まだまだ予断を許さない昨今のコロナ禍事情。「状況が好転したら、久しぶりの旅行に行きたいなあ・・・」と思われている方もきっと多いことでしょう。
そこで今回は、過去の「そう京」秋キャンペーンの中から、“非密の紅葉スポット”をご紹介。“秘密”ではなく“非密”。広々とした境内で、主に屋外を歩きながら楽しむことができる紅葉名所で、できるだけ密を避けられそうな楽しみ方をお届けします。まだ当分旅行はお預けという方は、写真から京都の秋を感じてくださいね♪
そこで今回は、過去の「そう京」秋キャンペーンの中から、“非密の紅葉スポット”をご紹介。“秘密”ではなく“非密”。広々とした境内で、主に屋外を歩きながら楽しむことができる紅葉名所で、できるだけ密を避けられそうな楽しみ方をお届けします。まだ当分旅行はお預けという方は、写真から京都の秋を感じてくださいね♪
\京都に点在する約70ヵ所の紅葉名所の“今”をお届けします/
⇒「京都紅葉情報2021」(10月中旬までは、2020年のベストショットを掲載しています)
⇒「京都紅葉情報2021」(10月中旬までは、2020年のベストショットを掲載しています)
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。
【神護寺】広大な山寺は空気も味わいたい
高山寺(栂尾)・西明寺(槙尾)とともに、三尾(さんび)と呼ばれる神護寺(高尾・高雄)は、1994年の「そう京」キャンペーンに登場しました。なんといっても特筆すべきは、境内の広さ。拝観受付がある楼門から金堂前、拝観エリアの最奧部となる地蔵院前に至るまで、非常に広々とした境内で、もちろん紅葉のボリュームも申し分ありません♪ 大自然に囲まれた山寺であるだけに、空気もいっそう新鮮なものに感じられそう。周囲に人がいない時には、マスクを外して深呼吸してみてくださいね。
神護寺の紅葉が見頃を迎えるのは、市街地よりもひとあし早く、例年11月上旬のこと。本格的な京都の紅葉シーズンより少し早く見頃を迎えることもあり、紅葉のピーク時にも、比較的“密”にならずに紅葉狩りを楽しめます。ちょっと早起きして午前中に訪れるのが特におすすめです。
⇒神護寺の紅葉情報はこちら
\2021年も三尾エリアでイベント盛りだくさん♪/
⇒嵯峨野から高雄エリアまでのハイキングイベントや、神護寺での夜間拝観の情報等をご紹介しています
⇒神護寺の紅葉情報はこちら
\2021年も三尾エリアでイベント盛りだくさん♪/
⇒嵯峨野から高雄エリアまでのハイキングイベントや、神護寺での夜間拝観の情報等をご紹介しています
【真如堂】オープンエアで味わう京情緒たっぷりの秋景色
2019年の「そう京」キャンペーンの舞台となった真如堂[真正極楽寺]。三重塔がそびえる本堂前では、オープンエアな中で存分に紅葉狩りを楽しめます♪ 石畳の参道など、“京都らしさ”もたっぷり。撮影スポットとしてもおすすめです!
【天龍寺】“もうひとつのお庭”も含めてゆったりと
京都有数の景勝地・嵐山を代表する天龍寺。2016年の「そう京」キャンペーンの舞台となりました。境内の人気スポットといえば、嵐山を「借景」の一部として取り込んだ「曹源池(そうげんち)庭園」です。水面に映るフォトジェニックな紅葉風景は、いつ見ても心を奪われてしまいます。しかし、天龍寺のお庭はまだまだ奧に続きます。
境内を北門の方向へ進むと、「百花苑」と名付けられた広いお庭が。その名の通り、四季折々の草花に彩られるエリアですが、秋は紅葉もまたお見事。多宝殿の西側を少し登った「望京の丘」からは京都の街が一望でき、“竹林とモミジ”のコラボなど見どころも点在します。苑内は通路も整備されているのでゆったりと紅葉狩りを楽しむことができますよ。
そして嬉しいことに、紅葉の時季、天龍寺には7時半から入場することが可能! 「京都盆地の西側に位置するこのお庭が、東の空から昇る太陽の光に照らされて目覚めていく光景を楽しんでいただきたい」という想いから始められた「早朝参拝」。朝早くに訪れることで、更なる“密対策”にもなりそうですね。曹源池庭園、そして百花苑を見学し北門を出れば、有名な「竹林の小径」(Google map)は目と鼻の先。嵐山を代表する観光名所を、早朝の“非密な時間”に巡ってみるのはいかがでしょうか。
