この週末、楽しめそうな紅葉スポットはドコ!?(2020/11/6更新)

  • 紅葉情報
トップ

神護寺(撮影日:2020年11月6日)

「そう京」編集部・紅葉トーク 1


先週末から朝晩が冷え込み、段々と京都も秋めいてきました。「京都紅葉情報2020」(以下、紅葉情報)も順調に更新していて、ちらほらと「一部見頃」マークも登場してきました(2020年11月6日現在)。

みさご 「今週は雨が降り、気温も下がって、紅葉するにはいい条件が揃っていましたね」
とらみ 「せやね。昼と夜の気温差があるから、一気に色づきが進んだみたい。まだピークには程遠いけど、秋の雰囲気は楽しめるようになってきたんじゃないかな」

例年とは異なる状況のなかで迎える、2020年・京都の紅葉。「あの名所は今どんな状況?」「今週末行くならどこがいい?」とお悩み中の皆さまや、「おうちで京都の紅葉を見ているから現地の状況を伝えて~」という皆さまに向け、今年も「そう京」編集部「紅葉トーク」をお届けします!

\2019年の振り返り&今年の注意ポイントをチェック/
⇒【京都紅葉情報】2020年紅葉シーズン、間もなくスタート! 気になる紅葉の色づき状況は・・・?

※京都旅行の際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。

高雄(たかお)・槇ノ尾(まきのお)・栂ノ尾(とがのお)。
“三尾エリア”が見頃になってきました!


神護寺(撮影日:2020年11月6日)


かりー 「京都市内の北西部、例年一番に紅葉シーズンを迎える三尾エリアが色づいてきました!」
とらみ 「先週もお伝えしたけれど、それから一気に色づきが進みました。神護寺は金堂前の石段が良い具合に赤く染まり、今週末から紅葉狩りが楽しめそうですよ♪」

西明寺(撮影日:2020年11月6日)


みさご 「そのお隣、槇ノ尾の西明寺も、本堂や鐘楼周りが紅葉してきました。清滝川にかかる指月橋のあたりも少し色づいてきたので、秋らしい雰囲気が味わえるかも」
オパン 「清滝川といえば、今日11月6日(金)から『高雄もみじちゃん祭り2020』がスタートしました! 神護寺での“かわらけ投げ大会”も気になるところですが、私の注目は、西明寺と神護寺の間の清滝川沿いにオープンする“賑わい処”。キッチンカーも出るそうなので、紅葉を見ながらひとやすみしたいな~♪」

⇒高雄もみじちゃん祭り2020の公式ホームページはこちら

高山寺(撮影日:2020年11月6日)


かりー 「三尾の最奥となる栂ノ尾・高山寺は、例年紅葉の見頃が遅いんですが、現在も神護寺・西明寺に比べればゆっくりとした色づき具合。石水院の一部は色づいていますが、まだまだ青葉の方が多いですね」
みさご 「そういえば、先週末にはじまった『謎解きイベント』は、高山寺ゆかりのあのキャラクターが登場するんだよね?」


オパン 「そうなんです! 謎解きイベント『京の謎の旅 鳥獣戯画と三尾の秘伝』は、高山寺に伝わる絵巻物のウサギとカエルが、三尾の謎に挑むというストーリー♪ ・・・とはいえ、私もまだ未体験で・・・ キットが無くなったら終了なので、早く行かなくっちゃ!」

\高雄エリアのイベント&アクセス情報はこちらから/
⇒【京さんぽ】この秋おすすめ! 「高雄エリア」のイベント情報&アクセスをご案内!

★境内全体の色づき具合をチェック!
⇒神護寺の紅葉情報はこちら
⇒西明寺の紅葉情報はこちら
⇒高山寺の紅葉情報はこちら

今年のキーワードは「ずらし旅」。
紅葉狩りも分散化して、“一部見頃”を狙ってみては?
永観堂&南禅寺 天授庵


永観堂(撮影日:2020年11月6日)


みさご 「コロナ禍もあり、今年の紅葉狩りは人出の多さなど、心配されている方も多いでしょうね・・・」
とらみ 「社寺の中には拝観規制を設けていたり、事前予約制にしているところもあるから、注意が必要です」
かりー 「『そう京』ブログでも、時間をずらしたり定番から離れた穴場に行くなど、様々な“ずらしテクニック”をご紹介しています。紅葉ピーク前の今の時季ならば、“一部見頃”となったスポットを訪れてみるのも、3密回避に有効かも!」

永観堂(撮影日:2020年11月6日)


とらみ 「たとえば、永観堂。ひろ~い境内にたくさんのモミジが植わっているから、毎年見頃のピークが長いねん。放生池あたりは日当たりが良くて、今まさに見頃を迎えています!」
みさご 「境内全体ではまだ青葉も多いですし、ピーク時に比べれば、今はまだ拝観の方もそこまで多くはない・・・ でも、キレイな紅葉も楽しめる・・・ “一部見頃”を狙えば、紅葉狩り客の分散化にも繋がりそうですね」
オパン 「7日(土)からはライトアップも始まります。少し早めの紅葉狩りを楽しむ方は、ぜひご注目を」

