真如堂

「そう京」編集部・紅葉トーク 2019年最終回

2019年京都の紅葉も、いよいよ閉幕。本日、12月9日（月）をもって「京都紅葉情報2019」も更新終了となります。

かりー 「ああ、モミジが散っていく･･･ 寂しい～･･･」
みさご 「終わってみれば、今年の紅葉はあっという間でした」
とらみ 「もうちょっと長く続くのかな？ と思ったけれど、例年通りの見頃終了やったね。“秋から冬へのバトンタッチはずらしません！”という自然の意図を感じるわ（笑）」

今年、皆さんはどんな紅葉に出会われましたか？ 思い出に残ったのは、どんな景色だったでしょうか。「そう京」編集部スタッフが今年の紅葉を語り合う、2019年最後の「紅葉トーク」スタートです！

★「京都紅葉情報2019」は、12月9日（月）をもちまして更新を終了します。12月下旬以降に、「そう京」スタッフがセレクトした「2019年のベストショット」を掲載予定です。

【Topic 1】「色づいた！」喜びが大きかった2019年

神護寺（撮影日：2019年11月14日）

かりー 「思い返せば、今年の『京都紅葉情報』が更新をはじめたのは、10月21日。そこから、紅葉トーク1回目がはじまる11月8日まで、なかなか色づかなくて心配しました･･･」
みさご 「1回目の紅葉トークも、今思えば青葉が多い写真ばかり･･･（苦笑）」
とらみ 「ようやく14日になって、神護寺の石段が色づいてきたときには、嬉しかったわ～」
オパン 「編集部内が、“キター！”ってざわつきましたよね♪」

永観堂（撮影日：2019年【左上】11月8日【右上】11月26日【左下】11月29日【右下】12月6日）

とらみ 「そんななか、今年も圧巻だったのは永観堂。さすが“もみじの永観堂”だけあって、早くに色づき遅くまで見頃が続いて、12月に入れば庭園一面が赤い絨毯に覆われ･･･ こんなに秋を満喫できるスポットは、やっぱり他にないよね」
かりー 「色づいてからも、どんどん色味を深めて、落葉せずに真っ赤になる姿に驚きました！」

⇒神護寺の紅葉情報はこちら
⇒永観堂の紅葉情報はこちら

【Topic 2】新参入＆復活の紅葉スポットが魅せてくれました！
二条城・妙顕寺・大徳寺 高桐院

二条城（撮影日：2019年11月26日）

とらみ 「今年は、新しく紅葉情報に参入したスポットが2つあったんやけど、そのどちらもキレイやったわ～」
みさご 「どんな風に色づくのかな？ と思いましたが、両スポットともモミジが多く、11月下旬から12月にかけて一気に真っ赤になりましたよね」
とらみ 「二条城は、天守閣跡から見下ろす城内の景色がお気に入りやった。汚れた心も洗われるようやったわ･･･」

妙顕寺（撮影日：2019年12月3日）

みさご 「妙顕寺も、キレイでしたね～。四海唱導の庭が絵になりました。散った後の、枯山水とのコントラストがとてもステキで」
とらみ 「私は、本堂前参道の両側に一直線に並んだ紅葉や、本堂横のこれまた一直線の紅葉が好きやった。特に、本堂廊下から見るのが一番お気に入り♪」

大徳寺 高桐院（撮影日：2019年11月21日）

オパン 「新規ではないですが、3年ぶりに紅葉情報に復活した大徳寺 高桐院も印象に残っています」
かりー 「本堂前のお庭や参道がどんどん赤く色づいてくると、“そうそう、この風景！”と嬉しくなって･･･ キレイに色づいてよかったです」

⇒二条城の紅葉情報はこちら
⇒妙顕寺の紅葉情報はこちら
⇒大徳寺 高桐院の紅葉情報はこちら

【Topic 3】“見下ろす紅葉”に大注目でした！

善峯寺（撮影日2019年11月22日）

みさご 「とらみさんがイチ押ししていた、“見下ろす紅葉”。今年はどこも見ごたえがありましたね」
オパン 「私も善峯寺で見下ろしてきました！ 景色はもちろん、境内が広いだけにそこまで混雑なくもみじ狩りができるのも嬉しかったです。山々の紅葉も色とりどり。場所を変えながら2時間以上も滞在してしまいました♪」

