
妙満寺(撮影日:2018年5月1日)
いよいよ5月になりましたね! 「大型連休の真っただなか~♪」「明日から休み!」という方、彩り豊かな京都が皆さんのお越しを待ってますよ。京都の花名所の“今”をお届けするこちらのシリーズ。今回も写真撮影大好きな私“カツオ”のおすすめスポットをご紹介します。
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【大田神社】雅やかな杜若が早くも見頃に♪

撮影日:2018年5月2日(水)
葵祭が間もなく(5/15)行われる上賀茂神社の境外摂社である大田神社。平安時代の和歌にも詠まれた“大田の沢の杜若(かきつばた)”が、早くも見頃を迎えています! 京都に詳しい方であれば、「えっ?! ホントに」と思われることでしょう。私自身も、「葵祭の少し前ぐらいが見頃」という認識をしていました… 今年の花の開花はまだまだハイスピードで進行中のようです。

撮影日:2018年5月2日(水)
さて、順調に花を付けているように見える大田神社の杜若ですが、近年は鹿の食害に悩まされ、かつてに比べると花数はずいぶん少なくなってしまいました。それでも数年前よりは“回復”しているようで、蕾もまだまだありましたので、これからどれぐらい紫の花が増えていくか期待したいですね♪ ちなみに、今でも写真撮影は十分楽しめましたよ♪
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【勧修寺】パレットのようにカラフルな氷室池

撮影日:2018年5月2日(水)
桜の季節が懐かしくも思える勧修寺(かじゅうじ)。少しずつ緑が深くなる境内では、氷室(ひむろ)池が日に日にカラフルに♪ 水面を彩る花々が見頃を迎えています!

撮影日:2018年5月2日(水)
白と紫の杜若の奥には、鮮やかさが際立つ黄菖蒲。コントラストがお見事ですね~♪ 水面から顔をのぞかせているのは睡蓮(すいれん)。勧修寺では白とピンクの花を見ることができます。杜若はまだ蕾もありましたので、天候次第では1週間ほどは見頃が続きそうです。

撮影日:2018年5月2日(水)
皆さんにぜひチャレンジしていただきたいのが「花+鯉」の写真撮影。花だけでも十分に綺麗なのですが、優雅に泳ぐ鯉が加われば、更に絵になりますよね♪ ですが… “ここ”という位置に、鯉はそう簡単には来てくれません(汗) 上手く撮影するポイントは、とにかく粘り強く待つこと! じーっくりと挑戦してみてください。
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【三室戸寺】今年も出現! 圧倒的スケールを誇るツツジの“山”!?

撮影日:2018年5月1日(火)
最近では、“ハート形のあじさい”が話題となっている宇治市にある三室戸寺(みむろとじ)。現在は平戸ツツジが見頃を迎えています。ご覧ください、このボリューム! 前回は、長岡天満宮の霧島ツツジを“壁”とご紹介しましたが、こちらは“山”とでもいうべきでしょうか。

撮影日:2018年5月1日(火)
今年の平戸ツツジは、例年に比べ1週間ほど開花が早い上に、花数はちょっと少な目。といっても、この見ごたえというわけですから、驚きですよね。平等院などがある、宇治の観光エリアからも簡単にアクセスできますので、この“絶景”をご覧になりたい方は、1日も早くお越しになることをおすすめします!
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【妙満寺】山門前に広がる“平戸ツツジ”の楽園

撮影日:2018年5月1日(火)
地下鉄烏丸線最北の「国際会館駅」から歩いて20分ほど、住宅街の中に姿を現す妙満寺(みょうまんじ)。現在、山門前がご覧のように色とりどりのツツジで賑やかに彩られています! ・・・これだけ見事に咲いていると、なかなか門をくぐることができませんね(笑)

撮影日:2018年5月1日(火)
後ろ髪を引かれながら境内に進んでみると… そこかしこで花を咲かせるツツジ♪ ちょっと進んではカメラを構え、また進んではカメラを構え… の繰り返しになってしまいます。花とお堂を一緒に撮影することができるので“古都ジェニック”な写真を撮りたい方にイチ押しのお寺です。
境内のツツジはほぼ満開を迎え、早いものは少しずつ色褪せてきていますので、こちらも三室戸寺と同様、“1日も早く”の訪問をおすすめします。
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前回もお伝えしましたが、今年の花の開花スピードは例年に比べて7~10日ほど早く進んでいる印象です。しかし、逆をいうなら、例年この時季に見ることができない花景色に出会える可能性があるということ。毎年ゴールデンウィークに京都に来られる方でも、今年はちょっと違う花景色をご覧になれるので、“貴重な年”かもしれませんよ♪
「旬の花情報」では、今回ご紹介した花スポット以外の開花状況もお届けしています。あなたの“気になる花”を探してみてはいかがでしょうか。