桜や梅など、たくさんの草花が咲く京都の春。
その前に知っておきたい旅のヒントは“ずらす”こと。
時間・スポット・交通手段を定番からずらすと
快適に春の京都が楽しめます。

“快適な京都旅”の
すゝめ6箇条

1

混雑時間を避ける

混雑時間を避ける

混雑を避けるなら、朝いちばんの訪問を。境内が散策自由な桜スポットも多くあります。一方、「夜間拝観」は遅めの時間がおすすめ。

2

地下鉄・電車で快適アクセス

地下鉄・電車で快適アクセス

桜シーズンともなると主要道路は渋滞し、車・バス移動は時間を要しがち。桜スポットへは、地下鉄・電車の利用がスムーズです。便利な各種1日乗車券も発売中。

3

人気スポットは事前申込みプランで

人気スポットは事前申込みプランで

人気スポットは開門から閉門まで混雑必至。JR東海主催「春の特別拝観」プランなら、事前申込み制で、ゆったりとしたお花見をお楽しみいただけます。

4

テイクアウトしてひとやすみ

テイクアウトしてひとやすみ

名店の“味”はテイクアウト可能な場合も。イートインに並ばず、テイクアウトして川沿いや公園など地元の憩いのスポットでひとやすみ。自然も満喫できます。

5

穴場な桜スポットをみつける

穴場な桜スポットをみつける

誰もが知る名所だけが、京都の桜ではありません。まだ知られざるスポットが多く、あなただけのお気に入りをみつけてみましょう。

6

桜の開花時季を知る

桜の開花時季を知る

京都の桜が満開を迎えるのは、例年3月下旬~4月上旬。しかしエリア・スポットによっては、3月中旬や4月中旬に楽しめる桜名所も。川に流れる“花筏”も風情があります。

その1
エリアと時季をずらして快適
京都の春旅
おすすめコース 5選
ひとあし早くに春を感じる、梅コース
ひとあし早くに春を感じる、梅コース(嵐電)
平安時代の貴族や学者にゆかりのある社寺は風雅な雰囲気も手伝って、凛とした梅の風情が良く似合います。嵐電に揺られ嵐山から北野天満宮へ。「嵐電1日フリーきっぷ」を利用すればどこでも乗り降り自由なうえに、各所でお得な特典を受けられます。
JR
徒歩
嵐電
京都駅
旧嵯峨御所
大本山 大覚寺
嵯峨嵐山駅
清凉寺
嵐山駅
車折神社
車折神社駅
北野天満宮
北野白梅町駅
  • 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
    旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
    嵯峨天皇の離宮に由来し、現在も風光明媚な景色を留めています。唐の洞庭湖を模して造られたという大沢池には、北側に梅林が設けられています。紅白約150本の梅が咲き揃うと、あたり一面がふくよかな香りに。
    梅
  • 清凉寺
    清凉寺
    『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルになったと伝わる源融(みなもとのとおる)の山荘跡に創建されたお寺です。多宝塔前の紅梅と白梅が特に美しく、見頃が合えば華やかな河津桜との共演も楽しめます。
    梅
  • 車折神社
    車折神社
    ご祭神は平安後期の儒学者、清原頼業。「桜の宮」と称されるほど桜のイメージが強いですが、本殿前に咲くしだれ梅は1本ながら圧倒的な存在感です。3月上旬になると、彼岸桜や寒緋桜も咲き始めます。
    梅
  • 北野天満宮
    北野天満宮
    初春より梅の便りが聞こえはじめ、天神様の祥月命日(2月25日)の前後ともなると、天まで届くかのように馥郁たる香りが境内に広がります。曜日限定で梅のライトアップが開催されるため、夜の到着でも安心です。
    梅
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東寺「史上初の開催!梅のライトアップ貸切拝観」
この春、世界遺産・東寺で梅のライトアップが初開催! JR東海主催「春の特別拝観」申込み者限定のプランです。京都駅からのアクセスも良く、梅めぐりの最後は幻想的なライトアップで締めくくってみてはいかが。
東寺「史上初の開催!梅のライトアップ貸切拝観」
梅と桜を合わせてめぐる、花づくしの旅
梅と桜を合わせてめぐる、花づくしの旅(地下鉄東西線)
遅咲きの“梅”と早咲きの“桜”が楽しめる、春爛漫の贅沢コース。開花時季が重ならないように思いますが、タイミングを見計らえば、どちらもお花見が可能です。見頃が合わないときには、襖絵や障壁画にも春を探してみましょう。

