京都より“冬から立春の風景”をお届け! 雪景色・石庭・節分など

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廬山寺の「追儺式鬼法楽」(撮影日:2020年2月3日)

気軽に旅行に出かけられない日が続くなか「おうちで京都を感じていただきたい!」と、これまでに撮影した“冬から立春の京都”を集めてみました。今年(2021年)の立春は2月3日(水)となりますが、まだまだ寒い日が続きます。この時季ならではの風景や歳時を眺めながら“おうちで京都旅”をお楽しみください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、京都府全域では2月7日(日)まで緊急事態措置が実施されています。京都へのご旅行は今しばらくお控えいただきますよう、ご協力をお願いいたします。収束した後、皆さまのお越しをお待ちしております。


冬だけの絶景! “雪化粧の京都”。


宝泉院(撮影日:2014年1月10日)


冬の京都は「とにかく寒い!」というイメージが強いですが、冬だからこそ出会える絶景があります。そう、“雪化粧の京都”です。白く儚い雪がお寺の伽藍やお庭、神社の社殿や鳥居にふわり舞う光景は、息をのむほどの美しさ。時間とともに去り行く景色だからこそ、感動もひとしおです。

写真は、京都市内でも雪の降る確率の高い洛北・大原エリアの宝泉院。柱と柱、そして鴨居と敷居を額に見立てて眺める“額縁庭園”でおなじみのお寺です。樹齢700年を誇る立派な五葉松にほんのり雪が積もると、“冬限定アート”に♪


上賀茂神社(撮影日:2016年1月20日)


曼殊院(撮影日:2017年1月10日)


⇒たくさんの雪景色をご紹介! 「真冬の感動体験! “雪化粧の京都”コレクション」はこちら。



冬に眺める“石庭”は美しい。


龍安寺(撮影日:2019年1月8日)


禅寺に多く見られる“石庭”。白砂や石を使い、大自然を表現するお庭だけに、鑑賞するなら桜や紅葉のない冬がベストシーズンなのだそう。昨年(2020年)の「そうだ 京都、行こう。」早春キャンペーンに登場したたくさんの「石庭」も記憶に新しいですよね。

写真は、世界的にも有名な龍安寺の石庭。土塀越しに、春には桜、初夏には青もみじ、そして秋には紅葉が彩りを添えますが、やはり、凛とした空気をまとう冬が最も“禅の世界”を感じさせてくれるように思います。


大徳寺 龍源院(撮影日:2020年2月11日)


大徳寺 瑞峯院(撮影日:2020年1月17日)


⇒たくさんの石庭を公開中! 「京都石庭めぐりガイド」はこちら。



憩いの場“鴨川”に訪れる、あの鳥たちは…


鴨川(撮影日:2020年1月21日)


ユリカモメ(撮影日:2020年1月21日)


京都市内を南北に流れる鴨川は、京都っ子の憩いの場。河川敷に等間隔に腰掛ける人々も、冬になると少なくなります。そんな季節に越冬のためやってくるのが、ユリカモメです。白く可愛い鳥たちは、日中は鴨川で過ごし、夜は比叡山を越え琵琶湖で過ごすのだそう。例年冬のはじまりから1月に見ることができる鴨川の風物詩です。



京都の“梅名所”。どちらがお好みですか?


二条城(撮影日:2020年2月17日)


この季節を代表する花といえば“梅”。品種によって見頃が異なり、1月から3月にかけて京都各地で楽しむことができます。まだまだ寒い季節のなか、芳しい香りとともに赤やピンク、白の花を咲かせる姿は、私たちに元気を与えてくれます。


北野天満宮(撮影日:2019年2月15日)


特に“京都屈指の梅名所”と言われるのが、北野天満宮。梅苑と境内に50種約1,500本の梅が植わり、「月の桂」や「黒梅」といった珍種も見られます。そのほか、城南宮の圧巻の“しだれ梅”、下鴨神社の国宝「紅白梅図屏風」のモデルになった梅など、様々な梅名所があるんですよ♪

