2023年・京都紅葉めぐりで知っておきたいこと10選

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東福寺

東福寺

本格的な紅葉シーズンまであと少し。2023年の京都紅葉めぐりを前に、「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台をはじめ、アクセス方法、グルメ、おみやげなど、知っておきたい情報をまとめてご紹介! “快適な京都旅のヒント”も織り交ぜているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
※各詳細は「おすすめ記事」をご確認ください。

【1】祝! 「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン30周年

1993年秋よりスタートした「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン(以下、「そう京」キャンペーン)が、今秋、30周年を迎えました。メモリアルイヤーに様々な特別プラン・イベントをお届けしてまいりますので、ぜひ特設サイトをご覧ください。
  • 「そう京」スタッフも作成してみました! その1

    「そう京」スタッフも作成してみました! その1

  • 「そう京」スタッフも作成してみました! その2

    「そう京」スタッフも作成してみました! その2

「そう京」キャンペーンといえば、京都へ誘う印象的な写真とコピー、そして赤いロゴ。

現在展開中の「あなたのお気に入りの京都キャンペーン」では・・・ なんと、あなたのお気に入りの京都写真に、オリジナルコピーと「そうだ 京都、行こう。」ロゴをつけ、“オリジナルポスター風画像”を作れちゃいます! 作成された作品はお気に入りの理由と一緒に「#あなたのお気に入りの京都」を付けてX(旧Twitter)、もしくはInstagramに投稿ください。作品の一部は、特設サイトや京都駅等でご紹介させていただきます。

2023年10月20日(金)にスタートし、はや10日が過ぎましたが、すでにたくさん投稿いただきありがとうございます。皆さまの思いのこもった素敵なコピーと写真・・・ 日々、嬉しく拝見しています♪ キャンペーンは12月17日(日)まで。京都めぐりでみつけた“あなたのお気に入り”、ぜひ教えてください。過去の「そう京」秋キャンペーンに登場した紅葉名所を訪ね、作成してみるのもおすすめですよ。

⇒「そうだ 京都、行こう。」30周年キャンペーン特設サイト
⇒過去のキャンペーンギャラリーはこちら

【2】2023年「そうだ 京都、行こう。」秋キャンペーンの舞台は「南禅寺」

  • 三門

    三門

  • 水路閣

    水路閣

記念すべき30周年を迎えた「そう京」キャンペーン2023年秋の舞台は、南禅寺です。秋キャンペーンの登場は1995年以来となり、今回が2回目。荘厳な三門やお堂、水路閣を彩る紅葉が印象的なお寺です。CM・ポスターには塔頭の天授庵も登場していて、こちらはちょうど10年前、2013年秋キャンペーンの舞台となりました。時を経ても変わらず美しい景色が、この地にあります。

今秋は特別プランとして「CMの舞台『南禅寺』での早朝坐禅会」「限定【切り絵御朱印】授与 南禅寺拝観と地下鉄1日券」を販売中(※いずれも要事前申込)。早朝坐禅で心を整えた後に紅葉を楽しめば、清々しい気持ちになり、素敵な1日をスタートできそうですね♪
11月12日(日)・13日(月)には、地下鉄烏丸線「今出川駅」から哲学の道を経て、ゴールの南禅寺を目指す『「そうだ 京都、行こう。」ウォーキング 紅葉を愛でる秋の京都散策』を開催。事前予約不要で、どなたでも気軽にご参加いただけます。色づき始めたモミジを愛でながら、秋の京都を歩いてみませんか。

\おすすめ記事/
⇒拝観前にチェック! 「南禅寺」の見どころガイド
⇒「そうだ 京都、行こう。」ウォーキング中のおすすめスポットはこちら

【3】おすすめの紅葉名所はどこ?

嵐山・渡月橋(撮影日:2022年11月24日)

嵐山・渡月橋(撮影日:2022年11月24日)

「京都紅葉情報2023」で約70ヵ所のモミジの色づき状況をお届けしている通り、京都にはたくさんの紅葉名所があります。まず代表的なスポットは、東福寺永観堂嵐山など。どこも混雑必至なので、“時季”や“時間”をずらして訪れることをおすすめします。紅葉と言えば深紅の風景をイメージしますが、全体が真っ赤に色づく前の青葉が混在したグラデーション、晩秋に降り積もる“散りもみじ”も風情がありますよ♪ 

\現在のモミジの色づき状況は?/
⇒「京都 紅葉情報2023」

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【4】本当は教えたくない・・・ “穴場”の紅葉スポット

将軍塚青龍殿

将軍塚青龍殿

京都には、意外とあまり混雑を感じさせない“穴場”もあります。毎年「京都紅葉情報」の取材で、現地に訪れる撮影スタッフの皆さんにも「ヒミツの紅葉スポット」を教えていただきました。・・・ なかには人気上昇中のスポットもあるので、混んでいたらゴメンナサイ!