※開花状況によっては、一緒に楽しめない場合があります。各スポットの公式ホームページやSNSで事前にご確認ください。

地下鉄
徒歩
地下鉄
京都駅
毘沙門堂
山科駅
勧修寺
小野駅
隨心院
小野駅
醍醐寺
醍醐駅
  • 毘沙門堂
    毘沙門堂
    樹齢約150年の名木「毘沙門しだれ」の花がほころびだす頃、ひと足先に満開を迎えるのが本堂西側にある糸桜です。毘沙門堂にはソメイヨシノや八重など約80本の桜があり、糸桜から順に桜のリレーが始まります。
    桜
  • 勧修寺
    勧修寺
    境内を彩る春の主役はソメイヨシノですが、彼岸桜の美しさも負けてはいません。特に、山門へ続く参道の白壁に濃い花色がよく映えます。観音堂まわりにも多くの彼岸桜が植えられ、絵になる風景があちこちに。
    桜
  • 隨心院
    隨心院
    京都に数ある梅名所のなかでも、隨心院の小野梅園は遅咲き。薄紅色をした“はねずの梅”と呼ばれる八重の紅梅を中心に約230本が植わります。書院を飾る春爛漫の襖絵は、心まで明るくなる圧倒的な華やかさ。
    梅
  • 醍醐寺
    醍醐寺
    「花の醍醐」の名にふさわしく、早咲きから遅咲きまで例年約3週間にわたって桜を楽しめます。しだれ桜も早いものは3月下旬には満開に。三宝院の襖絵には桜を描いた平成の大作もあります(特別拝観区域)。
    桜
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地下鉄1日券がおすすめ!
烏丸線・東西線が一日乗り降り自由となり、山科・醍醐エリアへの移動もスムーズに。各駅で購入可能です。ご利用日当日なら地下鉄1日券の提示で優待特典を受けられるスポットも。京都の繁華街・四条や烏丸御池へのアクセスも便利です。
地下鉄1日券がおすすめ!
「そうだ 京都、行こう。」CMに登場した、世界遺産をめぐる旅
「そうだ 京都、行こう。」CMに登場した、世界遺産をめぐる旅(地下鉄烏丸線・東西線+嵐電)
2024年は、「古都京都の文化財」が世界遺産に登録され30周年となる記念の年。メモリアルイヤーの春は、同じく昨秋30周年を迎えた「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となり、国内にとどまらず世界にも誇るべき古都の桜スポットで、お花見を楽しんでみてはいかが。
地下鉄「太秦天津川駅」乗り換え
徒歩
地下鉄
嵐電
京都駅
東寺
京都駅
二条城
二条城前駅
地下鉄「太秦天津川駅」乗り換え
仁和寺
御室仁和寺駅
龍安寺
龍安寺駅
  • 東寺
    東寺
    京都のランドマークともいえる重厚な五重塔も、春は可憐な桜に彩られ穏やかな佇まいをのぞかせます。見どころはなんといっても樹齢130年を超える不二桜。五重塔と並ぶ姿は、春の京都を代表する光景のひとつです。
    桜
  • 二条城
    二条城
    徳川家の威厳を示すかのような豪壮な建造物や趣の異なる3つの庭園に目を惹かれますが、桜の名所としての一面も見逃すことなかれ。城内には50種約300本の桜が植わり、早咲きのものから遅咲きのものまで種類も様々です。
    桜
  • 仁和寺
    仁和寺
    遅咲きの「御室桜(おむろざくら)」の名所として知られ、「お花見納め」のスポットとして名を馳せます。広い境内には、しだれ桜やソメイヨシノも多く、桜の開花リレーは、例年4月上旬からスタート。
    桜
  • 龍安寺
    龍安寺
    世界に名だたる枯山水庭園が、4月上旬ごろ、ぽっと優し気な紅色に染まります。石庭を眺めたら、境内の最奥に設けられた桜園にも足を運びましょう。空から降り注ぐ紅しだれ桜のシャワーを見上げてみて。