⇒『学問の神さま「北野天満宮」の見どころ・梅情報・御朱印などをチェック!』はこちら。



城南宮(撮影日:2015年3月11日)


⇒『薫り立つ絶景スポット。しだれ梅が咲き誇る「城南宮」』はこちら。


下鴨神社(撮影日:2016年2月26日)


⇒「国宝のモデルになった梅」はこちら。



冬に咲く“桜”とは・・・


妙連寺(撮影日:2020年1月9日)


梅の後は、こころ浮き立つ桜の季節・・・ ですが、“冬に咲く桜”があるのをご存知ですか? 写真は西陣にたたずむ妙蓮寺。本堂前に植わる「御会式桜(おえしきさくら)」は、日蓮上人が入滅した10月13日頃から咲き始め、お釈迦様の誕生日の4月8日頃に満開を迎えるという珍しい桜です。散った花弁を持ち帰ると、恋が成就するともいわれているそう。



「鬼は外! 福は内!」
疫病を退散し、福を呼び込む“節分”


廬山寺(撮影日:2020年2月3日)


2月を代表する年中行事、“節分”。子供の頃、「鬼は外! 福は内!」のかけ声で豆まきをされた方も多いのではないでしょうか。節分とは季節の節目を意味し、特に冬の節分は旧暦の大晦日にあたることから、一年の厄を祓う大切な日とされてきました。今年(2021年)は暦の影響により、124年ぶりに2月2日(火)が節分の日となるそうです。



廬山寺(撮影日:2020年2月3日)


例年、全国の社寺では除災招福を祈願して「節分会」が行われますが、京都では「追儺(ついな)式」(鬼やらい)を行う社寺が多く、さまざまな鬼が登場し賑わいます。写真は、京都御苑の東側に位置する廬山寺の歴史ある「追儺式鬼法楽」。赤鬼・青鬼・黒鬼が独特の動きで登場することから「鬼おどり」とも呼ばれています。


廬山寺 鬼のお加持(撮影日:2020年2月3日)


※今年は、新型コロナウイルスの影響により廬山寺の「追儺式鬼法楽」「鬼のお加持」は中止となりました。その他、社寺でも内容の変更や中止となっている場合があります。詳細は各公式ホームページをご確認ください。



今年は、おうちで豆まきしませんか?


節分豆(三角袋)18袋・鬼のあしあと(5枚) 572円


ところで皆さん、“豆まき”の意味ってご存知ですか? 大豆には「鬼(厄)を封じ込める」という意味もあり、まくことで「鬼(厄)を退治する」ことにつながるそうです。実際に豆をまくとなると掃除も気になるところ・・・ ですが、豆菓子の老舗・豆富本舗の「三角袋豆」なら袋に入っていて安心! 今年はおうちで豆まきをしてみませんか?

豆富本舗
【営業時間】8:45〜17:00
【定休日】日曜日
【電話】075-371-2850
【アクセス】市バス「堀川七条」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.mametomi.co.jp
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。



季節限定。「鶴屋吉信」の福を呼び込む“福ハ内”!


福ハ内 13個入 3,240円


そして、福を呼び込むのにおすすめなのが、鶴屋吉信「福ハ内」。四代目のご主人が、商家の娘さんが豆まきをする微笑ましい姿を見て考案された、冬の代表銘菓です。「お多福豆」を象ったふっくらとしたフォルムが愛らしいですよね。例年12月から節分までの限定販売となり、節分の日にいただくのも良さそうです。

⇒オンラインショップはこちら(受付期間1月下旬頃まで)

鶴屋吉信
【営業時間】10:00〜17:00※時短営業中(通常は9:00〜18:00)
【定休日】1〜2月は水曜日
【電話】075-441-0105
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.tsuruyayoshinobu.jp
【公式Twitter】https://twitter.com/tsuruya1803
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi
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Written by. かりー

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