穴太寺(亀岡市)周辺
長く続いた“残暑”も、ようやく出口が見えてきました(少しずつではありますが・・・)。9月に入っても、なかなか暑さが和らがなかったためか、例年に比べ、初秋の花々の開花が遅れているようです。花名所の中から、4ヵ所の“いま”をお届けします!
\これから見頃を迎える“小さな秋”の情報も/
⇒「初秋の京都を彩る花名所10選」(2023年8月掲載)
\これから見頃を迎える“小さな秋”の情報も/
⇒「初秋の京都を彩る花名所10選」(2023年8月掲載)
【常林寺 萩】今年は例年に比べ・・・
賀茂川と高野川が合流する出町柳に、萩の名所として知られる常林寺は佇みます。萩は、例年9月中旬に見頃を迎えるのですが、今年は1週間ほど開花が遅れたよう。そのおかげ(?)もあってか、今も見頃が続いていました。ところで、この時季に何度か訪れたことがある方は違和感を抱かれませんか?
今年は例年に比べ、やや枝が短いようで、境内もどこかさっぱりとした印象。とはいえ、それでもこれだけの花を付けており見応えは十分! 個人的には、いつもは叶わないようなアングルで写真を撮影でき、嬉しいひと時となりました。萩の花はすぐに散ってしまうので、気になる方はお早めにお越しください。
【梨木神社 萩】“萩の宮”の名にふさわしい風景が広がっています
常林寺からは徒歩圏内、京都御苑の東に佇む梨木神社は、“萩の宮”の別名でも知られます。こちらも例年に比べゆっくりペースで萩の開花が進行中。今まさに見頃を迎えています♪
見どころとなるのが、本殿前と二ノ鳥居から本殿に至る参道の2箇所。開花時期が若干異なるのですが、現在見頃となっているのは本殿前です。見渡す限りに花に彩られています。参道も間もなく見頃を迎えそうですので、来週に入っても萩の花をじっくり楽しむことができそうです。
【穴太寺(亀岡市)周辺 彼岸花】いよいよ見頃を迎えました♪
「1日でも遅い方が良いかな・・・」と思い、29日(金)に行ってきました。先日のそう京Facebookにて、いよいよ見頃に入った亀岡市の彼岸花の光景をお届けしましたが、数日経っただけで・・・ ご覧の通り本格的な見頃に突入していました♪ 昨年を振りかえってみると、彼岸花の開花も一週間ほど遅れているようです。
この界隈(Google Map)は田園風景が広がる非常にのどかなエリア。空も高く開放的で、西に目を向けると、京都市で2番目の標高を誇る愛宕山がそびえます。
彼岸花が植わるエリアは広範で、周辺をゆっくり散策すると2時間ほどは楽しめそう。風情ある家屋や地域のお社など、彼岸花を引き立ててくれる建物もあり、写真スポットとしても人気。今週末もきっと多くの方で賑わうことでしょう。
【大原の里 コスモス・彼岸花】秋といえばこの花も見たい♪
初秋を代表する花のひとつとして欠かせないのがコスモス。三千院を筆頭に紅葉名所が点在する大原の里で開花が進んでいました。近年では品種改良も進み、意外な時期に見かけることもありますが、コスモスは夏至から冬至の間、日照時間が短い時期(夜の時間が長い時期)に開花をする「短日植物」の一種です。
コスモスが多く見られるのは、「里の駅 大原(Google Map)」周辺。この界隈をちょっと散策してみると、田園風景に鮮やかな紅を添える彼岸花の姿がそこかしこに。コスモス、彼岸花ともに、まだまだ見頃を迎えた段階ですので、もう少しの間、楽しむことできそうです♪
※掲載内容は2023年9月29日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。