【終了】禅と湯　ととのう京都｜そうだ京都、行こう。

「ととのう」をキーワードに
禅と銭湯の世界を渡り歩く、京都旅をご提案します。

京都には、禅があります。
見方によって印象がガラッと変わる石庭に驚いたり、
坐禅で無心の難しさを感じたり。
忙しさにまぎれて隠れてしまっている
自分の感性や気持ちに気づくことでしょう。

京都には、銭湯があります。
天然地下水を沸かしたたっぷりのお湯に浸かった後は
サウナ・水風呂・外気浴を、それぞれが心ゆくまで。
巡りがよくなれば、体は軽く心は前向きになり
鼻歌まじりに暖簾をくぐる自分に気づくことでしょう。

京都のお寺や銭湯での体験がきっかけとなり
ととのい上手になっていただければ幸いです。

ととのうセット

〜禅寺拝観と京の銭湯でととのう〜

京都の禅寺と銭湯を楽しんで頂くための商品を発売します。

・対象寺院の参拝整理券

（いずれか１箇所）

対象寺院：: 建仁寺、南禅寺、天龍寺、東福寺、萬福寺、興聖寺（宇治）

・京都府浴場組合加盟店の入浴券

（いずれか１箇所）

京都府浴場組合加盟店舗はこちらよりご確認ください。

「ととのう京都」オリジナル銭湯タオル

銭湯や温泉にも持ち運びできる軽さが特徴。
オーガニックコットン100％なので、どなたでも安心して使うことができます。
身体を洗う中央部分はパイルを出して凹凸が出るように設計、より身体を洗うのに適したデザインです。
そして、身体を洗う用としてはもちろん、重さは70g以下と極限まで軽くしたためお風呂の中で頭に巻くのもおススメです。
お風呂から上がるときに水を絞れば、ドライユースとして身体を拭くことも使うことができる優れものです。
キャンペーンロゴが入ったオリジナルデザインです。

購入方法

禅宗とは、インドから中国に渡った達磨大師を開祖とする、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の総称。坐禅によって本来の自分に立ち返り、悟りを開くために修行を重ねます。臨済宗は、現在十四派ありますが、そのうち建仁寺派、東福寺派、南禅寺派など七派の本山が京都に置かれています。さらに曹洞宗最古のお寺や黄檗宗大本山は京都にあることからも、禅と京都の深いつながりを感じます。

空前のサウナブーム到来によって、その魅力が再発信されつつある街の銭湯。なかでも府内に約100軒の銭湯が現存する京都は、サウナーが憧れる聖地として今、注目を集めています。戦火を逃れたことで歴史ある銭湯が数多く残っていること、地下水を使用する銭湯があること、若き経営者が銭湯文化を守っていること、などが聖地と称される所以。十湯十色、個性的な銭湯巡礼を目的に旅する人たちが増えています。

禅でととのう
銭湯でととのう

鎌倉時代に栄西禅師によって開かれた禅寺。ひんやりとした廊下に風通しの良い堂内は、夏場でも心地良く拝観できます。特に大書院と小書院の間に設けられた「潮音庭」は青葉と一面の杉苔に彩られ、見た目にも涼やか。

【住所】: 京都市東山区大和大路通四条下る小松町584
【電話】: 075・561・6363
【拝観時間】: 10：00〜17：00（受付終了／16：30）
※拝観休止日：4月19・20日、5月4・5日の終日、５月15日の開門～13：00まで、6月4・5日の終日
【拝観料】: 境内無料、方丈・法堂600円
【URL】: https://www.kenninji.jp/

南禅寺は、日本最初の勅願禅寺として鎌倉時代に創建された臨済宗南禅寺派の大本山。室町時代から京都五山の上位「五山之上」に位置づけられる国内で最も寺格の高い禅刹で、東山の麓に重厚な堂宇が軒を連ねる境内には凜とした空気が漂います。

【住所】: 京都市左京区南禅寺福地町86
【電話】: 075・771・0365
【拝観時間】: 8：40〜17：00（受付終了／16：40）
【拝観料】: 境内無料、方丈庭園600円、三門600円、南禅院400円
【URL】: https://www.nanzenji.or.jp

かつては現在の10倍、嵐山や渡月橋、亀山公園までも境内だったと伝わる臨済宗天龍寺派の大本山。世界文化遺産に登録されている曹源池庭園を作庭したのは、初代住職だった夢窓疎石です。「曹源一滴水（禅の根本・一滴の水もおろそかにしてはいけない）」という禅の言葉に由来しています。

【住所】: 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
【電話】: 075・881・1235
【参拝時間】: 庭園　8：30〜17：00（受付終了／16：50）　
諸堂　8：30〜16：45（受付終了／16：30）
法堂（雲龍図） 9：00〜16：30（受付終了／16：20）
【参拝料】: 庭園500円、諸堂300円、法堂（雲龍図）500円
【URL】: http://www.tenryuji.com/

