝林寺を訪ねましょう。一年を通してカラフルな“花手水”が人気のお寺で、秋には美と幸運の神様・吉祥天が宿るという「吉祥紅葉」が境内を染め上げます。
「秋の特別拝観」では秘仏の御本尊 毘沙門天立像や吉祥天像、善膩師(ぜんにし)童子像を御開帳。仏像と聞くと難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、分かりやすいご案内付きなので安心です。期間中は和傘や花の手水鉢が並び、華やかな境内に。お気に入りの撮影ポイントを探すのも楽しいひとときです。
■秋の特別拝観
【日程】2025年11月15日(土)~12月7日(日)
10:00~16:30(受付終了16:00)
【料金】700円(寺宝の説明付き)
【場所】勝林寺 詳細情報はこちら
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】https://shourin-ji.org/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto_shourinji/
■秋の特別拝観
【日程】2025年11月15日(土)~12月7日(日)
10:00~16:30(受付終了16:00)
【料金】700円(寺宝の説明付き)
【場所】勝林寺 詳細情報はこちら
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】https://shourin-ji.org/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto_shourinji/
【天得院】紅葉庭園を前に、抹茶でひとやすみ
東福寺の日下門前に位置するのは天得院。通常非公開ですが、桔梗と紅葉シーズンのみ特別拝観が行われています。桃山時代作庭と伝わる枯山水庭園が広がり、秋は、紅葉と瑞々しい杉苔のコントラストが美しい。晩秋、苔の絨毯に舞い散る紅葉も風情があります。抹茶でほっとひと息つきながら、庭園鑑賞をどうぞ。

紅葉ライトアップ(見頃のイメージ)
夜には紅葉ライトアップが行われます。昼夜入替制のスポットが多いなか、天得院は嬉しいことに日中から滞在可能。16時頃よりライトアップされ、夕暮れから夜にかけて刻一刻と表情を変えるお庭を眺めながら1日を締めくくるのもおすすめです。
写真:Photographer MASAYUKI KITANO
■秋の特別拝観
【日程】2025年11月15日(土)~12月7日(日)
9:00~20:30(受付終了20:00) ※16:00頃からライトアップ
【料金】600円、抹茶800円(16:30まで※無くなり次第終了)
【場所】天得院 詳細情報はこちら
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://tentokuin.jp
\今だけの京都を、3つの体験で/
日にち限定で「茶道体験(経験者の略手前)」「芸舞妓の伝統舞鑑賞」「茶道体験(芸舞妓お手前鑑賞つき)」(予約制、有料)をお楽しみいただけます。詳細・予約はこちら。(予約がなくても、当日の空き状況によりご案内可能です)主催:山本企画
【開催日】2025年11月22日(土)~24日(月・振休)・29日(土)・30日
写真:Photographer MASAYUKI KITANO
■秋の特別拝観
【日程】2025年11月15日(土)~12月7日(日)
9:00~20:30(受付終了20:00) ※16:00頃からライトアップ
【料金】600円、抹茶800円(16:30まで※無くなり次第終了)
【場所】天得院 詳細情報はこちら
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://tentokuin.jp
\今だけの京都を、3つの体験で/
日にち限定で「茶道体験(経験者の略手前)」「芸舞妓の伝統舞鑑賞」「茶道体験(芸舞妓お手前鑑賞つき)」(予約制、有料)をお楽しみいただけます。詳細・予約はこちら。(予約がなくても、当日の空き状況によりご案内可能です)主催:山本企画
【開催日】2025年11月22日(土)~24日(月・振休)・29日(土)・30日
「東福寺塔頭めぐりクーポン」も販売中!

JR東海では、便利な「東福寺 塔頭めぐりクーポン」を販売中です。記事内でご紹介した光明院や勝林寺、天得院など8つの対象寺院の拝観または周辺の対象カフェで利用できるチケットが計3枚付いています。期間限定で出店される「茶房 前田」(東福寺境内・天得院)、「BAIKAL Café」(天得院)でも利用できますので、ひとやすみにもご活用ください。
⇒「東福寺 塔頭めぐりクーポン」の詳細・申込みはこちら
【設定期間】2025年10月1日(水)~12月14日(日)
※ご利用可能日および必要なチケット枚数は、各寺院・店舗により異なります
*****
ほかにも、偃月橋(えんげつきょう)付近に位置する龍吟庵や即宗院、お庭を前に抹茶がいただける一華院、可愛らしいお地蔵さんが並ぶ霊源院など、さまざまな塔頭で「秋の特別拝観」が行われます。門が開かれ看板が出ていたら、ぜひ気軽にお参りしてみてください。思わず、お気に入りのお寺がみつかるかもしれません♪
⇒「東福寺 塔頭めぐりクーポン」の詳細・申込みはこちら
【設定期間】2025年10月1日(水)~12月14日(日)
※ご利用可能日および必要なチケット枚数は、各寺院・店舗により異なります
*****
ほかにも、偃月橋(えんげつきょう)付近に位置する龍吟庵や即宗院、お庭を前に抹茶がいただける一華院、可愛らしいお地蔵さんが並ぶ霊源院など、さまざまな塔頭で「秋の特別拝観」が行われます。門が開かれ看板が出ていたら、ぜひ気軽にお参りしてみてください。思わず、お気に入りのお寺がみつかるかもしれません♪
※掲載内容は2025年11月12日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
