地元スタッフ太鼓判! 愛すべき、京都の「おうどん屋」さん♪

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「そう京」スタッフが気になる京都のラーメン屋さんに続き、今回はスタッフが愛する「京都のおうどん屋」さんの登場です♪ 私たちにとって、「京都のおうどん」は、とっても特別な存在。鰹と昆布の出汁がきいたおつゆに、やわやわ(柔らかい)の麺。二日と明けず「あ~、食べたい!」と無性に恋しくなり、町に出るときには必ずおうどん屋さんを探してしまうほど。そして、京都には、そんな私たちを受け入れてくれる、たくさんのおうどん屋さんがあります。

お昼ごはんや夕ごはん、飲み会後、二日酔いや体調不良の時にも、いつでもそばにいてくれる(いないときには探しに行く)、「京都のおうどん屋さん」。私たちの心をつかんで離さない、愛すべきお店の中からピックアップしてご紹介します!


「そう京」スタッフにとっては、もはや殿堂入り!?
六条新町 【招福亭】


みさご 「“好きなうどん屋さんはどこ?”と聞いたとき、ほぼすべての『そう京』スタッフが口にしたのが、六条新町にある招福亭。まさに、私たちにとっての“ベスト・オブ・京都のおうどん屋さん”です! 数年前にリニューアルし、客席数が増えましたが、今も変わらず“庶民派京うどん”の味を守り続けていらっしゃいます」


2

たぬきうどん 650円、かやく飯250円


かりー 「私が必ずオーダーするのは、“あまきつね”! いつも、何にしよう・・・ と一応は悩むのですが、結局“あまきつね”一択です。甘いおあげとお出汁のハーモニーが堪らないんですよね~♪ 寒い冬には、あんかけの“たぬき”に浮気します。アツアツで身体の芯から温まりますよ」


3

カツ丼 そばorうどんセット 1,100円


みさご 「私は、“麺とごはんのセット”にするのが好き~。名物の“茶そばとかやくごはん”とか、“カツ丼とかけうどん”とか。・・・ちなみに、“そば”はすべて“茶そば”になります。お出汁がとにかく美味しいから、丼物も美味しくて。かりーさんと同じく、また来たらいいのに悩みます(笑)」
とらみ 「私も同じ事を思ってた(笑) おうどんはもちろんやけど、ごはんメニューが魅力的すぎて。必ずお腹をぺこぺこに空かせて、おうどんも丼も楽しめる、最適な状態にしてお店に伺っています! 今年も必ず伺いますね~♪」

■招福亭
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】不定休
【電話】075-351-6111
【アクセス】地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約7分 Google map


殿堂入りのおうどん屋さん、実はまだまだあります!


とらみ 「私たちにとって“うどんの名店”といえば、この“招福亭”。それから岡崎の“日の出うどん”、五条坂の“辨慶うどん”、烏丸丸太町近くにある“やっこ”などがテッパンやね。皆が好きすぎて、話が止まらない」


4

日の出うどん あげきざみカレーうどん 950円、ライス(小)150円


オパン 「日の出うどん! 私は“甘あげカレーうどん”派です! 大きな甘いおあげさんと、とろみのあるルウとの相性抜群♡ ルウの辛さが選べるのも嬉しいですよね~」
かりー 「私も同じく“甘あげ”トッピング派」
みさご 「私は“あげきざみカレー”派。辛さは辛口、中華めんで、白ごはん付き!」
とらみ 「私も“あげきざみ”派~。・・・と、このように、いつまでも語っていたくなるのが、殿堂入りのおうどん屋さんです」
オパン 「辨慶うどんなら、わたしは辛いきんぴらが・・・!」
みさご 「語り尽くせません(笑) 皆さんはどのメニューがお好みでしょうか♪」

