パンが美味しい！ 京都 街中×駅チカのモーニング3選
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小川珈琲 堺町錦店「炭焼きトースト 糀バターと季節野菜のポタージュ」
京都の桜をめいっぱい楽しむなら、朝早くからの行動がおすすめ。街中のホテルに宿泊したら、なるべく近くのお店で朝食を済ませてから出発すると効率が良いかもしれません。今回は街中にあり、かつ地下鉄の駅からも近い3つのお店より、パンが美味しいと評判のモーニングをご紹介します。ぜひ、春の旅行計画の参考にしてくださいね♪
丸太町駅から徒歩6分ほど
【パンとエスプレッソと京と】
外観
嵐山にある福田美術館内のカフェなど、京都でもおなじみの「パンとエスプレッソと」。街中では2020年に「本日の」を丸太町駅近くにオープンしましたが、今年の3月1日（金）に「パンとエスプレッソと京と」としてリニューアルオープンしました。
築100年を超える京町家をリノベーションした空間で、細長い土間の造りをいかしたカウンター席や、風情ある坪庭を望む座敷席があります。座敷は床暖房になっていて、少し冷える朝も暖かに過ごせるのが嬉しいポイント。
ムーのフレンチトースト 1,300円
お店は朝8時からオープン。グランドメニューは朝限定というわけではなく、営業時間内ならいつでもオーダー可能です。ぜひ、お召し上がりいただきたいのが「ムーのフレンチトースト」。
“ムー”とは、「パンとエスプレッソと」で人気のキューブ型食パン。そのまま食べてもしっとり甘くて美味しいのですが、半分にスライスした“ムー”で作るフレンチトーストはフワフワでとろけるよう。お好みで蜂蜜をかけていただきます。野菜、デリ2品、ヨーグルトが添えられ、栄養バランスもバッチリ。セットのドリンクは数種類から選べます。
店内ではパンも購入できます。「パンとエスプレッソと京と」へのリニューアルをきっかけに、より京都らしく和のテイストを盛り込んだパンを揃えているそうです。白あんに白味噌を練りこんだ「白味噌あんぱん」や、抹茶が練りこまれた生地に抹茶パウダーをふりかけた「濃い抹茶メロンパン」など、特徴あるパンがラインアップ。9時から11時にかけて順に焼き上がるそうですので、モーニング後の時間が狙い目です♪
■パンとエスプレッソと京と
【営業時間】8：00～18：00（ラストオーダー17：00）
【定休日】不定休
【電話】075-746-2995
【アクセス】地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約6分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/bread.espresso.and.kyoto
四条駅から徒歩5分ほど
【前田珈琲 室町本店】
外観
路面店に加え文化施設内の喫茶店など、京都市内に14店舗を展開する前田珈琲。本店は祇園祭の橋弁慶山の町内にあり、昭和46年（1971）に呉服屋さんの建物をリノベーションする形でオープンしました。
内観
店内は「これぞ喫茶店！」といったクラシックな装い。丸テーブルやソファー席など100席近くあり、おひとりでもグループでも利用しやすいお店です。
朝7時からの営業で、サラダとドリンクがセットになったお得なモーニングメニューは9種類あります。
おすすめは「スペシャルモーニング」。名前からして、これを頼んでおけば間違いないと感じられます。なんと、オレンジジュースに加え、前田珈琲を代表するブレンドコーヒーの「龍之助」や、アイスコーヒー、カフェオレ、紅茶などからセットドリンクを選べます。
メインは京都の老舗、進々堂から毎朝届けられる山食パン。厚切りのトーストで断面はカリっと香ばしく、次第にバターと溶け合った美味しい小麦の甘みが口の中に広がります。オムレツはフワフワ、キャベツはシャキシャキと、食をそそる音も揃い踏み。
写真ではコンパクトにまとまっているように見えるかもしれませんが、実際に食べてみるとかなりのボリューム。店長さんにお話をお聞きしたところ、「朝一番のパワーチャージになれば」とのこと。これを食べれば、張り切って桜の名所をハシゴできそうです。
■前田珈琲 室町本店
【営業時間】7：00～18：00（ラストオーダー17：30）※モーニングメニューは7：00～11：00
【定休日】無休
【電話】075-255-2588
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.maedacoffee.com/
＼こちらは朝8時から営業／
四条駅から徒歩5分ほど
【小川珈琲 堺町錦店】
京都に本社を構える小川珈琲が創業70周年を記念して2022年2月にオープンしたのが堺町錦店です。“100 年先も続く店”をコンセプトに、内装からメニューにいたるまで細部にこだわりが詰まったお店で、いまや人気店として知られる存在に。
コーヒーの抽出に布製のフィルターを用いるネルドリップを採用しているのも特徴のひとつ。数ある小川珈琲の店舗のなかでも、ネルドリップは堺町錦店だけだそうです。エントランスのカウンターで、手際よくコーヒーを淹れるスタッフさんの姿を見ると、食への期待も高まります。
モーニングは7時から11時にかけて、店内で焼き上げる食パンを基本にしたセットメニューが揃います。今回いただいたのは、「炭焼きトースト 糀バターと季節野菜のポタージュ」。
気になるパンはというと、なんと、京都でおなじみのブーランジェリー「ル・プチメック」の創業者、西山逸成さんが堺町錦店のために考案したもの。京都産の小麦を使用した山食の「京都産小麦食パン」、「全粒粉食パン」、いずれかを選ぶことが可能です。
炭火のオープンで焼き上げられたパンには、佐々木酒造の米糀を混ぜ合わせた特製の糀バターを。たっぷり塗ってもくどくなく、小麦とバターのまろやかな甘みのなかに、時折、炭火の香ばしさが顔をのぞかせます。季節によって内容が替わるという野菜のポタージュは、現在、聖護院かぶらのポタージュ。朝の胃にも優しい味わいで、おなかも温まります。思わず長居してしまいそうな、食も空間も至福のモーニングです。
■小川珈琲 堺町錦店
【営業時間】7：00～20：00（ラストオーダー19：30）※モーニングメニューは7：00～11：00
【定休日】無休
【電話】075-748-1699
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.oc-ogawa.co.jp/nishiki/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/ogawacoffee_nishiki/
＼こちらの記事もチェック！／
⇒桜名所近くで、京都モーニング！（2022年3月掲載）
⇒朝から晩まで京都を食べ歩き〜1日5食の京都〜（2022年9月掲載）
※掲載内容は2024年3月27日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
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