続々と見頃に! この週末におすすめの紅葉名所はココ!(2022/11/18更新)

  • 紅葉情報

天龍寺(撮影日:2022年11月16日)

天龍寺(撮影日:2022年11月16日)

11月3週目の週末です。例年でいうと、京都各地の紅葉が見頃を迎える時季となりました。今週の京都はいちだんと冷え込み、モミジの色づきも進んだ模様で、「京都紅葉情報2022」(以下、紅葉情報)では続々と“見頃”マークが登場しています。今回もその中から、この週末におすすめのスポットをピックアップしてお届けします!

⇒「京都紅葉情報2022」はこちら
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

定番の紅葉名所の“いま”は・・・?
清水寺・東福寺・天龍寺

  • 清水寺 奥の院から本堂を望む(撮影日:2022年11月18日)

    清水寺 奥の院から本堂を望む(撮影日:2022年11月18日)

  • 清水寺 子安塔から本堂を望む(撮影日:2022年11月18日)

    清水寺 子安塔から本堂を望む(撮影日:2022年11月18日)

今週はガイドブックなどでもおなじみの“定番の京都紅葉名所”からご紹介しましょう。

こちらは清水寺。奥の院から眺める舞台(本堂)は、全体にモミジの色づきが進み、見頃を迎えています。本堂の改修工事は2020年に終了しましたが、檜皮(ひわだ)屋根や舞台はまだまだ真新しく、紅葉との競演でさらに美しい風景に。おなじみの“横”からのアングルだけでなく、子安塔から本堂正面もぜひ眺めてみましょう。開門は早朝6時で、混雑を避けるなら朝いちばんがおすすめ。11月18日(金)からは「夜間特別拝観」がスタートし、幻想的な風景がお楽しみいただけます。

★紅葉状況をチェック!
⇒清水寺の紅葉情報はこちら
  • 東福寺 通天橋から臥雲橋を望む(撮影日:2022年11月17日)

    東福寺 通天橋から臥雲橋を望む(撮影日:2022年11月17日)

  • 東福寺 通天橋(撮影日:2022年11月17日)

    東福寺 通天橋(撮影日:2022年11月17日)

  • 東福寺 方丈の通天台から通天橋を望む(撮影日:2022年11月17日)

    東福寺 方丈の通天台から通天橋を望む(撮影日:2022年11月17日)

次にご紹介するのは、東福寺。気になる通天橋から眺めるモミジは・・・ 向かって左側は紅葉していますが、右側はまだ青葉が多い印象です。しかし、赤・黄・緑のグラデーションが楽しめるのは今だけ。この風景も素敵ではないでしょうか♪ これからさらに色づいていくので、来週の紅葉情報も要チェックです。

東福寺周辺の通常非公開の塔頭、一華院勝林寺天得院などでは、「秋の特別拝観」が始まっています。抹茶や特別御朱印を用意されているお寺もあるので、あわせて訪ねてみてくださいね。

★紅葉状況をチェック!
⇒東福寺の紅葉情報はこちら

天龍寺 曹源池庭園(撮影日:2022年11月16日)

天龍寺 曹源池庭園(撮影日:2022年11月16日)

天龍寺の「曹源池庭園」は先週から見頃になっていましが、今週に入り、モミジがさらに色濃くなってきました。嵐山も色づき、見事に調和しています。嬉しいことに紅葉シーズン(2022年11月12日~30日)は通常より早く7時半に開門。朝の太陽の光に照らされた庭園は、まさに目が覚めるような美しさです♪

★紅葉状況をチェック!
⇒天龍寺の紅葉情報はこちら

大人気! 「嵯峨野・嵐山エリア」は各地が見頃に!

  • 宝厳院(撮影日:2022年11月16日)

    宝厳院(撮影日:2022年11月16日)

  • 宝厳院 「ひかりの京都」の様子(撮影日:2022年11月16日)

    宝厳院 「ひかりの京都」の様子(撮影日:2022年11月16日)

朝から天龍寺を参拝した後は、「嵯峨野・嵐山」をめぐりましょう。このエリアにはいろんな紅葉名所が集まっていて、各スポットで見頃を迎えています。まずは、天龍寺から徒歩2分程にある塔頭の宝厳院へ。「獅子吼(ししく)の庭」はご覧の通り! 大きな獅子岩付近のモミジが見頃になってきました。「まずは朝食が食べたいな~」という方は、宝厳院そばのパンとエスプレッソと嵐山庭園のカフェ『エスプレッソと』がおすすめですよ。

★紅葉状況をチェック!
⇒宝厳院の紅葉情報はこちら

\夜も素晴らしい!/
⇒宝厳院では「ひかりの京都」開催中です(~2022年12月4日まで)
  • 二尊院 参道(撮影日:2022年11月17日)

    二尊院 参道(撮影日:2022年11月17日)

  • 二尊院 花手水(撮影日:2022年11月18日)