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【5】快適な京都旅のヒントは、“ずらす”こと

少しでも快適に楽しむために知っておきたい京都旅のヒントは、“ずらす”こと。
特設サイト「秋の京都旅は、ずらして快適!」では、交通・時間・スポットなどを定番からずらす、京都旅の楽しみ方をご紹介しています。

例えば、京都の交通手段といえば市内各所に運行する“バス”をイメージしますが、紅葉シーズンともなると主要道路は渋滞し、予想以上に時間を要しがち。紅葉スポットへは“電車”の利用がスムーズです。バスを利用する場合は、できるだけ電車で目的地に近づいてからにしましょう。特設サイトでは、世界遺産や「そう京」CM舞台などをテーマにした“電車旅おすすめコース”も公開中です♪

⇒「秋の京都旅は、ずらして快適!」はこちら

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【6】足利義満ゆかりの「鹿王院」。舎利殿が美しくなりました!

歴史ある京都だけに、社寺では建物や庭園の改修工事が行われていることも多くあります。
昨年(2022年)は源光庵の改修工事が完了し拝観再開されたことが話題になりましたが、この秋おすすめしたいのは、嵯峨野・嵐山エリアの鹿王院。足利義満が建立した宝幢寺の開山塔としてはじまり、応仁の乱で宝幢寺が廃絶したことにより唯一残ったという歴史あるお寺です。
  • 舎利殿と紅葉(撮影日:2023年11月1日)

    舎利殿と紅葉(撮影日:2023年11月1日)

  • 舎利殿を間近にすると、屋根瓦の美しさがよくわかります(撮影日:2023年10月25日)

    舎利殿を間近にすると、屋根瓦の美しさがよくわかります(撮影日:2023年10月25日)

  • 改修工事前の舎利殿(撮影日:2020年11月25日)

    改修工事前の舎利殿(撮影日:2020年11月25日)

鹿王院といえば参道の紅葉アーチのほか“舎利殿を彩る紅葉”が人気の秋景色ですが、舎利殿は2021年2月より改修工事に入りご覧いただくことができませんでした・・・ しかし約2年半がかりの工事が完了し、2023年10月より参拝が可能に。屋根瓦が美しくなった舎利殿と紅葉にぜひご注目ください。ちなみに舎利殿前のこのモミジ、例年色づいてからあまり落葉することなく、見頃が長く続く木なんですよ♪

3年ぶりに「夜間特別拝観」(事前予約制)も開催されますので、スケジュールにあわせて訪ねてみてください。

⇒鹿王院の紅葉情報はこちら
  • 今秋、新しい御朱印帳(1,800円)が登場しました! 表面は舎利殿の天井に描かれる「龍図」をイメージし・・・

    今秋、新しい御朱印帳(1,800円)が登場しました! 表面は舎利殿の天井に描かれる「龍図」をイメージし・・・

  • 裏面には舎利殿とかわいい鹿がデザインされています♪

    裏面には舎利殿とかわいい鹿がデザインされています♪

【7】紅葉ライトアップなど、秋の京都は“夜”まで満喫♪

東寺

東寺

昼間の紅葉めぐりだけでなく、夜まで楽しめるのが秋の京都です。まず欠かせないのが、幻想的な“紅葉ライトアップ”! 京都各地で実施されていて、なかには邦楽演奏やお坊様の法話など特別企画を行うスポットも。開門直後は混み合う場合が多く、時間をずらして遅めの時間に訪れるのがおすすめです。

\各スポットの情報をチェック!/
⇒秋の京都 おすすめ紅葉ライトアップと夜間特別拝観 2023

事前申込みだからこその“特別感”! 「秋の特別拝観」プラン

  • 建仁寺

    建仁寺

  • 浄住寺※写真は日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    浄住寺※写真は日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

  • 宝厳院

    宝厳院

  • 興聖寺

    興聖寺

さらに「夜間特別拝観」のとっておき情報をご紹介! JR東海主催の「秋の特別拝観」プランなら事前申込み者限定(定員制)で、一般向け開催のライトアップへの先行入場や、プラン限定開催のライトアップをお楽しみいただけます。この秋の実施寺院は、京都市・宇治市の7ヵ所。スポットの一部をご紹介すると・・・

<祇園・東山エリア>

建仁寺:京都の“紅葉フィナーレ”を飾るともいうべき紅葉名所。一般拝観は17時閉門で、夜の拝観を楽しめるのは事前申込み者のみ。街中に位置し、繁華街へのアクセスもスムーズです。

<嵯峨野・嵐山エリア>
宝厳院:毎年開催される夜間拝観は、行列ができるほど大人気。そんな夜間拝観に先行して入場いただけます。ひとあしお先に幻想的なお庭を楽しみましょう。
浄住寺:知る人ぞ知る紅葉名所。貴重な初開催のライトアップ楽しめるのは、事前申込み者のみ。嵐山観光の後、阪急嵐山線に乗って訪ねてみませんか。

<宇治エリア>
興聖寺:宇治川のほとりにたたずむ古刹。ライトアップは、事前申込み者限定でお楽しみいただけます。宇治散策の締めくくりにぴったりです。

\「秋の特別拝観」プランの詳細はこちら!/

今年で3年目。「ひかりの京都」も開催します!