【二尊院】“非密”な場所に絶景あり
天龍寺から歩いて20分ほどの二尊院は、常寂光寺や祇王寺とともに嵯峨野エリアを代表する紅葉スポットのひとつ。「そう京」キャンペーンでの登場は2012年でした。二尊院といえば、お寺の入口である総門からまっすぐ伸びる「紅葉の馬場」が、訪れる人を魅了してやみません。約200メートルに及ぶこちらの参道は、例年11月中旬から下旬にかけて、ご覧のような紅葉のアーチに♪ 特に参道の突き当たりは開けたスペースとなっていて、記念写真の撮影スポットにもうってつけです。
紅葉の馬場の先には、本堂が。開放感のあるこのあたりでもまた、たっぷりと秋の彩りを楽しむことができます♪
また、本堂北側にある「鐘楼」脇の石段を登ると、藤原定家が「小倉百人一首」を選定したと伝わる「時雨亭跡」にたどり着きます。長い石段が続くためか、ここまで来られる方はわずかのようですが・・・ 実は比叡山や仁和寺の五重塔を遠望できるビュースポットなんですよ。“非密な秘密スポット”にも、ぜひお立ち寄りを。
また、本堂北側にある「鐘楼」脇の石段を登ると、藤原定家が「小倉百人一首」を選定したと伝わる「時雨亭跡」にたどり着きます。長い石段が続くためか、ここまで来られる方はわずかのようですが・・・ 実は比叡山や仁和寺の五重塔を遠望できるビュースポットなんですよ。“非密な秘密スポット”にも、ぜひお立ち寄りを。
【東寺】“非密”にライトアップを楽しむなら
京都のランドマークともいえる五重塔で有名な東寺[教王護国寺]。木造としては日本一の高さを誇る五重塔、そして数多くの仏様を祀る講堂や金堂など、境内にはひときわ壮大な堂宇が立ち並びます。そして、それらに合わせるかのように境内も広々。
近年は、2017年の「そう京」キャンペーンでも話題となった、池にリフレクションする夜の紅葉が人気。「春と秋は夜間拝観(ライトアップ)のイメージが強くなっているようですが、日中の風景もぜひお楽しみいただきたいです」とお寺の方がおっしゃるように、拝観時間の長い、日中の一般拝観は、時間を気にせずゆっくりと紅葉や仏様を眺められます。
近年は、2017年の「そう京」キャンペーンでも話題となった、池にリフレクションする夜の紅葉が人気。「春と秋は夜間拝観(ライトアップ)のイメージが強くなっているようですが、日中の風景もぜひお楽しみいただきたいです」とお寺の方がおっしゃるように、拝観時間の長い、日中の一般拝観は、時間を気にせずゆっくりと紅葉や仏様を眺められます。
「・・・と言われても、やっぱりリフレクションした夜の紅葉が見たい!」という方も多いはず。そこでお寺の方に“裏ワザ”を聞いてみたところ、「20時ぐらいまでは拝観の方が多いので、少しゆっくり目にお越しいただくのが良いでしょう」とのこと。ライトアップが見事な、東寺の夜間拝観は21時半(受付終了は21時)までと、少し遅くまで行なわれています。京都駅までは徒歩圏内。アクセス便利な東寺ならではの裏ワザといえるかもしれませんね。
【東福寺】超人気スポットで“密回避”の紅葉狩り
最後に秋の大人気スポット東福寺をご紹介しましょう。「そう京」キャンペーンでの登場は1997年のこと。「京都の紅葉スポットといえば?」と尋ねられると、真っ先に東福寺の名をあげられる方もきっと多いことでしょう。多い日には1日3万人ほどの拝観者がお越しになったこともあるそう。「“密を回避した紅葉狩り”なんてできないでしょう・・・」と思われた皆さま、いえいえ、可能性は十分ありますよ!
なんと、一般拝観が開始となる前の時間に、通天橋・開山堂エリアに入場できる旅行プランが販売中! 申込み人数も限定されますので、本当に貴重な機会と言えそうです。
近年、瑠璃光院や無鄰菴など、事前予約制による人数制限を設けられる紅葉名所も増えてきました。 より安心して京都旅行を楽しむために、こういった“非密なプラン”を上手く利用されてはいかがでしょうか。
近年、瑠璃光院や無鄰菴など、事前予約制による人数制限を設けられる紅葉名所も増えてきました。 より安心して京都旅行を楽しむために、こういった“非密なプラン”を上手く利用されてはいかがでしょうか。
※掲載内容は2021年9月24日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。