⇒日の出うどんの詳細はこちら

⇒辨慶 東山店の詳細はこちら

\“やっこ”も登場/
⇒【グルメ】私の定番! 京都“ローカル飯”はなに?? <麺類編>
 

麺とお出汁が奏でる、“これぞ京都”のハーモニー
荒神口 【天狗】


5

きざみきつね 660円、小玉子丼 350円


みさご 「府立医大のそば、荒神口にある天狗は、以前、近くに住んでいたときに何度か通ったお店なのですが、“町のおうどん屋さん”という雰囲気がとっても好きでした。庶民派のお店とはいえ、お出汁をしっかり取られているから、おつゆが美味しい! 自家製の麺は柔らかく、“京都のおうどん”が好きな方にとっては間違いのない味だと思います」
とらみ 「私の王道は、“きざみあげのおうどん”にごはんをプラスするスタイル。今日は小玉子丼のセットにしてみました♪ 刻んだあげに斜め切りの九条ねぎ、やわやわのおうどん。う~ん、これぞ“京都のおうどん”です!!」

6

大人の牛肉カレー(カレー粉増 出汁豊 辛口濃厚)950円、小ごはん100円


みさご 「こちらの裏人気メニューが、自家製の“ささめん”。細ストレートの中華麺で、お出汁によく合う、優しい喉ごしの麺なんです。ささめん限定メニューの“大人の牛肉カレー”は、濃くて辛いお出汁に、柔らかなささめんが絡んで、箸が止まらなくなります。あっというまにおつゆまで飲み干してしまい、我ながら驚きました。ささめん限定メニューが増えていたので、これからさらに注目したいと思います♪」

■天狗
【営業時間】11:30~14:00、17:30~20:00(祝日は昼のみ営業)
【定休日】日曜日
【電話】075-231-1089
【アクセス】市バス「荒神口」バス停から徒歩約2分 Google map


つやつや、モッチモチ♪ 京都さぬきうどん界の名店!
伏見・深草 【本格手打うどん 大河】


7

大河盛ぶっかけ(とり、海老、ちくわを全部乗せ) 1,230円、おやこめし 380円
※写真は麺少なめです


みさご 「ずっと気になっていた、伏見・藤森にある、手打ちうどんのお店・大河。週末になると行列ができてなかなか行けなかったのですが、ついに先日訪れることができました!

讃岐の製麺所で修行されたマスターが営む“さぬきうどん”のお店なのですが、京都の好みに合わせて麺を柔らかめにされているそう。私は冷たい“大河盛ぶっかけ”に、“おやこめし(とり天温玉のミニ丼)”のガッツリ系をオーダー。ここのおうどんはお店で製麺されていて、とっても長いのが特徴。冷たい麺にすると、さぬきうどんらしいコシが出て、長い麺を噛めば噛むほどに旨みをしっかり感じられました♪ うどんは、並でも一般的なお店の1.2倍。“麺少なめ”もできるので、ご安心を♪」

8

年明けうどん2020‘ 1,380円 ※1月2週目頃までの提供です


とらみ 「私は、“本日のおすすめセット”をチョイス。普段は日替わりメニューになるそうやけど、この時季は毎年“年明けうどん”が登場。えび天・あげもち・わかめなど具だくさんの温かいおうどんに、3種類から選べるごはんがついたセットで、年の初めにいただくと“無病息災”になるとか!? お出汁は鰹と昆布の京都らしいマイルドな味わい。温かいおつゆのときは、おうどんも柔らかめで、硬めのおうどんが苦手な私も好きなタイプやったよ♪ ・・・写真ではボリュームが少なそうに見えるけど、丼が深くて麺たっぷり、食べ応え抜群でした!」
みさご 「週末だけでなく、平日のお昼にも行列ができてしまうので、訪れるときには、少し外した時間に訪ねてみてくださいね♪」

■本格手打うどん 大河
【営業時間】11:00~14:30頃、18:00~20:30(共にラストオーダー) ※月曜日は昼のみ営業
【定休日】月曜日の夜、火曜日
【電話】075-641-4877
【アクセス】京阪本線「藤森駅」から徒歩約7分、地下鉄烏丸線「竹田駅」から徒歩約10分 Google map
【公式Facebook】https://www.facebook.com/本格手打うどん-大河-340758859299233/