    桜
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そうだ 京都、行こう。キャンペーンギャラリー
「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンは、平安遷都1200年の節目に先駆けて1993年秋からスタートしました。ここでは、これまで実施してきたキャンペーンのポスターから編集部がピックアップしたものを、年代・季節別にご紹介します。
そうだ 京都、行こう。キャンペーンギャラリー
知られざる桜名所「西陣」のお花見さんぽ旅
知られざる桜名所「西陣」のお花見さんぽ旅
京都市民の息遣いさえ聞こえてきそうな、古き良き街並みが残る「西陣」。地元の人たちに親しまれる“秘蔵の”お花見スポットに出かけてみませんか。最寄りは、地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」。徒歩約10分に広がるエリアで、ゆっくりと春を満喫しましょう。
地下鉄
徒歩
京都駅
妙顕寺
鞍馬口駅
水火天満宮
本法寺
妙蓮寺
  • 妙顕寺
    妙顕寺
    総門を抜け、本堂横を通りかかると目に飛び込むのは春爛漫の光景。歩みを進めると、ソメイヨシノや紅しだれ桜の競演に心躍ることでしょう。「四海唱導の庭」を前に座り、のんびりと桜を眺めるのもおすすめ。
    桜
  • 水火天満宮
    水火天満宮
    日本最初の天満宮とされる由緒ある古社。ひと目で見渡せるほどにこぢんまりとした境内ですが、あふれんばかりに枝を伸ばす紅色のしだれ桜に、つい時間を忘れて佇んでしまいそう。
    桜
  • 本法寺
    本法寺
    春への入り口は、京情緒ただよう小川通に面した仁王門から。境内にのびる参道から本堂前はソメイヨシノで大いに賑わいます。「春の特別寺宝展」では、長谷川等伯の大作「涅槃図」の公開も。
    桜
  • 妙蓮寺
    妙蓮寺
    秋から花を咲かせ、4月上旬に最盛期を迎える御会式桜で知られます。本堂前には、宗祖・日蓮上人のお像が。まるで周りのソメイヨシノを咲かせるかのような佇まいで、訪れる人を出迎えます。
    桜
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京の里山「大原」のんびり癒し旅
京の里山「大原」のんびり癒し旅
市街地で、ひらりひらりと桜が舞い散る頃、待ちに待った春が「大原の里」に訪れます。喧騒から離れ、のどかな里山に描かれる春を探しに行きましょう。京都駅からは、地下鉄とバスを組み合わせるのがツウなアクセス手段。癒しの里は、思いのほか近くに。
国際会館駅/バス停 国際会館駅前
地下鉄
バス
徒歩
京都駅
国際会館駅/
バス停 国際会館駅前
三千院
バス停 大原
実光院
宝泉院
寂光院
  • 南禅寺
    三千院
    木漏れ日あふれる苔庭と桜が織りなす光景は、山間のお寺ならではのしっとりとした風情。主役に名乗りをあげんとばかりに、早咲きのシャクナゲも開花を進めます。最も桜で賑わう金色不動堂にもお参りを。
    桜桜
  • 実光院
    実光院
    名を馳せた不断桜は雪により往時の姿を失いましたが、わずかに花を咲かせるその姿を見守るように花々が彩ります。シャクナゲや利休梅に加え、イカリ草や福寿草、カタクリなど、ひたむきに咲く山野草にも心癒されそう。
    桜桜
  • 永観堂
    宝泉院
    客殿前に広がるのは、刻一刻と表情を変える、生きた絵画のような“額縁庭園”。春は幾重にも重なる緑のキャンバスを背景に、薄紅色の里桜や赤や黄のミツマタが彩りを添えます。
