清らかな水に願いを託して 「水みくじ」が体験できる京都の神社10選

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北野天満宮

北野天満宮

山紫水明の地として知られる京都は、古くから各所に名水が湧き出ていました。清らかな水が流れるところには神様が祀られていることが多く、神社にとっても穢れを祓い清める水はなくてはならないものです。近年、その水を利用して運勢を占う「水みくじ」が注目を集めています。ひんやり気持ちの良い水に触れて、神様のありがたい言葉をいただいてみませんか。
 
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貴船神社「水占みくじ」

京都のなかでも、いち早く水みくじを採り入れたところといえば貴船神社です。賀茂川の源流にあたる貴船川がそばを流れ、水の供給を司る高龗神(たかおかみのかみ)を祀っています。

本殿の西にそびえる貴船山の岩肌からは清らかな水がこんこんと湧き出て、手を清める御神水として利用されています。
  • 水占みくじ 200円

    水占みくじ 200円

  • じんわりと言葉が浮かび上がってきます

    じんわりと言葉が浮かび上がってきます

「水占(みずうら)みくじ」は手水の横にある「水占斎庭(みずうらゆにわ)」に浮かべましょう。恋愛、学問、旅行など10個のジャンルに分けて、端的な言葉で道を示してくれますよ。
 
【参拝時間】6:00~20:00(12月~4月は~18:00)、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】京都バス「貴船」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://kifunejinja.jp/
 
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上賀茂神社「水みくじ」

楼門

楼門

皇城鎮護の社として長きにわたり京都の街を見守ってきた上賀茂神社は、御物忌(おものい)川と御手洗(みたらし)川に囲まれた三角形の地に社殿が築かれています。
  • ならの小川

    ならの小川

  • 手水

    手水

  • 神山湧水珈琲(ホット・アイス 各500円)

    神山湧水珈琲(ホット・アイス 各500円)

ふたつの川は境内で合流し、ならの小川となって社家町へと流れていきます。また、手水には御神体山である神山(こうやま)のくぐり水を汲み上げた「神山湧水(こうやまゆうすい)」が用いられるなど、境内のあちこちで清涼な水に出会えます。近年は神山湧水を利用したコーヒーも人気です。
 
神山湧水珈琲の営業時間は平日10:00~16:00、土日祝10:00~17:00です
  • 水みくじ 200円

    水みくじ 200円

  • 口の中に文字が浮かび上がります

    口の中に文字が浮かび上がります

上賀茂神社のオリジナル「水みくじ」は楼門下に設置してある木桶に浮かべます。摂社の新宮神社に貴船神社と同じ高龗神を祀ることから、龍神として信仰されている高龗神にちなんで龍をモチーフにしています。
 
ポイントは神様のお言葉が京都弁になっていること。「うまくいくでぇ~」「耐えるんや!」といった具合に、ひと言が浮かび上がります。複数人でお参りするなら、どんな言葉がいただけるか、一緒に試してみるのも楽しそうですね。
 
【参拝時間】5:30~17:00、授与所8:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「上賀茂神社前」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.kamigamojinja.jp/
 
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八大神社「水みくじ」

本殿

本殿

八大神社八坂神社と同じ素戔嗚尊(すさのおのみこと)を主祭神に祀ることから「北の祇園社」とも称され、古くから一乗寺の人々の信仰を集めてきました。
 
境内の裏手には比叡山から続く小川が流れ、耳を澄ますと水の音が聞こえます。
  • 手水舎に向かって右側に八角形の石組があります

    手水舎に向かって右側に八角形の石組があります

  • 夏の花手水

    夏の花手水

季節の花が飾られた手水舎の横に、「水みくじ」用の木桶が置かれています。八角形の石組に榊(さかき)の木が植えられたこの場所は「祓戸(はらいど)」と呼ばれ、かつてお祓いが行われていたそうです。
  • 水みくじ 300円

    水みくじ 300円

  • 木桶のビー玉が涼やか

    木桶のビー玉が涼やか

宮司さんによると、毎年5月5日に行われる神幸祭に八角形のお神輿が担がれるなど、八角形は神社にとって神聖なモチーフだといいます。清らかな気に満ちた場所でおみくじを引けば、良い運が巡ってきそうです。
 