昔ながらの“京の味”。花街の心温まるおうどん屋さん
北野 【京・北野上七軒 ふた葉】


9

きつねうどん 650円、御飯300円


とらみ 「“うどん大好き”な私ですが、京都に来て最初に食べたのが、ここ、上七軒のふた葉でした。当時は京都のおうどんに馴染みがなかったから、初めて食べたときには、“あまっ!!!”と驚き・・・ でもそれが出汁の旨みだと知って、それから“京都のおうどん”がやみつきに。こんなに好きになるとは思わなかったけど(笑) 今も北野天満宮にお参りに来たときには必ず立ち寄る、私にとって欠かせないお店です」


10

のっぺい 800円、御飯300円


みさご 「ふた葉というと、“京都のうどんの謎 たぬきは化ける!?”の記事を思い出します。“しっぽく”のおだしがあんかけに変わると“のっぺい”になる。京都に来て最初の頃、私も『不思議な名前・・・』と思っていたので、合点がいきました。ということで、今回は“のっぺい”をいただきます♪ 煮椎茸やかまぼこ、ほうれん草と、具は素朴なのに、この上品な佇まい! とろみのついたおつゆが絶妙なバランスで、濃厚な旨みが口の中に広がります♪ おろしショウガがきいていて、温まりますよ~♡」

■京・北野上七軒 ふた葉
【営業時間】11:00~18:00 ※売り切れ次第終了
【定休日】水曜日 ※天神さんの縁日の日(25日)は営業。代休あり
【電話】075-461-4573
【アクセス】市バス「上七軒」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.futaba-kami7ken.com/


「老舗の味 x 遊び心」が生み出す、イノベーションうどん♪
嵐山 【自家製麺 新渡月】


11

丹波産美肌豚と半熟玉子のカレーうどん 1,400円


みさご 「以前、とらみさんと嵐山に取材に行き、たまたま入ったお店が、こちらの新渡月。以前は昭和な雰囲気のお店だったように記憶していたのに、リニューアルされていて、入ってみたら“うどん好き”の血が騒ぎました♪」
とらみ 「最初は、最近流行の大きな丼で提供されるので、“ムム・・・?”と思ってしまったんやけど(笑)、いただいてみると、しっかりとした“京都のおうどん”でビックリ!」
みさご 「創業80年。2016年にリニューアルし、無添加無化調の味を守りつつ、4代目が新しいおうどんの創作にも意欲的、とのこと。私は“丹波産美肌豚と半熟玉子のカレーうどん”をいただいたのですが、スパイシーで、麺もしっかりしていて、見た目も華やか。でも、お出汁の味がしっかりと感じられる、京の味でした♪」

12

近江黒鶏と九条ねぎのうどん 1,310円、半熟玉子の天ぷらご飯 380円


とらみ 「こちらは近江産の黒鶏と九条ねぎたっぷりの一杯。九条ねぎは、京都のおうどんにはやっぱり外せないよね♪ 無化調のお出汁に鶏の旨みが加わって、シンプルながらも深い味。そして、うどんは細め。柔らかすぎない、つるつるとした滑らかさが楽しめる自家製麺で、シャキシャキした九条ネギの食感が、いいアクセントになっていましたよ」
みさご 「お腹が満たされたら、観光へGO! 渡月橋天龍寺といった観光名所がすぐ目の前、というのも嬉しいですね!」

■自家製麺 新渡月
【営業時間】11:00~20:30
【定休日】木曜日 ※臨時休業あり
【電話】075-882-9884
【アクセス】嵐電嵐山本線「嵐山駅」から徒歩約1分、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】https://shintogetsu.net/

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大好き、京都のおうどん屋さん。編集部スタッフの「うどん愛」が伝わったでしょうか。たくさんのお店が京都で待っていますので、皆さまも自分の好みに合う「ベスト・オブ・うどん」を探しに、ぜひ京都へお越しくださいね♪

Written by. みさご

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