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仁和寺
「京都の桜、今年は見に行けなかったな・・・」という皆さん、諦めるのはまだ早いですよ! 例年よりハイスピードで桜のピークを迎えた京都ですが、たくさんの桜名所があるだけに、見頃が続くスポットも。新幹線なら東京から京都へは約2時間20分。早朝に出発すれば10時間滞在も可能で、最近は“日帰り京都”を楽しむ方も増えています♪ 「京都 桜の名所開花情報2018」で「満開」マークをみつけたら、“日帰り京都さくら旅”へ出かけませんか?
⇒思い立ったら、新幹線で春の京都へ! 「スマートEX」でラクラク予約♪
日帰りなので、極力“ロスタイム”は避けたいところ。そこで、地元スタッフの経験を基にご紹介した「お悩み解決! 京都の桜名所へのおすすめアクセス術」の通り、“電車でできるだけ目的地に近づく”ということに注目して、おすすめのモデルコースをご提案します!
※掲載内容は2018年4月4日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
【仁和寺】
遅咲きで有名な“あの桜”を訪ねて
「京都駅」に着いたら、JR山陰本線(嵯峨野線)に乗車し「花園駅」(Google map)で下車。徒歩5分程にある妙心寺を抜け、仁和寺(にんなじ)を目指します。仁和寺といえば、この冬、東京国立博物館で開催された「仁和寺展」が話題になったので、「あ~、あのお寺ね!」という首都圏の方も多いのではないでしょうか。
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桜苑(撮影日:2018年4月3日)
春の京都では、遅咲きの“御室(おむろ)桜”が咲くスポットとして有名で、「京都の桜のフィナーレを飾るお寺」とも言われています。その人気は、過去の絵はがきからも分かります♪ 御室桜の特徴は、なんといっても背丈が低いこと。桜苑を歩けば足下から頭まで桜にすっぽり包まれ、この地ならではのお花見が楽しめます。例年4月中旬に見頃を迎える桜ですが、4月3日(火)に訪れたら早くも満開を迎えていました! ・・・早めに訪れるのが良さそうです。
⇒仁和寺の桜開花情報はこちら
★仁和寺へ向かう前に・・・
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妙心寺 退蔵院(撮影日:2018年4月3日)
妙心寺のなかにある塔頭寺院・退蔵院は、2013年春の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンに登場した圧巻の紅しだれ桜が見事! 「桜開花情報」でまだ「満開」マークが付いていたら、立ち寄りましょう♪
⇒妙心寺 退蔵院の桜開花情報はこちら
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「花かさね」(335円)
妙心寺北門前にある和菓子屋・亀屋重久では、春らしい上生菓子が登場しています。御室桜を表現した「花かさね」も販売されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
⇒「仁和寺 遅咲きの桜とともに味わいたい“4月の和菓子”2選」はこちら
【二条城】
まるで桜図鑑。珍しいサトザクラがいっぱい!
続いて向かうのは、昨年(2017年)春の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となった二条城です。仁和寺からは電車でも行けますが、乗換えが多いのでバスがおすすめ。仁和寺前の「御室仁和寺」バス停(Google map)から市バス10系統に乗車し、「堀川丸太町」バス停(Google map)で下車、南へ5分程歩くと到着します。
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桜の園(撮影日:2018年4月3日)
二条城は桜の本数もさることながら、“早咲き”から“遅咲き”まで多彩な品種が咲き誇り、例年4月中旬までお花見ができます。今年はソメイヨシノやしだれ桜が早くに満開を迎えましたが、まだ見頃が続きそうなのがサトザクラ。広大な城内でも「桜の園」や「清流園」前に多く咲き、珍しい花姿の「関山(かんざん)」や「雨宿(あまやどり)」などが見られます。
⇒二条城の桜開花情報はこちら
★二条城周辺のおすすめ情報
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たまごのサンドイッチ(950円)、コーヒー(500円)
「そろそろお腹がすいてきた・・・」という方は、二条城近くにあるSONGBIRD COFFEE(ソングバード コーヒー)でひと休みを。インテリアデザイン会社が営むカフェだけあって、店内はもちろんメニューもおしゃれ♪ ふわふわ卵が挟まれた京都らしい「たまごのサンドイッチ」や、鳥の巣に見立てた「SONGBIRD CURRY」(950円)が人気です。
⇒SONGBIRD COFFEEの公式ホームページはこちら
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「不老泉」(1個216円、3個入648円)
二条城周辺には、老舗からニューフェイスまで、おみやげにぴったりなグッズが並ぶお店が勢揃い。創業100年を超える和菓子屋・二條若狭屋本店では、「不老泉(ふろうせん)」がかわいい♡ 詳しくは、「センスが光る! バラマキみやげ in 京都」でチェックを!
