この夏の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンは、「あなたは、どの仏像から入りますか?」をテーマに、仏像・肖像彫刻にスポットを当てて展開しています。キャンペーンにちなみ、京都仏像旅をよりお楽しみいただけるよう様々な特別プランが登場中。そこで、今回は「人気イラストレーターオリジナル写仏」(要事前申込み)についてご紹介! 「そう京」スタッフの体験レポートを交えながらお届けします。
「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン
「あなたは、どの仏像から入りますか?」
「あなたは、どの仏像から入りますか?」
「人気イラストレーターオリジナル写仏」とは?
お経を書き写す「写経」に対し、仏さまのお姿を描き写すことを「写仏(しゃぶつ)」といいます。阿弥陀如来や千手観音などお寺によって様々な写仏を用意されていますが、「人気イラストレーターオリジナル写仏」では、マンガ「ツルモク独身寮」の作者・窪之内 英策先生描き下ろしの仏像・肖像彫刻イラストで写仏を体験いただけます。実施寺院は、六波羅蜜寺・隨心院・東福寺塔頭勝林寺。本企画でしか体験できないオリジナル写仏を通して、仏さまをより身近に感じてみましょう。
※「人気イラストレーターオリジナル写仏」は、事前に「EX 旅のコンテンツポータル」での申込みが必要となります。詳細・申込み方法は特設サイト「あなたは、どの仏像から入りますか?」でご確認ください。
※描き上げた写仏はお寺に奉納いただくほか、お持ち帰りいただくこともできます。
※窪之内 英策先生描き下ろしの仏像・肖像彫刻イラストの見本紙はお持ち帰りいただけます。
※「人気イラストレーターオリジナル写仏」は、事前に「EX 旅のコンテンツポータル」での申込みが必要となります。詳細・申込み方法は特設サイト「あなたは、どの仏像から入りますか?」でご確認ください。
※描き上げた写仏はお寺に奉納いただくほか、お持ち帰りいただくこともできます。
※窪之内 英策先生描き下ろしの仏像・肖像彫刻イラストの見本紙はお持ち帰りいただけます。
CM舞台の六波羅蜜寺へ
実施3寺院のなかから、「写仏を体験してみよう!」と「そう京」スタッフ3人で訪れたのは六波羅蜜寺。キャンペーンのCMやポスターにも登場している空也上人立像(重文)を所蔵するお寺です。写仏は、宝物館「令和館」の隣にある「太和亜館」で行います。
さぁ、写仏にチャレンジです!
写仏をはじめるにあたり、まずは塗香を。パウダー状にしたお香を手のひらにすり合わせることで、心身が浄められるそうです。ふわり落ち着いた香りに包まれ、だんだん気分もリラックス。写仏に向けて、心を整えます。
六波羅蜜寺で描くのは、もちろん空也上人! 文鎮で用紙を固定し、薄い色の線を筆ペンでなぞっていきます。どこから描くのだろう・・・? と思いますが、特に順番に決まりはなく自分のお好みで。用紙を上下左右に移動させながら描いても良いのだとか。私は頭部から描き始めました。
普段あまり手にしない筆ペンなので、最初は筆先が安定せず線がふらふら。緊張しながら描いていましたが、気付けばコツをつかみ、集中して描き進めていました。少しずつお姿が現れてくる空也上人にわくわく♪ うーん・・・ 首から下げた鉦鼓(しょうこ※鐘のこと)が細かくて難しい・・・
完成まであと少し。最後は口から現れる6体の阿弥陀様を描き、30分程で完成しました! 無心で描き進めていたので30分も過ぎていたことにびっくり。かなり集中できたように思います。
空也上人が3人!? 「そう京」スタッフが描き上げた写仏です
それでは、ご覧ください! 「そう京」スタッフ3人が描いた空也上人の写仏です。人によって所要時間は異なりますが、私達は30から40分程で描き上げることができました(ちなみに3人のうち2人は写仏初体験)。よく見ると、それぞれ線の太さが微妙に違い、個性がでていますよね♪ 描いた順番も、杖から、左袖から、と人によって違い、思い思いに空也上人と向き合えたようです。一方、願意はなぜかみんな一緒で、“健康”にちなんだものでした(笑)
口から現れる阿弥陀立像があまりにも印象的な空也上人。「手にしている物は何?」と問われると、すぐにイメージできる方は少ないのではないでしょうか。しかし今回の写仏を通して、鉦鼓や杖、皮衣などを描くことで、そのお姿が頭にしっかり刻まれ、写仏後に訪れた宝物館「令和館」での空也上人とのご対面が、さらに印象深いものになったように感じます。
境内に設置された「仏像音声ガイド」もわかりやすく、より詳しく空也上人について知ることができました。六波羅蜜寺に訪れた際は、ぜひ耳を傾けてみてください。
※「仏像音声ガイド」はイヤホンをしてお楽しみください。その他、ご利用についての注意事項はこちら。
境内に設置された「仏像音声ガイド」もわかりやすく、より詳しく空也上人について知ることができました。六波羅蜜寺に訪れた際は、ぜひ耳を傾けてみてください。
※「仏像音声ガイド」はイヤホンをしてお楽しみください。その他、ご利用についての注意事項はこちら。
3寺院の“オリジナル写仏”を体験しよう!
「人気イラストレーターオリジナル写仏」の日程はお寺によって異なり、六波羅蜜寺は7月22日(土)・8月26日(土)・9月30日(土)のあと3回。隨心院(写仏:如意輪観世音菩薩坐像)は6月20日(火)から9月30日(土)、東福寺塔頭勝林寺(写仏:毘沙門天立像)は7月11日(火)から9月30日(土)となります。寺院によって異なる窪之内 英策先生描き下ろしの仏像・肖像彫刻イラストも楽しみですね♪
それぞれ人数限定・事前申込み制となっているので、気になる方はお早めに特設サイト「あなたは、どの仏像から入りますか?」で詳細をチェックしてみてください。
※隨心院と東福寺塔頭勝林寺の期間が2024年3月30日(土)まで延長になりました(一部除外日あり)。
それぞれ人数限定・事前申込み制となっているので、気になる方はお早めに特設サイト「あなたは、どの仏像から入りますか?」で詳細をチェックしてみてください。
※隨心院と東福寺塔頭勝林寺の期間が2024年3月30日(土)まで延長になりました(一部除外日あり)。
<「人気イラストレーターオリジナル写仏」の各日程>
■六波羅蜜寺
【日程】2023年6月10日(土)、7月22日(土)、8月26日(土)、9月30日(土)
14:00~
■隨心院
【日程】2023年6月20日(火)~2024年3月30日(土)
10:00~、13:00~
■東福寺塔頭勝林寺
【日程】2023年7月11日(火)~2024年3月30日(土)
10:30~、13:00~
※11月10日(金)~12月4日(月)、12月31日(日)~1月4日(木)は除く
■六波羅蜜寺
【日程】2023年6月10日(土)、7月22日(土)、8月26日(土)、9月30日(土)
14:00~
■隨心院
【日程】2023年6月20日(火)~2024年3月30日(土)
10:00~、13:00~
■東福寺塔頭勝林寺
【日程】2023年7月11日(火)~2024年3月30日(土)
10:30~、13:00~
※11月10日(金)~12月4日(月)、12月31日(日)~1月4日(木)は除く
※掲載内容は2023年6月28日時点の情報です。