南禅寺 天授庵(撮影日:2020年11月5日)


とらみ 「今週末に永観堂を訪れるなら、天授庵もぜひ立ち寄って。方丈東庭は、南禅寺のなかでも例年一番に色づくお庭で、ちょうど赤みが増してきれいな紅葉が楽しめそう」
みさご 「南禅寺の三門あたりはあまり紅葉が進んでいないんですが、そこで引き返さず、ぜひ天授庵の中までご覧になっていただきたいですね!」

★境内全体の色づき具合をチェック!
⇒永観堂の紅葉情報はこちら
⇒南禅寺 天授庵の紅葉情報はこちら
⇒南禅寺の紅葉情報はこちら

嵐山では、天龍寺が一部見頃です


天龍寺(撮影日:2020年11月4日)


かりー 「嵐山では色づき始めのスポットが並ぶなか、天龍寺の曹源池庭園(そうげんちていえん)がきれいに色づいています」
オパン 「嵐山も紅葉のピークは例年11月20日過ぎ。人出のピークもその頃になりそうですし、ちょっと早めに訪問して天龍寺の紅葉を楽しむのも、ゆったりできていいかもしれません♪」

★境内全体の色づき具合をチェック!
⇒天龍寺の紅葉情報はこちら

京田辺市の一休寺も、一部きれいに色づいています。


一休寺(撮影日:2020年11月5日)


みさご 「こちらは、京都府南部・京田辺市の一休寺。総門前や本堂前など、紅葉のメインとなるエリアはまだまだ青葉なんですが、境内の一部に色づきの早いモミジがあって、第一弾の見頃がこの週末となりそうです」
オパン 「一休寺では、11月1日(日)から15日(日)まで檜皮葺の虎丘庵(こきゅうあん)が特別拝観を事前申込み制で実施されているので、あわせて楽しまれるのもいいかもしれません♪ ぜひ“お寺カフェ”の特製アフォガートも召し上がっていただきたいな」

★境内全体の色づき具合をチェック!
⇒酬恩庵 一休寺の紅葉情報はこちら

新たな紅葉スポットが登場!!
興聖寺(こうしょうじ)&安祥寺(あんしょうじ)


みさご前回のブログで、『2020年の紅葉情報に廬山寺が加わりました!』とお伝えしたのですが、なんとさらにニューフェイスが登場しました!」
とらみ 「宇治市の興聖寺と、山科区の安祥寺。11月4日(水)から、2つのお寺が紅葉情報に登場しました~♪」

興聖寺(撮影日:2020年11月3日)


かりー 「興聖寺は、両脇にカエデが植わる参道“琴坂”が美しい、知る人ぞ知る紅葉名所。実は、京都各地に被害を出した2018年の台風により、琴坂も被害を受けられていて・・・」
とらみ 「鬱蒼とした雰囲気だったのがだいぶ明るくなってはいるけれど、立派なカエデも健在やし、新しいモミジも植樹されています。これからまた、新しい秋景色を見せてくれそうで、私もとっても楽しみにしているスポットです♪」

安祥寺(撮影日:2020年11月4日)


みさご 「そして、もうひとつのスポットが、山科区の安祥寺。小さなお堂が並ぶこぢんまりとしたお寺なんですが、かつては広大な境内を誇った古刹。京都国立博物館の1階に展示される国宝《五智如来坐像》は、元々はこのお寺の多宝塔に祀られていたんだそう!」
かりー 「通常非公開のお寺なんですが、11月22日(日)から29日(日)まで、1週間だけ特別公開が行われます! 事前予約制・人数限定の特別企画ですよ♪」
オパン山科疏水沿いに建ち、すぐ近くには紅葉名所の毘沙門堂もありますので、あわせて訪れてみてくださいね!」

⇒「安祥寺 秋の特別拝観」の詳細・ご予約はこちら

★境内全体の色づきをチェック!
⇒興聖寺の紅葉情報はこちら
⇒安祥寺の紅葉情報はこちら
⇒毘沙門堂の紅葉情報はこちら

*****

みさご 「紅葉シーズン、いよいよ幕開けですね~」
オパン 「見頃のスポットに、ニューフェイス登場と、賑やかなニュースをお届けできました♪」
とらみ 「今年はイレギュラーなことが多いから、ひょっとして“紅葉トーク”もお届けできないかなぁと思ったけれど、まずは1度目を迎えられて良かったわ」
かりー 「こうして紅葉の話題ができることだけでも幸せですよね・・・ おうちで楽しまれている方にも今の京都が伝わるように、今年はさらに気合いを入れなきゃですよ!」
とらみ 「紅葉撮影隊も3密に気をつけながら撮影を続けているので、どうぞ皆さま、今年も紅葉情報を楽しみにご覧になってくださいね」

スタッフ一同 「それでは皆さま、良い週末を!」

Written by. 「そう京」編集部

おすすめコンテンツ