参道や境内に多数の露店が並び賑わいます。2日に行われる追儺（ついな）式は見ごたえのある神事。黄金の四つ目の仮面をかぶった方相氏が松明を持った童子をともなって登場し、赤・青・黄鬼を追い詰め、上卿以下が桃の弓に葦の矢を射かけて鬼たちを払います。期間中に授与されるお札「疫神斎」は、悪病災難除けにご利益があるとされます。

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本尊・延命地蔵菩薩（重文）に除災招福を祈願して行われる節分会。京都の裏鬼門に位置することから、白河天皇の発願により始められ、900余年もの歴史を持つという由緒ある行事です。炮烙（ほうらく）に数え年などを墨書きして奉納するのは、壬生寺ならではの信仰。奉納した人は厄除け・開運のご利益を得るとされ、炮烙は壬生狂言「炮烙割」で割られます。2・3日には、壬生狂言「節分」を上演（無料、17：00～20：00の毎時0分開始）。

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境内の舞殿では、四花街による芸妓・舞妓さんの舞踊奉納のほか、舞楽・今様奉納があり、それぞれの奉納後には豆まきが行われます。また、祇園商店街・四条繁栄会による賑やかな豆まきも行われます。

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須賀神社は平安時代初期に創建された古社。節分祭では、烏帽子に水干姿、布で顔を隠した懸想文（けそうぶみ）売りが梅の枝を担ぎ、境内で「懸想文（恋文）」を売り歩きます。平安時代、貴族らが顔を隠して懸想文の代筆をしたのが始まりです。現在はお守りとして授与され、鏡台やタンスの引き出しに入れておくと良縁に恵まれると伝わります。

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正午から大蔵流 茂山社中による奉納狂言、14：00から鬼を追い払う「大儺之儀（だいなのぎ）」が行われます。大儺之儀は平安朝当時の作法、祭典、衣裳にいたるまで忠実に再現した儀式です。15：00からの福豆まきでは、大儺之儀で祓われた邪鬼が再び侵入し、舞を奉納します。参拝者には除災招福の祈祷をおさめた福豆がまかれます。

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鬼法楽は平安期に廬山寺の開祖である元三大師良源が、護摩の力で悪鬼を退散させた故事にちなみ営まれる法会行事。15：00からは、ユニークな鬼おどりが開催されます。人間の三毒「貪欲」「怒り」「愚痴」の化身とされる赤、青、黒の鬼が足を踏み鳴らし踊りながら大師堂の堂内に侵入しますが、護摩の法力、追儺師（ついなし）の法弓により退散。その後、僧侶や福娘らによる豆まきが行われます。節分限定の御朱印（書置き、有料）もあります。

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おかめは本堂を建てた棟梁の妻。内助の功で夫を助けたエピソードは有名です。おかめ福節分会では本堂で木遣（きやり）音頭（番匠保存会）を奉納し、おかめ像の前で法要を行った後、茂山狂言会社中による古式・鬼追いの儀が奉納されます。打ち出の小槌を持って暴れる鬼たちを豆まきをして鎮めますが、なかなか治まりません。そこにおかめが現れ、愛嬌を振りまいて鬼を改心させ打ち出の小槌を受け取ります。

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大福豆撒きや甘酒・樽酒の無料接待など、多くの参詣者で賑わいます。境内にある七つの塔頭では七福神めぐりが開催されます。総門で福笹を拝受し、三秀院では東向大黒天、弘源寺は三國傳来毘沙門天、慈済院は水摺辯財天、松巌寺は福禄壽、永明院は永明精舎恵比寿、寿寧院は身守不動明王、妙智院は宝徳稲荷から福を授かります。

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平安末期から続く門跡寺院。修験道・山伏の寺でもあります。節分会の期間に限り、本尊・不動明王像（重文）を間近にお参りできます。3日の追儺式は赤・青・黄の鬼が山伏の法力や唱える真言によって調伏され、改心するという珍しい形式。採燈大護摩供では、修験道独特の弓、剣、斧の作法も見ることができます。いずれも僧侶による作法の説明があります。

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勝運・勝ち馬で有名な神社。10：00から節分祭が執り行われ、18：00から藤森太鼓・雅楽・舞楽の奉納が行われます。追儺式では幻想的な雰囲気の中、舞台で暴れる赤鬼・青鬼を豆や弓矢で退治します。その後の豆まきで、節分祭はさらに盛り上がります。当日限定で厄除けだんごの販売のほか、甘酒の無料接待もあります（無くなり次第終了）。

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