JR東海が2021年秋より開催している特別企画「ひかりの京都」。今年は、学問の神様を祀る北野天満宮、そして糺(ただす)の森に包まれる世界遺産・下鴨神社で開催します。事前申込み不要で、どなたでも気軽にお楽しみいただけます(※)。
※北野天満宮 史跡御土居のもみじ苑の入苑料はお客様ご自身でのご負担となります。

京都名産の竹を使用した“竹灯籠”のあたたかなひかりの演出で、京都ならではの空間を作り出します。どちらも今年が「ひかりの京都」初開催。特設サイトでは昨年の実施風景を掲載しているので、どのような風景となるのかイメージを膨らませてみてくださいね。

\2023年の詳細・期間をチェック!/
⇒「ひかりの京都」特設サイト

夜イベントをたっぷり楽しんだら、身体も冷えてきました。そんなときは京都ならではの“銭湯&サウナ”で暖まって、1日を締めくくりましょう。

【8】おすすめのグルメ&スイーツはありますか?

南禅寺 順正の湯豆腐

南禅寺 順正の湯豆腐

お腹が空いたらひと休み。「そう京」編集部おすすめのお店を、「朝ごはん」「お昼ごはん」「カフェ・スイーツ」「夜ごはん」のジャンルに分けてご紹介します。湯豆腐やうどん、レトロ喫茶など、“京都らしさ”をポイントにピックアップしてみました♪

★朝ごはん編

★お昼ごはん編

★カフェ・スイーツ編

★夜ごはん編

【9】友人や家族に・・・ “おみやげ”は何にする?

京都旅では、やはり“おみやげ”も欠かせませんよね。老舗から新店まで様々な商品が並び、どれにしようか悩むほど。定番のお漬物・お茶をはじめ、秋らしいお菓子などをピックアップして、おみやげ探しをお手伝いします。意外とお寺や神社に可愛い授与品が揃っている場合があるので、ぜひ授与所にも訪ねてみてください。

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【10】旅の締めくくりは京都駅。最後まで京都を満喫しましょう!

アスティ京都

アスティ京都

楽しかった京都旅もそろそろおしまい・・・ 京都駅まで戻ってきました。おみやげの買い忘れ、グルメの食べ忘れなど、「あ~! ○○しておけばよかった」なんてことはないですか? 最後はこの駅で、時間の許す限り京都を楽しみ尽くしましょう。

新幹線乗車前のおみやげ探しには、八条口の「アスティ京都」がおすすめ。満月の阿闍梨餅(あじゃりもち)やいづうの鯖姿寿司など、バラエティ豊かな商品が揃っています。でも“売り切れ”や“時間がない”といった心配もありますよね・・・ そんなときは便利な「予約受取サービス」のご利用がおすすめです。
  • ぶぶるのドリンク(一例)

    ぶぶるのドリンク(一例)

  • ぶぶる 内観

    ぶぶる 内観

京都駅2階 新幹線中央口前の「ASTY SQUARE(アスティ スクエア)」は、2023年春から順次リニューアル。3月に“こだわりの食”をテーマにした「PRECIOUS DELI & GIFT KYOTO」、10月には老舗・祇園辻利の新ブランド「ぶぶる」がオープンしたばかりです。改札目の前にあるので、とっても便利! 新スポットにぜひ立ち寄ってみて。

最後に「京都らしいお店で、お食事・ひと休みをしたい」という方は、イノダコーヒや中村藤吉本店など京都でおなじみのお店へ。新幹線構内には、上質な“あずき菓子”で知られる宝泉堂の京都駅店があり、落ち着いた雰囲気のなか、甘味を味わうことができます。さらにまだ時間に余裕があるなら、京都駅周辺の観光スポットを訪ねてみてはいかがでしょう。

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「京都紅葉めぐりで知っておきたいこと」いかがでしたでしょうか。皆さんの京都旅の役に立てましたら幸いです。 その他の気になることと言えば“服装”。お寺の拝観の際は、靴を脱ぐことが多いので、履きやすい靴がおすすめ。散策でたくさん歩くことを考えると、スニーカーがベストだと思います。なお、最近では靴袋持参を推奨されている社寺もあるので、袋を1枚、カバンに用意しておくと重宝しますよ。それでは皆さん、楽しい京都旅を!
※掲載内容は2023年11月1日時点の情報です。

Written by. 「そう京」編集部

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