下鴨神社・京都御苑エリアガイド

下鴨神社・京都御苑エリアガイド

街中でありながら、平安ロマンと自然を満喫できる観光スポットが多数。下鴨神社の参道・糺(ただす)の森は、縄文時代から存在するという貴重なブナの原生林で、天然記念物に指定されています。約100haの広大な敷地を誇る京都御苑では、美しい植栽と季節の草花に癒やされるだけでなく、宮家の歴史に触れることもできます。賀茂川と高野川の合流点にあたる中洲は、出町デルタと呼ばれ市民に親しまれる憩いの場。まるで京都に暮らすかのように、ゆったり時間を過ごせるエリアです。

街中でありながら、平安ロマンと自然を満喫できる観光スポットが多数。下鴨神社の参道・糺(ただす)の森は、縄文時代から存在するという貴重なブナの原生林で、天然記念物に指定されています。約100haの広大な敷地を誇る京都御苑では、美しい植栽と季節の草花に癒やされるだけでなく、宮家の歴史に触れることもできます。賀茂川と高野川の合流点にあたる中洲は、出町デルタと呼ばれ市民に親しまれる憩いの場。まるで京都に暮らすかのように、ゆったり時間を過ごせるエリアです。

このエリアのみどころ

京都御所

京都御所(きょうとごしょ)

元弘元年(1331)光厳天皇の即位から、明治2年(1869)に明治天皇が東京に移られるまでの歴代天皇の居所。以前は春・秋のみ一般公開が行われていましたが、平成28年(2016)7月から、通年・事前申し込み不要で参観可能に。紫宸殿など歴史的な建造物は見ごたえあり(開門時間等、詳細は宮内庁ホームページを要確認)。

スポット情報

相国寺承天閣美術館

相国寺承天閣美術館(しょうこくじじょうてんかくびじゅつかん)

足利義満が創建した、臨済宗相国寺派の大本山。近年人気の絵師・伊藤若冲とゆかりが深く、お寺には貴重な文化財が多数伝来。境内の承天閣美術館では、若冲が描いた金閣寺(鹿苑寺)大書院の障壁画などが展示され、間近に眺められます。

スポット情報

廬山寺

廬山寺(ろざんじ)

紫式部が『源氏物語』を執筆した邸宅跡に建つお寺。本堂前の「源氏の庭」には桔梗が植えられ、初夏から初秋に紫色の花が可憐に咲きます。秋には紅葉が彩りを添える、街中の“穴場紅葉スポット”です。

スポット情報

下鴨神社[賀茂御祖神社](しもがもじんじゃ[かもみおやじんじゃ])

京都最古の社のひとつ。広い境内には、縁結びの霊験あらたかな「相生社」や、ラグビーの聖地「雑太社(さわたしゃ)」など個性的な摂社があり、中でも人気を集めているのが、美麗祈願の「河合神社」。鏡絵馬や美人水など、女子のパワースポットとして注目されています。

スポット情報

京都御苑(きょうとぎょえん)

京都御所の外苑で、明治維新前には宮家や公家屋敷が140以上も建ち並んでいました。早咲きのしだれ桜が名所の近衞邸跡や蛤御門近くの梅林など、苑内は花名所がいっぱい。南西部にある閑院宮邸跡は御苑の歴史と自然が学べる展示施設。お庭もきれいでゆっくりできる、穴場スポットです。

スポット情報

とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
京都御苑の中立売(なかだちうり)休憩所は、平成31年(2019)1月にリニューアルオープンした無料休憩所。特にレストランがおすすめで、リーズナブルにして豪華な和食がいただけます。御苑の景色も眺められ、満足感の高いスポットです。

このエリアのスポット

旧三井家下鴨別邸

旧三井家下鴨別邸(きゅうみついけしもがもべってい)

下鴨神社の南に建つ、豪商・旧三井家の別邸。現在は市が管理する観光スポットになっていて、お座敷はカフェ利用もできます。青芝と池の美しいお庭は、降りて散策することも可能。のんびりとしたひとときを過ごせます。

糺の森

糺の森(ただすのもり)

下鴨神社の参道に広がる大きな森。太古の植生を今に遺す原生林で、樹齢200~600年の樹木が生い茂ります。森の中にはさまざまな鳥や動物の姿も。某アニメのように、タヌキの親子が住んでいたこともあるそう。

本山 本満寺

本山 本満寺(ほんざん ほんまんじ)

閑静な住宅街にたたずむ、日蓮宗の本山。山門をくぐると、目の前には見事なしだれ桜。樹齢約90年、円山公園の「祇園しだれ桜」の姉妹樹といわれる大きな桜が枝を広げ、春には桜のシャワーのような圧巻の景観が広がります。

本法寺

本法寺(ほんぽうじ)

琳派の祖・本阿弥光悦の菩提寺で、光悦作庭の「巴の庭」が有名です。絵師・長谷川等伯ともゆかりが深く、本堂前には旅姿の等伯の像。境内には桜が数多く植えられ、多宝塔を見上げる等伯像と桜は絶好の被写体に。

妙顕寺

妙顕寺(みょうけんじ)

西陣の住宅街にたたずむ日蓮宗のお寺。門前からは想像できないほど奥に広く、書院には趣の異なる4つの庭が。桜名所であり、勅使門と大本堂の間に広がる桜のアーチが素晴らしい。本堂横などモミジも多く、紅葉も楽しめます。

出町ふたば(でまちふたば)

出町ふたば(でまちふたば)

「名代 豆餅」を求めて行列が絶えない、出町柳の人気餅店。つきたてのお餅は柔らかく、ほどよい塩気の赤えんどう豆、自家製餡とのバランスが絶妙。前日までに電話予約すれば、受け取りもスムーズです。

さるや

さるや

糺の森の豊かな自然に包まれた、下鴨神社の休憩処。名物「申餅」や豆まめ茶など、上質なあずきにこだわる「宝泉堂」ならではの味が楽しめます。夏季限定で登場する自家製シロップのかき氷も人気。おみやげには、あずき菓子をどうぞ。

護王神社

護王神社(ごおうじんじゃ)

祭神・和気清麻呂が猪に助けられた伝説を持つことから、境内にはイノシシがいっぱい。狛イノシシや、全国から奉納された「いのししコレクション」のほか、注目は手水舎の「幸運の霊猪」。鼻先をなでると幸せになれるそう。

山田松香木店

山田松香木店

江戸時代から続くお香の専門店。「日本の香り」を伝承する匂袋などの販売とともに、体験メニューも豊富。オンラインでの匂袋作り体験もスタートし、和の香りに親しむきっかけを広めています。

とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
旧三井家別邸は、木造3階建ての主屋の3階部分が望楼となっている形状がとても特徴的。2階と望楼は普段は非公開ですが、特別公開時に見学できるので、お見逃しなく。上から見下ろすお庭が格別の景色です。

スタッフがおすすめする!

下鴨神社・京都御苑 エリアのずらし旅ポイント

下鴨神社・京都御苑エリアのずらし旅ポイント
京都市内中心部とはいえ、時間や場所など「ずらし」テクニックを使わずともゆっくり楽しめるエリアです。京都御苑や下鴨神社は人気の観光地ですが、広々としているのであまり混雑を感じられず、その周りのスポットは観光で訪れる方は比較的少なめ。地元目線でのんびり歩いてみて。

掲載内容は2021年4月時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

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