⇒二條若狭屋の公式ホームページはこちら
【平安神宮】
締めは、京都の春の風物詩「平安神宮 紅しだれコンサート」♪
さくら旅の最後は、やっぱり「夜桜ライトアップ」で締めたいですよね。そこでおすすめしたいのが、今や京都の春の風物詩となった「平安神宮 紅しだれコンサート」! 今年(2018年)は4月5日(木)から8日(日)まで、さまざまなアーティストの生演奏をBGMに夜桜を楽しめます。二条城からは地下鉄「二条城前駅」(Google map)で東西線(六地蔵行)に乗車し、「東山駅」(Google map)で降りると、徒歩約10分で平安神宮に到着します。
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タイトルにもなっている「紅しだれ桜」は、平安神宮の神苑に咲き誇る名物桜。ライトアップともなれば昼間とは異なる妖艶な姿となり、さらにうっとりします♡ 演奏は1日2回行われますが、帰りの新幹線を考えると1回目(18時40分から19時20分)がおすすめ。開門と同時に入場し、幻想的なひとときをじっくり楽しみましょう。
※「平安神宮 紅しだれコンサート」終了後の日程で“日帰り京都さくら旅”を楽しむなら、「二条城桜まつり」の夜桜ライトアップがおすすめ! 桜だけでなく、豪華なプロジェクションマッピングも見どころなんですよ♪
⇒平安神宮の桜開花情報はこちら
⇒「平安神宮 紅しだれコンサート」の詳細はこちら
★平安神宮へ向かう前に・・・
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「紅しだれコンサート」が始まる前に、少し早めに夜ごはんを済ませておきましょう。おすすめはロームシアター京都の2階にある京都モダンテラス。コースやアラカルトのほか、「桜のほうじ茶ラテ」(756円)など「そうだ 京都、行こう。」とタイアップした3種のオリジナルメニューもラインアップ(2018年4月15日(日)までを予定)。テラス席の桜行灯にもご注目ください♪
⇒京都モダンテラスの公式Instagramはこちら
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「京都のニュースポットもチェックしておきたい!」という方は、昨年(2017年)末、平安神宮境内にオープンした京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)へ。おみやげ屋さんやお食事処など約30軒が並び、ここでしか買えない限定グルメ&グッズも。2018年4月5日(木)から7日(土)は営業時間が20時まで延長されます。
⇒京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)の詳細情報はこちら
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「平安神宮 紅しだれコンサート」を満喫したら、「東山駅」へ戻って地下鉄東西線(太秦天神川行)に乗車し「烏丸御池駅」で烏丸線(竹田行)に乗換え、「京都駅」へ向かいましょう。烏丸線では先頭車両に乗車すると、新幹線への乗換えが便利です。新幹線発車まで時間に余裕があるなら、アスティロードで最後のおみやげ探しを♪ これにて充実の“日帰り京都さくら旅”は終了です♪
「桜開花情報」では「散りはじめ」マークが多くなってきましたが、洛北や洛西エリアにはまだ「満開」マークがたくさん。皆さん、今からでも間に合います。「そうだ!」と思ったら、京都へお花見に行きましょう!!
※掲載内容は2018年4月4日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。