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春の桜、秋の紅葉と並んで美しいのが、初夏に輝く青もみじ。爽やかな風と輝く新緑に包まれる季節も、京都の魅力のひとつです。京都に数多くある青もみじ名所の中から約40ヵ所のスタッフおすすめスポットをご紹介。初夏だから出会える清々しい風景をお楽しみください。
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京都には、一目見ただけで惹きつけられる仏像・肖像彫刻が数多くあります。「おもしろい」「可愛い」「美しい」といった直感を入り口に、ぜひ気になる仏像を探しに、京都へお越しください。
西本願寺・東本願寺・東寺・渉成園・京都タワー・京都鉄道博物館
とうじ[きょうおうごこくじ]
京都駅から徒歩15分程にある世界文化遺産のお寺。新緑越しに見る五重塔(国宝)は、「これぞ京都!」と感じるような風景です。堂々たる伽藍を清々しい新緑が包み込み、瓢箪池に映る光景も美しい。例年5月~6月にはサツキも楽しめます。
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清水寺・高台寺・建仁寺・八坂神社・知恩院・青蓮院
しょうれんいん
青葉を繁らせた楠の巨木が目印。室町時代の才人・相阿弥の作庭による池泉回遊式庭園は粟田山の山裾を取り入れた粋な意匠。龍心池や築山が青もみじの輝きと柔らかに呼応しています。例年4月下旬から5月上旬はツツジが見頃に。
けんにんじ
京情緒あふれる祇園の真ん中にたたずむ、京都最古と伝わる禅寺。青もみじと苔が調和する「潮音庭」は書院と回廊に包まれ、まるで秘められたお庭のよう。四方からゆっくりとご堪能ください。海北友松筆の「雲龍図」や俵屋宗達筆の「風神雷神図屏風」など、見どころ多数。※展示は複製。
こうだいじ
豊臣秀吉の正室・ねねゆかりの寺院。小堀遠州が手がけたという優美な庭園が、新緑に包まれます。開山堂と霊屋を結ぶ「臥龍廊」をはじめ観月台や池水など、青もみじが変化に富んだ景色の移り変わりを見せてくれます。他にも、台所坂など青もみじの見どころが多数。
北野天満宮・二条城・平野神社・晴明神社
きたのてんまんぐう
境内に残る豊臣秀吉が築いた史跡御土居一帯は「もみじ苑」と呼ばれ、紅葉名所として知られています。約350本もの青もみじが織り成すみずみずしい風景もまた格別。舞台から見下ろしたり、紙屋川沿いの新緑のアーチを歩いてみたり、思い思いの時間をお過ごしください。 ■史跡「御土居」の青もみじ公開 【期間】2023年4月8日(土)~6月25日(日) 【時間】9:00~16:00(受付終了15:40) 【料金】500円
上賀茂神社・大徳寺・光悦寺・源光庵
じょうしょうじ
吉野太夫ゆかりの寺院として知られています。太夫が寄進したという朱塗りの山門と参道の青もみじとのコラボは絵になる風景。太夫のお墓や太夫ゆかりの茶室なども緑につつまれ、静かなひとときを過ごせます。
天龍寺・大覚寺・渡月橋・西芳寺(苔寺)
じょうじゃっこうじ
小倉山の中腹に建つお寺。平安の歌人・藤原定家の山荘「時雨亭」があった所と伝えられています。茅葺きの仁王門に青もみじがかかる風情は、定家の和歌の世界を思わせるほどの美しさです。青もみじに覆われた石段をのぼり振り向くと、嵯峨野を一望できます。
ほうごんいん
「獅子吼の庭」は嵐山を借景とする回遊式庭園。蓑垣、豊丸垣等の独特の垣根や、苔むす巨石めぐりなど散策の楽しみがふくらむお庭です。2億年前の海底からきたという碧岩や迫力の獅子岩に若葉が緑の陰を綾なしています。 ■春の特別公開 【期間】2023年3月18日(土)~6月30日(金) 【時間】9:00~17:00(受付終了16:45) 【料金】700円
きゅうさがごしょ だいほんざん だいかくじ
晴天なら、青もみじやサツキが彩る大沢池のほとりへ。まぶしい新緑にひたりながら、水面に映る朱塗りの心経宝塔の姿も楽しめます。また、池に面して作られた五大堂・観月台からの眺めもお見逃しなく。開放感の中で水と緑の光景を。
にそんいん
総門からまっすぐに約200メートル、「紅葉の馬場」と呼ばれる石段の参道もこの季節はすっぽり緑の中。嵯峨野エリアを代表する青もみじの名所です。境内には勅使門や本堂、九頭龍弁天堂など他にも多くの青もみじスポットがあります。