    二尊院 花手水(撮影日:2022年11月18日)

  • 二尊院 花鉢(撮影日:2022年11月18日)

    二尊院 花鉢(撮影日:2022年11月18日)

  • 清凉寺 弁天堂(撮影日:2022年11月17日)

    清凉寺 弁天堂(撮影日:2022年11月17日)

続いて嵯峨野方面へ。この辺りまで来ると、天龍寺界隈に比べ比較的ゆっくりと過ごせるはず。二尊院の参道は“紅葉の馬場”と呼ばれる通り、真っ赤に色づいてきました。場所によって青葉が残るものの、素晴らしい風景を作り上げています。真紅のトンネルの下を歩くのは、気持ちが良さそうですね♪ 境内には秋らしい花手水や花鉢が用意されているので、お見逃しなく。

清凉寺では弁天堂まわりのモミジが色濃くなり、境内全体が見頃になっています。多宝塔や仁王門など、紅葉と一緒に撮影できるポイントが多いのも嬉しいところですね♪

★紅葉状況をチェック!
⇒二尊院の紅葉情報はこちら
⇒清凉寺の紅葉情報はこちら

11月20日(日)は雨予報・・・
室内から紅葉を楽しむならココ♪

  • 曼殊院 書院前庭(撮影日:2022年11月18日)

    曼殊院 書院前庭(撮影日:2022年11月18日)

  • 曼殊院 宸殿前(撮影日:2022年11月18日)

    曼殊院 宸殿前(撮影日:2022年11月18日)

  • 曼殊院 参道(撮影日:2022年11月18日)

    曼殊院 参道(撮影日:2022年11月18日)

旅行で気になることのひとつが天気! 今週の日曜日、11月20日(日)は雨予報になっています・・・ そこで最後は“室内から楽しめる紅葉名所”をピックアップしてみました。雨に濡れ、潤いに満ちた紅葉も風情がありますよ。

一乗寺エリアに位置する曼殊院の書院前庭は、さらに色づき見頃を迎えています。150年ぶりに再建され、今年完成したばかりの宸殿前にもお庭が広がり、白塀の向こうに見えるモミジも見頃に。こちらは曼殊院定番の秋景色のひとつ、参道に植えられた紅葉となります♪

★紅葉状況をチェック!
⇒曼殊院の紅葉情報はこちら
  • 実相院(撮影日:2022年11月17日)

    実相院(撮影日:2022年11月17日)

  • 蓮華寺(撮影日:2022年11月18日)

    蓮華寺(撮影日:2022年11月18日)

  • 詩仙堂(撮影日:2022年11月18日)

    詩仙堂(撮影日:2022年11月18日)

曼殊院と同じ叡電沿線には、堂内からお庭が楽しめる紅葉名所が多くあります。実相院(最寄り「岩倉駅」)や蓮華寺(最寄り「三宅八幡駅」)、詩仙堂(最寄り「一乗寺駅」)のお庭も見頃になってきました。堂内に腰掛け、雨音に耳を傾けながら、じっくり眺めるのも良さそうですね。曼殊院から詩仙堂は徒歩15分程になり、あわせてめぐるのがおすすめ。ひとやすみは、和洋折衷菓子が人気の「一乗寺中谷」へ訪ねてみてください。

★紅葉状況をチェック!
⇒実相院の紅葉情報はこちら
⇒蓮華寺の紅葉情報はこちら
⇒詩仙堂の紅葉情報はこちら
  • 泉涌寺 御座所庭園(撮影日:2022年11月17日)

    泉涌寺 御座所庭園(撮影日:2022年11月17日)

  • 泉涌寺 菊花展(撮影日:2022年11月17日)

    泉涌寺 菊花展(撮影日:2022年11月17日)

京都市北部を走る叡電沿線から離れ、南の方へ。皇室ゆかりの泉涌寺(せんにゅうじ)にある御座所庭園は、赤・黄・緑のグラデーションが美しい風景に! 周辺の紅葉名所に比べ、ゆっくり楽しめるのでおすすめです。現在「京都非公開文化財特別公開」にて、本坊・霊明殿が公開中(~2022年11月26日まで)。また、境内で行われる「菊花展」(~2022年11月23日まで)で大輪の菊を楽しむことができ、見どころがいっぱいです。

★紅葉状況をチェック!
⇒泉涌寺の紅葉情報はこちら

*****
今週は京都各地が一気に見頃となり、どこへ行っても紅葉が楽しめそうです。とはいえ、まだ見頃間近や例年12月に見頃を迎えるスポットがあり、来週以降も「紅葉情報」をチェックしてみてくださいね。それでは皆さま、良い週末をお過ごしください♪

京都旅行前に見てほしい! 秋のおすすめ情報

※掲載内容は2022年11月18日時点の情報です。

Written by. 「そう京」編集部

おすすめコンテンツ