城南宮
「明日から待ちに待った大型連休♪」という方も多いでしょうか。桜が終わり、これからの時季は、京都が最も華やぎにあふれる季節といっても過言ではありません。
ゴールデンウィーク中に訪れたい花名所を、今週撮影した写真とともにお届け。彩りたっぷりの京都にぜひお越しください!
\ゴールデンウィークの京都は楽しみ方いっぱい/
【三室戸寺 ツツジ】見渡す限りの“ツツジの園”が見頃開始!
この時季になると、“アレ”が気になる方も多いのではないでしょうか。今年も“ツツジの壁”が徐々に出現しようとしています!
ツツジが咲き乱れるお庭は、回遊が可能。小高い丘を登り、境内を見下ろしてみたり、圧巻の“壁”を見上げてみたり、楽しみ方は色々です。ご住職によると、「天候にもよりますが、ゴールデンウィーク中は見ごろが続くと思います」とのこと。澄み渡る晴天の日にこそ眺めてほしい絶景です。
⇒三室戸寺のスポット情報はこちら
⇒三室戸寺のスポット情報はこちら
【城南宮 ツツジ・藤】今年注目のお庭が、色とりどりに♪
しだれ梅の絶景で有名な城南宮。梅の時季が過ぎても、四季折々に花々が参拝者の目を楽しませてくれます。今の時季、特にご紹介したいのがツツジと藤です。
趣の異なる5つのお庭からなる神苑の中でも、「平安の庭」「桃山の庭」「室町の庭」に多く見られるのがツツジ。現在、赤や白、ピンクの平戸ツツジと霧島ツツジが、彩り豊かに綺麗に咲き揃っています。
池泉回遊式の神苑をツツジに誘われるかのように進んで行くと、立派な藤棚が! ほのかに甘い香りを放ちながら、紫の花が優雅に房を揺らしていました♪ 例年に比べて開花が早かったようですので、気になる方は一日も早く訪れましょう。
城南宮の神苑は、『源氏物語』に登場する約80種の草木が植栽されていることから、「源氏物語 花の庭」としても親しまれています。草木の傍らには、扇形の解説版が備え付けらており、名称や説明だけでなく、『源氏物語』に書き記された一説や登場巻なども記載。訪れたなら、こちらの草木たちにもぜひご注目を!
⇒城南宮のスポット情報はこちら
⇒城南宮のスポット情報はこちら
【勧修寺 藤・睡蓮】散り際も見逃せない? 藤と睡蓮が見頃
春の桜に加え、初夏から夏にかけては杜若(かきつばた)や菖蒲、蓮など、氷室池を彩る花々が人気の勧修寺。現在は、池の傍らで抜群の存在感を見せる藤が見頃を迎えています。白藤はやや散ってきてはいましたが、花数が多いためボリューム感はまだまだ十分! 紫のものは更に開花しそうな房もあり、この週末は十分に楽しむことができそうです。
氷室池に目を移すと、可憐な睡蓮の花がぷかりぷかり。そして、藤棚の近くでは…
撮影日:2024年4月24日(水)
【梅宮大社 霧島ツツジ・藤など】“百花の園”で、お気に入りを探してみませんか?
その名が示す通り、梅の名所として知られる梅宮大社ですが、現在は様々な花が神苑を彩っています。
少し見頃は過ぎたものの、最も目を惹くのが霧島ツツジ。緑あふれる境内をキャンバスに、鮮烈な赤色が見事なまでに映えていました。白やピンクの平戸ツツジの開花も進んでおり、こちらはゴールデンウィーク中に見頃を迎えるでしょう。
神苑では至る所で初夏の花々の姿が! ゴールデンウィークにかけては、平戸ツツジに加え、藤やアヤメ、射干(しゃが)なども更に花数を増やしそう。梅宮大社は、人気観光エリアである嵐山からも比較的近くにあるので、ひと足のばして訪れてみるのもおススメです!
※掲載内容は2024年4月26日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。