東福寺（撮影日：2019年11月29日）

とらみ 「今年は全体的に色づきが良かったよね。真っ赤になった紅葉を見下ろすのがとてもいい眺め。東福寺もきれいやったわ～。“春より秋を選んだお寺です”との1997年『そう京』秋ポスターのキャッチコピー通り、圧巻。特に今年は方丈から見る通天橋横の紅葉がお気に入りでした」
みさご 「“見上げる紅葉”もいいものですが、“見下ろす紅葉”もまた格別♪ 楽しみ方の幅が広いのが、紅葉が愛される理由かもしれませんね」

⇒善峯寺の紅葉情報はこちら
⇒東福寺の紅葉情報はこちら

【Topic 4】“赤さ”にびっくり！ 驚きの「赤」をご覧ください！

清水寺（撮影日：2019年11月26日）

みさご 「2018年は紅葉の“グラデーション”が印象的でしたが、今年の紅葉で一番印象に残ったのが“赤さ”。どのスポットも、燃えるように赤かったよね」
かりー 「色づいて、ちょっとくすんできたかなぁと思っていたら、その後真っ赤になるんです！ 終わりかなぁと思っても色づきが増すので、“見頃”から”散り始め”にマークを変えるのが難しかった（笑）」
とらみ 「“あ、まだ散らなかった！”と思って、慌てたことも（笑） でも、真っ赤に色づいた紅葉はやっぱり見ごたえがあるよね。キレイな色づきを目の前で見ると、心震えるわ～」

毘沙門堂（撮影日：2019年11月26日）

みさご 「真っ赤といえば、私は毘沙門堂。弁天堂の周りが、どんどん真っ赤になっていくから驚きました」
とらみ 「モミジだけじゃなく、ドウダンツツジの赤さもすごいよね。本堂の朱色と合わさって、まぶしいほどに赤い」
みさご 「この真っ赤さを見ると、秋を満喫した気分になります♪」

⇒清水寺の紅葉情報はこちら
⇒毘沙門堂の紅葉情報はこちら

【Topic 5】2019年の主役は、やっぱりこちら！ 真如堂＆金戒光明寺

真如堂（撮影日：2019年11月19日）

とらみ 「私たちにとって、2019年の主役といえば、キャンペーン寺院の真如堂と金戒光明寺やね」
カツオ 「朝も昼も夕方も夜も、今年は通い詰めて真如堂の紅葉を見てきました。旅行プラン用の特別企画として実施したライトアップもすばらしいものでしたが、私のおすすめは、朝。紅葉の美しさだけではなく、朝日差しこむ早朝の境内の雰囲気が良かったです」
オパン 「私は夕方も好きでした。夕日に照らされる紅葉がとても美しく、この秋忘れられない光景となりました。三重塔と本堂、参道に、オレンジ色と赤色の取り合わせが美しく、“京都の秋の夕暮れ、すごい”とひとり感動しました」

金戒光明寺（撮影日：2019年11月24日）

みさご 「金戒光明寺も印象深い･･･ 紅葉はもちろん、圧巻は夕暮れ時。今年はキャンペーンに連動して、参加者限定で“山門から夕暮れを眺める特別企画”を実施しましたが、本当に美しい夕焼け空で･･･ 法然上人が見たという夕暮れも、こんなに美しかったのかな、と思いめぐらしました」
とらみ 「今年は、ほぼ毎週末お天気に恵まれて、夕焼けもきれいに見られる日が多かったよね」
かりー 「秋は夕暮れ。この景色を前に、“急いで帰る理由は見つからない”、です♪」

＊＊＊
みさご 「いや～、終わりましたね！」
かりー 「早かったですね～」
オパン 「でも、今年もたくさんの紅葉を見ることができました♪」
とらみ 「いつも、始まる前は“キレイに色づくかな？”と心配になるんやけど、今年も無事、美しい京都の紅葉を皆さまにお届けできて良かった！」
カツオ 「真っ赤な季節はしばらくお預け。これから冬は、モノクロームの京都をお楽しみください♪」

スタッフ一同 「それでは皆さん、また来年の紅葉をお楽しみに～！」