■八大神社
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「一乗寺下り松町」バス停から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】https://www.hatidai-jinja.com/

北野天満宮「水占みくじ」

本殿前で梅の実が干されているのは夏ならではの光景

本殿前で梅の実が干されているのは夏ならではの光景

学問の神様として信仰を集める北野天満宮。菅原道真公の没後50年ごとに大萬燈(おおまんとう)祭、その間の25年ごとに半萬燈(はんまんとう)祭が行われ、没後1125年にあたる来年(2027)は半萬燈祭にあたり、大いに注目が集まっています。

紅梅殿の前に広がる「船出の庭」。春と秋には「曲水の宴」が行われます

紅梅殿の前に広がる「船出の庭」。春と秋には「曲水の宴」が行われます

半萬燈祭に向けた境内整備によって新たに作庭されたのが「船出の庭」です。『北野天神縁起絵巻』(国宝)に描かれている道真公の邸宅のお庭に似せて、「遣水(やりみず)」と呼ばれる小川が流れるようになりました。
  • 水占みくじ 各300円

    水占みくじ 各300円

  • そっと水に浮かべましょう

    そっと水に浮かべましょう

  • 英語の勉強にもなります

    英語の勉強にもなります

「水占みくじ」は陰陽五行説にちなんだ5色展開。なんと、日本語とあわせて英語も浮かび上がります。水の流れがありますので、手を離さないように注意しながら、運勢を占ってみてくださいね。
 
【参拝時間】7:00~17:00、授与所9:00~16:30
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://kitanotenmangu.or.jp/

下鴨神社「水みくじ」

楼門

楼門

賀茂川と高野川が合流する地に創建された下鴨神社は、上賀茂神社とあわせて賀茂社と呼ばれ、古くから崇敬を集めてきました。

井上社(御手洗社)

井上社(御手洗社)

下鴨神社で厄を祓う場所として大切に守られているのが御手洗(みたらし)池です。末社の井上社の下にある井戸から湧き出た水が池となり、そして御手洗川となって境内を流れていきます。清らかな水は、3月3日の流し雛、5月4日に上賀茂神社と一年交替で行われる斎王代御禊の儀、夏の風物詩の御手洗祭など、さまざまな行事に用いられています。

水みくじ 300円

水みくじ 300円

「水みくじ」は神社の御神紋である双葉葵に言葉が浮かび上がるオリジナル仕様です。御手洗池のそばにある「みたらし授与所」で拝受し、水面に浮かべましょう。
 
【参拝時間】6:30~17:00、みたらし授与所9:00~16:30
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「下鴨神社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

梨木神社「水みくじ」

京都御苑の東に位置する梨木神社は「萩の宮」とも呼ばれ、9月下旬頃から可憐な赤紫色や白色の花に彩られます。
  • 染井。京都三名水のなかで唯一現存する名水です

    染井。京都三名水のなかで唯一現存する名水です

  • スペシャルティ・ブレンド 栗まんじゅうセット 920円

    スペシャルティ・ブレンド 栗まんじゅうセット 920円

佐女牛井(さめがい)、縣井(あがたい)とあわせて京都三名水に数えられる「染井(そめのい)」があることでも知られ、口当たりのまろやかさは評判です。境内にある「Coffee Base NASHINOKI(コーヒー ベース ナシノキ)」では、染井の水を利用したコーヒーをいただけます。
 
※Coffee Base NASHINOKIの営業時間は10:00~17:00です
  • 水みくじ200円

    水みくじ200円

  • まずは、このおみくじを引きます

    まずは、このおみくじを引きます

  • 染井の水がしたたる手水鉢

    染井の水がしたたる手水鉢

梨木神社の「水みくじ」は、まず授与所で一般的なおみくじを引くところからスタート。出てきた番号を授与所の方に伝えて「水みくじ」を受け取ったら、隣にある手水鉢に浮かべます。美しく澄んだ染井の水に浮かび上がる言葉は、心に潤いをもたらしてくれるはずです。
 
【参拝時間】9:00~17:00、授与所9:00~16:30(12:15~13:15を除く)
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「府立医大病院前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://www.nashinoki.jp/
 
