
御室桜
京都各所で桜が見頃を迎え、いよいよフィナーレの時が近づいています。お花見の締めくくりは、遅咲きで知られる“仁和寺の御室桜”と決めている方も多いのではないでしょうか。今年(2026)も順調に開花が進み、まもなく満開になりそうです。拝観を考えている方の参考になるように、今春ならではの仁和寺の見どころをご紹介しましょう♪
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※撮影日の表記がない桜の写真は過去に撮影したものになります
ふっくら可愛い御室桜

奥に見えるのが観音堂です
まずは御室桜についてお話を。
御室桜とは中門と観音堂の間に広がる一帯に植えられた約200本の桜の総称で、多くは「御室有明」という品種です。正保3年(1646)、伽藍が整備されたのちに植えられたと伝わり、江戸中期には桜名所としてすでに親しまれていました。

御室桜のアーチ
木の背丈が低いのが特徴で、花のアーチもご覧のように間近まで迫ります。花びらが幾重にも重なり、ふっくらと咲く様子は多くの人を魅了してやみません。
桜の時季になると苑内の奥に仮設の花見台が設けられていたのですが、なんと今年(2026)からヒノキで造られた全長約55メートルのデッキがお目見え。満開の時季にはサクラ色の海に浮かぶかのような五重塔を望めます。
JR東海では、一般拝観が始まる前に御室桜を貸切で鑑賞できるプランをご用意しています。なんと、通常非公開の金堂(国宝)にもお参りが可能! もともと京都御所の紫宸殿であった建物を、寛永18年(1641)以降に移築し、以来、仁和寺のご本尊である阿弥陀如来をお祀りしています。

あわせて鑑賞したい! 春季名宝展

霊宝館の建物は国の登録有形文化財に登録されています
仁和寺には御室桜以外にも見どころがいっぱいです。来年(2027)開館100年を迎える霊宝館では3月27日(金)から、いま話題の“寛永行幸400年”を記念した「仁和寺と江戸の文化 〜時代を超えた輝き〜」が開催されています。

仁清作『色絵瓔珞文花生』(重文)
じつは、金堂や五重塔など、今に遺る伽藍の多くは、寛永行幸を執り行った3代将軍徳川家光の許可を得て寛永~正保期に再興されました。今回の展示では再興に関わる史料や、江戸期の華やかさを感じられる寺宝が展示されています。
なかには、寛永行幸を行った後水尾天皇御筆の和歌や、寛永の三筆に数えられる松花堂昭乗が描いた可愛らしい『雀図』など、人柄が偲ばれる作品もあり、思わず見入ってしまいます。

阿弥陀如来坐像(国宝)
また、ぜひご覧いただきたいのが平安時代から鎌倉時代に造られた貴重な仏像群です。特に国宝の阿弥陀如来坐像は創建当初からの伝来とあって驚きます。霊宝館は春と秋にしか開館しませんので、ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。
■霊宝館 春季名宝展2026
「令和八年 寛永行幸四百年記念 仁和寺と江戸の文化〜時代を超えた輝き〜」
【日程】2026年3月27日(金)~5月6日(水・振休)
10:00~16:30(受付終了16:00)
※会期中、一部展示替えがあります
【休館日】月曜日 ※5月4日(月・祝)は開館
【料金】500円 ※高校生以下、無料
お花見の記念に御朱印や授与品を♪
ここからは、春ならではの御朱印や授与品についてご紹介しましょう。
繊細な切り絵御朱印「二王門に咲く春」は、御室桜やミツバツツジ、シャクナゲなど春の花が散りばめられた華やかな仕上がり。数量限定となりますので、気になる方はお早めに。
近年植樹が進められているミツバツツジをモチーフにした「紅い糸のえんむすび守り」もおすすめです。他にも、桜の花をかたどったおみくじなど、春らしい授与品が揃います。お花見の思い出に、おひとついかがですか。
※切り絵御朱印「二王門に咲く春」や授与品は、御所庭園玄関売店(9:00~16:30)で拝受できます。
ひとやすみするなら、境内にあるカフェへ!
歩き疲れたら、観音堂の西隣に2023年にオープンした「NINNAJI JAXURY SPACE」でひとやすみを。もともと蔵として利用されていた建物をカフェに改装し、こだわりのドリンクやスイーツを提供しています。

宇治抹茶と団子2種 1,600円
お花見といえばお団子が欠かせません♪ 仁和寺の寺紋「二引きの桜」をイメージして作られたというお団子は、塩桜餡と抹茶桜餡の2種類があります。昨年(2025)春限定で提供したところ、あまりの人気に通年メニューになったそうです。桜の塩味がほど良く、写真映えもバッチリ。
お店の外には床几席もありますので、天気の良い日は御室桜を眺めながら一服できますよ。
■NINNAJI JAXURY SPACE
【営業時間】10:00~16:30
【定休日】不定休
【公式Instagram】https://www.instagram.com/jaxury_space_official_jp/
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境内が広く、見どころも多いため、時間に余裕を持っての拝観がおすすめです。仁和寺でたっぷりと春を満喫してくださいね♪
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)
※12~2月は~16:30(受付終了16:00)
※御室花まつり期間中(3/27~5/6)は8:30~17:30(受付終了17:00)
【拝観料】御所庭園800円、御室花まつり 特別入山料800円 ※高校生以下、無料
【アクセス】市バス「御室仁和寺」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://ninnaji.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/ninnajitemple/
※掲載内容は2026年4月6日時点の情報です。最新情報は掲載先へご確認ください。
