オトナ時間が楽しめる京都の茶房 「YUGEN」と「○間」

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○間

○間

近年、落ち着いた空間でお茶と甘味が楽しめる“茶房”が注目を集めています。今回はそのなかから、「YUGEN(ユウゲン)」「○間(マ)」をピックアップ。本格的なお茶と甘味のペアリングを、ゆっくりと味わうひととき。照明が絞られた雰囲気ある店内で、オトナ時間を過ごしてみてください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

【YUGEN】
洗練された茶房で、日本茶の奥深さを感じる

  • 店主の須藤さん
  • 店主の須藤さん
2018年、日本茶や抹茶ラテを味わえるティースタンドとして阪急「河原町駅」(現・京都河原町駅)近くにオープンしたYUGEN(ユウゲン)。2022年1月、京都御苑の近くに移転リニューアルされました。こちらの場所を選ばれた理由を、店主の須藤さんにお伺いしたところ、シンプルに“好きなエリア”だったからだそう。

須藤さん 「自然豊かで素敵なお店も多いですが、そこまで人が多くなく・・・ ゆっくりと時間が流れているような感覚になれる、そんなエリアです。観光地からアクセスが良いところも、決め手のひとつとなりました」
  • 木のカウンターがすらりと伸びます。
  • 好みの茶碗が選べます。
  • 木のカウンターがすらりと伸びます。
  • 好みの茶碗が選べます。
入り口の大きなガラス扉からは自然光が差し込み、店内は柔らかな印象。カウンター席のみの茶房では「苺お汁粉」や「精進胡麻団子」など、専属の職人さんが店内で手がける甘味メニューとお茶がセット(1,900円~)でいただけます。お茶は煎茶・焙じ茶・紅茶のなかから気になる1種をチョイス。どれも時季によってメニューが変わるそうなので、何度も訪れてみたくなりますね。

今回は、4月末より登場した「季節の水菓子氷汁粉とお茶」をいだたきました。お茶は、京都・和束産の煎茶「さえみどり」に。
  • 釜で湧かしたお湯でお茶を淹れていただけます。
  • 見た目の美しさと茶葉がしっかり広がることから、平急須を使用されています。
  • 釜で湧かしたお湯でお茶を淹れていただけます。
  • 見た目の美しさと茶葉がしっかり広がることから、平急須を使用されています。
カウンター中央には釜が据えられていて、目の前でお茶を淹れていただけます。ひとつひとつの所作がとても美しく、つい見とれてしまうほど。お茶は3煎目までいただけ、香りや味わいの変化を感じることができます。

茶葉は京都・和束や宇治などの生産者さんから直接買い付けたもの。お店では約20種を取り扱われているそうです。

季節の水菓子氷汁粉とお茶 2,400円

季節の水菓子氷汁粉とお茶 2,400円

「季節の水菓子氷汁粉」は、その名の通り“冷たいお汁粉”。白餡をシャリシャリの氷に和え、水菓子と寒天、白玉が添えられています。旬の味わいが楽しめる水菓子は、今月(5月)は主に、甘夏などのさっぱりとした柑橘系がいただけます。6月からは桃やビワなど、そのときどきに色々な水菓子を用意されるとのこと。

白餡には、希少な丹波産の白雪大納言小豆を使用。低温で3時間ほど炊いたあと、丁寧にきめ細かく漉して作られています。上品で優しい甘みがひんやりと広がり、キュッとしまった白玉の食感もアクセントに。見た目も涼やかで、これからの季節にぴったりです。お茶とのペアリングに心もほっと安らぎます。
店頭では抹茶や茶葉、急須などの販売も。シンプルなデザインの抹茶缶が目を引きます。ご自宅でもこだわりのお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
  • 2階
  • 2階
  • 2階
  • 2階
  • 3階
  • 3階
  • 石造の床には樹脂が施され、まるで水面を歩いているかのような不思議な感覚に。
  • 3階
  • 3階
  • 石造の床には樹脂が施され、まるで水面を歩いているかのような不思議な感覚に。
YUGENは昭和に建てられたビルを一棟まるごとリノベーションされていて、2階はテーブル席と四畳半の茶室が設けられ、金継ぎや和菓子作りなどのワークショップなどを開催。3階は「暮らしに美しいもの」をコンセプトに、須藤さんが集めた器や道具などを展示販売されています。作家さんそれぞれの奥行きが感じられる手仕事の数々。お茶と甘味を楽しんだ後にぜひご覧ください。