ぎおうじ
「平家物語」にも登場する悲恋で知られる尼寺。茅葺きの門をくぐると、青もみじに若竹、そして苔の絨毯が織り成す幻想的な緑の世界が広がります。境内では小さな鉢に入った様々な苔も楽しめます。
じぞういん[たけのてら]
一休禅師が幼少期を過ごしたお寺として知られ、「竹の寺」の愛称で親しまれています。参道から新緑に竹、苔の絨毯と緑のグラデーションが美しい世界へ。参道をぬけると視界が開け、本堂が迎えてくれます。本堂の白壁と青もみじのコントラストも美しく印象的です。
毘沙門堂・勧修寺・隨心院・醍醐寺
びしゃもんどう
山科にある、天台宗の門跡寺院。勅使門へと続く参道はモミジに覆われ、初夏は清々しい新緑に癒やされます。諸堂から眺める青もみじも美しく、朱塗りの弁天堂とのコントラストや庭園「晩翠園」もおすすめです。
だいごじ
醍醐山全体が境内となる広大なお寺。上醍醐から下醍醐まで新緑に包まれます。山内にこだまする野鳥の鳴き声と共に自然を楽しみましょう。弁天池に映る青もみじと朱色の弁天堂も美しく、豊臣秀吉作といわれる三宝院庭園も見所のひとつです。
かじゅうじ
広大な境内の各所で青もみじが楽しめます。東山連峰の南大日山を借景にした庭園のほか、書院や宸殿の周りがさわやかな新緑に包まれます。優雅な氷室池に映る青もみじも美しく、初夏の花々と楽しむことができます。
三十三間堂・東福寺・泉涌寺・伏見稲荷大社
とうふくじ
緑に染まった境内は約6万坪。その中に浮かぶ通天橋を臥雲橋から眺める、という大スケールの青もみじ体験が待つ寺院です。上からの視点を満喫したあとは下に降り、小川が流れる洗玉澗から仰ぎ見る緑や散策道に射す木漏れ陽などにじっくりと癒されて。昭和を代表する作庭家・重森三玲による「八相の庭」も必見です。
とうふくじ こうみょういん
東福寺の塔頭で虹の苔寺として知られています。見どころは、重森三玲によって作庭された“波心庭”と称される枯山水庭園。迫力ある石組みの背後に青もみじが降りかかり、美しいコントラストを織り成します。座ってじっくり眺めたい名庭です。
せんにゅうじ
明治天皇が京都御所から移された皇后宮の御里御殿「御座所」。そのお庭である御座所庭園は、心休まる珠玉の空間。丹念に手をかけ、整えられた新緑が、控えめな優美さをたたえる築山や池と洗練の調和を見せています。
いまくまのかんのんじ
「頭の観音様」で知られる、泉涌寺の塔頭。カエデが多く、初夏は境内が清々しい緑に染まります。鳥居橋や、本堂前の「ぼけ封じ観音さん」など、新緑と一緒に絵になるスポットも多く、多宝塔から見下ろす境内も圧巻です。
ちしゃくいん
金堂の瓦や灯籠などに刻まれた桔梗は、智積院の前身である祥雲寺の造寺にあたった加藤清正にちなむ寺紋。金堂や講堂に続く道には桔梗が植えられ、その開花を楽しみに多くの方が訪れます。境内にあふれる緑と初夏の花の共演が魅力です。
銀閣寺・永観堂・南禅寺・平安神宮・真如堂
ほうねんいん
哲学の道から山手へ。数寄屋風の茅葺きの門が新緑に囲まれて訪れる人を受け入れてくれます。門をくぐり、両側にある白砂檀(びゃくさだん)には、お坊さんが描いたもみじの砂絵。初夏の朝、清々しい空気に包まれて訪れるのもおすすめです。
しんにょどう[しんしょうごくらくじ]
朱色の山門の先に続く、ゆるやかな石段の参道。その両脇では爽やかな風が高く低く、青もみじの梢を揺らしています。三重塔など歴史を重ねた伽藍や「涅槃の庭」など、境内の至るところに新緑の見どころが待っています。
えいかんどう[ぜんりんじ]
山の斜面に架けられた「臥龍廊」は、躍動する龍の如き大回廊。階段を上がるごとに視点が変化し、境内約3,000本の青もみじの表情をさまざまに味わうことができます。山上には多宝塔があり、天気に恵まれれば、ここから新緑の京都市街を一望。「秋はもみじの永観堂」と讃えられる名所を贅沢な静けさの中でご堪能ください。
なんぜんじ
歳月を経た巨大木造建築の三門と、初々しい青葉の組み合わせは古都の初夏らしい心惹かれる風景。境内には琵琶湖疏水の水路閣があり、ローマ式の古びた赤レンガ建築と新緑が南禅寺ならではの貴重な光景を紡いでいます。
なんぜんじ てんじゅあん
山門隣にある、南禅寺の塔頭。方丈横にある枯山水は、苔のなかに菱形の石畳が並ぶモダンなデザインが印象的。書院裏へ進むと、世界が切り替わったかのように新緑に包まれた大きな池が現れます。水面に映える色彩も美しく、こちらもおすすめです。