東大寺の“東”、興福寺の“福”を合わせて名付けられた、臨済宗東福寺派の大本山。九條家の菩提寺として1236年から19年の歳月をかけて建立されました。現存する禅宗寺院では最大最古の三門や昭和の木造建築として最大の本堂、さらに通天橋や方丈庭園など境内に別世界が広がっています。

【住所】: 京都市東山区本町15-778
【電話】: 075・561・0087
【拝観時間】: 9：00〜16：30（受付終了／16：00）
【拝観料】: 方丈500円、通天橋・開山堂600円
【URL】: https://tofukuji.jp/

2022年、宗祖・隠元禅師の三百五十年大遠諱を迎えた黄檗宗の大本山。中国明朝様式を取り入れた伽藍配置で、主要建物23棟などが国の重要文化財に指定されています。三門をくぐった途端に、隠元禅師が伝えた大らかな中国文化を身近に感じられます。

【住所】: 宇治市五ヶ庄三番割34
【電話】: 0774・32・3900
【拝観時間】: 9：00 ～ 17：00（受付終了／16：30）
普茶料理 11：30〜14：30（入室／13：00まで）※3日前の午前中までに要予約
【拝観料】: 500円
【URL】: https://www.obakusan.or.jp/

1233年、宋から帰国した曹洞宗の開祖・道元禅師が、修行道場として深草に開いた寺院。1645年、永井尚政公が現在地に再興しました。1万4000カ寺以上ある曹洞宗で最古の寺として、禅の精神を広く伝えるため一般の人に向けた坐禅や写経の体験を随時受け付けています。

【住所】: 宇治市宇治山田27-1
【電話】: 0774・21・2040
【拝観時間】: 日の出〜日没（5：00ごろ〜17：00ごろ）
【拝観料】: 5：00〜9：00は無料、9：00〜17：00は500円
【URL】: https://www.uji-koushouji.jp/

銭湯利用のイロハ

※2023年3月時点の情報です。最新の定休日、営業時間は各銭湯にお問い合わせください。

※サウナと水風呂の温度は参考値です。

大正ロマンの風情に浸る美しき館

1923年に創業した料理旅館「船岡楼」に併設する浴場として誕生。大正・昭和の意匠を継承し、国の登録有形文化財にも指定されている銭湯です。唐破風造の外観、美しいマジョリカタイル、脱衣場の天井に彫られた鞍馬天狗の透かし彫りなど、目にするものすべてが芸術作品のようです。日本で初めて導入された電気風呂をはじめ、ジェットバス、檜風呂、露天風呂などがさまざまなお風呂が楽しめます。サウナは80度と比較的低め、ゆっくりじっくり温まれます。

〜有形文化財で入浴するという贅沢な時間〜

【住所】: 京都市北区紫野南舟岡町82-1
【電話】: 075・441・3735
【URL】: http://funaokaonsen.net/

若き経営者が支えるローカル銭湯

「銭湯を日本から消さない」という信念を抱き、銭湯活動家の湊三次郎さんが[サウナの梅湯]を引き継いだのは2015年のこと。瞬く間に全国からサウナーが訪れる人気銭湯になりました。天然地下水を薪で沸かすお湯の良さは格別、シャンプー&ボディソープ、ドライヤーも無料という、銭湯入門者にもおすすめの一軒です。ロビーに並ぶオリジナルタオルやTシャツは、自分へのお土産にぴったり。すぐ前を流れる高瀬川の空気にも癒されます。

〜外気浴しながら高瀬川沿いをウォーキング〜

【住所】: 京都市下京区岩滝町175
【電話】: 080・2523・0626
【Twitter】: https://twitter.com/umeyu_rakuen/

岩盤浴も生ビールもある現代の極楽

薪で沸かした湯と、孤高の銭湯スタイルで知られるこちら。1階には電気、泡、薬湯といった定番のお風呂、階段をのぼった2階にはサウナ2種と、ヨーロッパで有名なバドガシュタイン鉱石を使ったお風呂や岩盤浴（別途料金700円、要予約）が待っています。外気が心地よいバドガシュタイン鉱石の湯は、露天風呂のような開放感。また1階の奥には軽食コーナーがあり、キンッキンに冷えた生ビールやソフトクリームが楽しめます。

〜店主が惚れ込んだバドガシュタイン鉱石〜

【住所】: 京都市下京区柿本町590-12
【電話】: 075・812・1126
【URL】: https://www.gokouyu.net

〜高温サウナという自分へのご褒美〜

北海道から南は九州まで、全国のサウナーが暖簾をくぐる、知る人ぞ知る銭湯のひとつ。人気の理由は隅々まで目が行き届いた清潔感と、高温サウナにあります。男女ともに100度超え、男性は最高115度の世界を体感できます。汗を流し、ライオンの口から地下水が溢れ出る水風呂に移り、そこから露天風呂そばの外気浴チェアで休むひとときが、数多のサウナーを虜にしています。本店の高辻店から歩いてすぐの場所に、定休日が異なる六条店もあります。