■YUGEN
【営業時間】11:00~18:00 ※喫茶は予約優先制
【定休日】不定休
【電話】075-708-7770
【アクセス】地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://www.yugen-kyoto.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/yugenkyoto/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/yugen_kyoto/

【○間】
和と洋が織り成す、レトロモダンなお茶のひととき

京都駅からもアクセスしやすい東寺近くに、2019年オープンした○間。“○”は“空”という意味で、“○間”で空間となり、「関わる人によって、いろいろな空間になれるように」と名付けられたそう。
  • 壁には様々な建具が。まるで映画やドラマのセットのようです。 
  • 店内にはカウンター席とテーブル席があります。
  • 壁には様々な建具が。まるで映画やドラマのセットのようです。 
  • 店内にはカウンター席とテーブル席があります。
元炭問屋、質屋として使われていた築100年ほどの町家をセルフリノベーションされていて、和と洋が混ざったレトロモダンな空間となっています。メニューは、お茶の味を比べる「茶味比べ」(3種2,750円)や、茶道の茶事をベースにしたコース「○間のCHAJI-昼-」(5,500円、11時スタート)とお茶とお菓子のペアリングを楽しめる「○間のCHAJI-茶菓-」(3,300円、14時スタート)があり、今回は茶菓のコースをいただきました。
「○間のCHAJI-茶菓-」では、お茶3種とお菓子3品がいただけます。それぞれお茶に合うようにお菓子を考案されていて、時季によりメニューも変更。バーのようなカウンター席の目の前でお茶を淹れていただけます。

まずは、茎ほうじ茶に希少な和薄荷を入れた水出しのブレンド茶をいただきました。ワイングラスで提供され、香りも引き立ちます。お菓子は、甘酸っぱいベリーソースの上にほうじ茶のカスタードクリーム、さらにその上にたっぷりとほうじ茶パウダーが。濃厚なほうじ茶スイーツに、和薄荷のスッと軽やかなほうじ茶が良く合い、「これがペアリング・・・」と1種目から思わず感服してしまいました。
  • ティーデザイナーの酒井さん
  • ティーデザイナーの酒井さん
2種目は、白餡を薄くして焼いた「あんこ焼き」。上には白味噌・クリームチーズ・山椒を混ぜたクリームと、アーモンド、レーズン。お皿にまぶされた青大豆のきなこをつけていただきます。お茶は鹿児島県さつま町で採れた2021年産の煎茶「さえみどり」。片口から注がれるお茶も絵になりますね。ちなみに器は作家さんが手がけているもので、お店に在庫があれば購入することも可能です。
  • 「茶妙」
  • 残ったお茶は器でいただきます。2煎目も追加で淹れていただけます。
  • 「茶妙」
  • 残ったお茶は器でいただきます。2煎目も追加で淹れていただけます。
最後のメニューは「茶妙(さみょう)」といい、仁和寺近くにある「いと達」とのコラボ菓子。葛饅頭にお茶をかけていただく、斬新な和菓子です。葛饅頭の中にはさくら餡とりんごが入っていました(季節により替わります)。お茶は長崎県産「さみどり」の新茶です。お茶のフレッシュな味わいとほんのり甘い餡の美味しさに満たされるひととき・・・
  • お茶や器の販売をされています。
  • ノスタルジックな空間。
  • お茶や器の販売をされています。
  • ノスタルジックな空間。
コースを満喫したあとは、お茶の購入や建物を見学してみて。お茶は200種類ほど取り扱われているそうで、好みの味わいをスタッフの方に相談しながら選んでみてください。棚やガラスケースなど建物内には骨董がたくさんあり、アンティーク好きにはたまらない時間となりそうです。

■○間
【営業時間】11:00~17:00 完全予約制
【定休日】水曜日
【電話】075-748-6198
【アクセス】近鉄京都線「東寺駅」から徒歩約6分 Google map
【公式ホームページ】https://0ma.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/0ma.kyoto
※掲載内容は2022年5月30日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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