下鴨神社・相国寺・京都御苑・廬山寺
きょうとぎょえん
かつては皇居だった京都御所をとりまく京都御苑。今では野鳥が生息し、数多くのもみじが並ぶ自然豊かな公園となり、多くの人の憩いの場となっています。広大な御苑は散策にぴったり。ベンチで休憩しながら楽しみましょう。
ただすのもり
縄文時代から続くという、約36,000坪を誇る広大な「糺の森」。あふれる新緑の生命力と神気が身も心も洗い清めてくれそうです。小川の瀬音や鳥の声も楽しい、“新緑浴”をお楽しみください。
瑠璃光院・詩仙堂・曼殊院・修学院離宮・蓮華寺
るりこういん
比叡山麓の八瀬エリアにたたずむ寺院。通常非公開ですが、青もみじと紅葉の時季にのみ特別公開されます。数寄屋造りの書院から眺める青もみじが美しく、特に2階の大きな机や床に映りこむ様子が人気です。 ■春の特別拝観 【期間】2023年4月15日(土)~5月31日(水) 【時間】10:00~17:00(受付終了16:30) 【料金】2,000円
えんこうじ
陽光に輝く「十牛之庭」を書院内部の陰影が際立たせる“額縁庭園”が見事。にぎわう紅葉の頃には味わえない静寂に水琴窟の妙音が響きます。青もみじと竹林に導かれ、庭園の遊歩道を進めば、やがて緑の眺望が待つ山上へ。
まんしゅいん
木漏れ日の参道の先には、青もみじのアーチに抱かれた石段と勅使門。あたり一面を覆う楓の青葉に、緑の苔と白い築地塀が一層の清涼を加えます。境内の枯山水庭園は、門跡寺院らしい宮廷風の雅やかな造作。例年5月初旬に開花する大書院前のツツジを楽しみに拝観する方も多く、とりわけ鮮やかな赤のキリシマツツジが人気です。
しせんどう
文人・石川丈山自らが手がけた庭園は、例年5月下旬に咲くサツキが初夏の顔。嘯月楼(しょうげつろう)の1階がご見学の特等席です。深いピンクの花色がていねいに刈り込まれた青葉と引き立て合い、艶やかに季節を歌い上げます。
れんげじ
大原に向かう途中の上高野にあるお寺。山門をくぐると、見事な新緑が目の前に広がります。石川丈山作といわれる極楽浄土の世界を表したお庭では、枝を伸ばした楓が池に映り、まるで絵はがきのように綺麗です。市街地から離れた比叡山の麓で静かな時間が流れます。
じっそういん
皇室ゆかりの門跡寺院。新緑が寄り添う石庭とカエデの木々に包まれる池泉回遊式庭園、趣の異なる2つお庭を楽しめるのが魅力。「滝の間」の床を緑に染め上げる“床みどり”が有名で、特に曇りの日が美しく映るそうです。狩野派の襖絵も見どころ。
三千院・寂光院・鞍馬寺・貴船神社
きふねじんじゃ
およそ80段の参道に並んだ朱色の春日灯籠と青もみじのコントラストが美しく、本宮境内にある休憩所「龍船閣」からは、視界いっぱいに渓谷を彩る新緑が楽しめます。さらに、隣に流れる貴船川の水の音がさわやかな初夏の風景を演出しています。
さんぜんいん
白壁に沿って続く新緑を眺めつつ門をくぐり、静かな堂内を拝観。その奥で、とっておきの有清園が待っています。梅雨でみずみずしさを増した苔の絨毯に杉木立と新緑が立ち、往生極楽院がたたずむ風景はまるで絵画のようです。
長岡天満宮・善峯寺・柳谷観音 楊谷寺・光明寺
こうみょうじ
長岡京の紅葉名所として有名なお寺。総門をくぐった先に続くのは、ゆるやかな石段の女坂。両脇から枝を伸ばす新緑のアーチを楽しみながら歩きましょう。清々しい空気に包まれ心地よい気分です。御影堂にわたる回廊から眺める風景も格別です。
よしみねでら
広大な境内の山の斜面にたくさんの堂塔伽藍。その隙間を青もみじが埋めつくしています。阿弥陀堂への白壁に映える青もみじ、遊龍の松越しに臨む緑の山・・・。境内をじっくり回って新緑浴を楽しみましょう。
神護寺・西明寺・高山寺・常照皇寺
じんごじ
高雄にある京都屈指の紅葉名所のひとつ。境内はもちろんのこと、山門に至るまでの長い石段を包み込む青もみじが見事です。境内最奥の地蔵院から眺める錦雲渓(きんうんけい)の雄大な自然もまた格別です。
一休寺・浄瑠璃寺・岩船寺・大御堂観音寺
しゅうおんあん いっきゅうじ
一休さんが晩年過ごしたと伝わる古刹。総門をくぐると清々しい青もみじのトンネルが続き、知る人ぞ知る紅葉名所は新緑の時季も格別です。苔も瑞々しく、境内全体が緑に包まれ、こころ癒やされるひとときが過ごせます。