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若一神社「開運出世 水みくじ」

  • 平清盛公像

    平清盛公像

  • 社前にある楠の大樹は清盛公のお手植え

    社前にある楠の大樹は清盛公のお手植え

“若一(にゃくいち)さん”と呼ばれ親しまれる若一神社の地には、かつて「西八条殿」という平清盛公の広大な別邸がありました。清盛公が敷地内に鎮守社を祀ったのが始まりで、後に太政大臣に任命されたことから開運出世のご利益で知られます。

神供水。地域の方が足繁く名水を汲みにこられるそうです

神供水。地域の方が足繁く名水を汲みにこられるそうです

境内には開運出世のご利益とともに、赤子の産湯に良いとされる名水「神供水(じんぐすい)」が湧き出ています。
 
宮司さんによると、この辺りは良質な水に恵まれ、昔は京都の伝統野菜「せり」を作る畑が数多くあったそうです。
  • 開運出世 水みくじ(各300円)

    開運出世 水みくじ(各300円)

「開運出世 水みくじ」は神供水の右側にある専用の水みくじ鉢へ。清盛公にあやかって運命を切り開きたい方は、ぜひお参りを。
 
■若一神社
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】JR京都線「西大路駅」から徒歩約4分 Google map

六孫王神社「開運 水みくじ」

六孫王神社は、清和源氏の祖といわれる源経基(みなもとのつねもと)の邸宅「八条邸」があった場所に、子の満仲が父を祀り、社殿を築いたと伝わります。

誕生水弁財天社

誕生水弁財天社

親子の絆を感じられるのが、神龍池のそばにある誕生水弁財天社です。なんと、満仲誕生の折に、安産を願った経基が琵琶湖の竹生島からはるばる弁財天を勧請し、邸宅の井戸の上に祀ったといいます。井戸水は満仲の産湯にも使われ、以来、「六孫王誕生水」として都七名水のひとつに数えられています。
  • 開運 水みくじ 200円

    開運 水みくじ 200円

祀られた経基は龍神になったと伝わり、誕生水弁財天社のお隣にある手水鉢にも龍が用いられています。「開運 水みくじ」の結果を優しく見守るかのような姿に、思わず笑みがこぼれますね。
 
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.rokunomiya.ecnet.jp/

大原野神社「御神水みくじ」

  • 瀬和井

    瀬和井

京都西山にある大原野神社は、長岡京遷都の折に、藤原氏が氏神である奈良春日大社の神々を遷座したことに始まります。
 
参道には清和天皇の産湯に使われたという「瀬和井(せがい)」が遺り、水の豊かさを今に伝えています。

占い所

占い所

昨年(2025)9月には清らかな水を利用した占い所が新たに設けられました。赤御影石で造られた直径約80センチの球体の上部から、毎朝神様にお供えする御神水と同じ水がサラサラと流れ出ています。
  • 御神水みくじ 300円

    御神水みくじ 300円

  • カラフルなデザインがかわいい♪

    カラフルなデザインがかわいい♪

この上に「御神水みくじ」をそっと浮かべれば、文字が次第に浮かび上がります。デザインは2種類ありますので、お好みにあわせてチョイスを。
 
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス・阪急バス「南春日町」バス停から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】https://oharano-jinja.jp/

御香宮神社「水占みくじ」

神社の創建に水が深く関わるお社といえば御香宮神社です。貞観4年(862)、香り立つような良質の水が境内に湧き出たことから、清和天皇より「御香宮」という名前を賜ったと伝わります。

残念ながら明治期に枯れてしまいましたが、昭和57年(1982)に見事に復活。現在は、地下約150メートルから汲み上げた「御香水」を、本殿前でいただけます。
  • 水占みくじ 300円

    水占みくじ 300円

「水占みくじ」は、主祭神の神功皇后がデザインされた御香宮神社オリジナル。神功皇后が出征の折に鮎が釣れるかどうかで戦の運を占ったという故事に基づき、鮎のイラストのなかに運勢が浮かび上がります。
 
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~16:00(受付終了15:45)
【参拝料】境内無料、石庭200円(行事により拝観休止あり)
【アクセス】近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約2分、JR奈良線「桃山駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.gokounomiya.kyoto.jp
※掲載内容は2026年8月5日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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