    桜
  • 東福寺
    寂光院
    聖徳太子の創建と伝わる京都屈指の古刹。春の主役は、4月中旬に見頃を迎える「みぎわの桜」。気高さのなかに、どこか儚ささえ漂わせるこの桜が散るころ、京都の春は終わりを告げます。
    桜
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京都旅は日帰りでも
「もうホテルの予約は難しいよね」「また来年、見に行こうかな」と考え中の皆さま、あきらめないで。東京駅から京都駅までは、新幹線で約2時間15分。早朝に出発すれば、日帰りでもたっぷり12時間、京都を満喫できます。昨秋30周年を迎えた「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンで思い出深いあの桜名所や、春ならではのお祭りなど、2024年の春は一度きり。思い立ったら、京都日帰り桜旅へ出かけましょう。
京都旅は日帰りでも
その2
スポットをずらして快適
歩いて、食べて、愛でる。
春の京都
歩く
歩く
歩く
お寺や神社だけでなく、桜に包まれる散歩道が多いのも京都の魅力。情緒あふれる祇園白川、普段の京都が垣間見える賀茂川・・・ ただ歩くだけで気分はグンと晴れやかに。
食べる
食べる
食べる
花より団子♪ お花見には、美味しいスイーツ&グルメも欠かせません。フルーツサンドやおむすびをテイクアウトしたら、自然のなかで心地よい春をたっぷり感じましょう。
愛でる
愛でる
愛でる
春の主役といえば桜ですが、早春の梅から暮春のシャクナゲ、山吹、ツツジなど、たくさんの草花が楽しめます。京都の春は、まさに百花繚乱。愛でたい風景があちこちで待ち受けています。
その3
時間をずらして快適
時間をずらした
桜の楽しみ方
※早朝・夜間のアイコンがついている社寺はJR東海主催の「春の特別拝観」が設定されています。
早朝
早朝
混雑回避はもちろん、朝日に包まれる桜が綺麗! まさに早起きは三文の得です。
夜間
夜間
暗闇のなか、ライトアップされた桜は幻想的。日中とはひと味違うひとときが過ごせます。
おすすめ情報
京都 春の特別拝観
混雑を避けてお花見を楽しめるJR東海主催「春の特別拝観」を7社寺で実施します。桜の名所をご自身のペースでゆっくり堪能したい方におすすめです!
京都 春の特別拝観
春はあけぼの 京都朝めぐりガイド
2019年の「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーンのテーマは、「春はあけぼの」でした。暖かな陽の光に包まれる“朝桜”は、早起きした人にしか見ることのできない光景。モーニングも味わって、素敵な1日をスタートしませんか。
春はあけぼの 京都朝めぐりガイド
その4
旅のテーマをずらして快適
テーマを絞ると
京都はもっと面白い!
京都の魅力を“さまざまな切り口”で紹介しています。テーマでめぐってみたら新たな京都の一面に出会えるかも。
  • サイクリング京都

    サイクリング京都

    あちこちめぐるなら、バス・電車の時間や混雑を気にすることなく、自分のペースで効率よく楽しめる自転車がおすすめです。

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    週末はゆっくり休みたいけれど、お出かけだって楽しみたい。そんな欲張りな気持ちを叶えるのが京都女子旅。

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    新しい京都の味を見つけに、タップルーム(樽生が飲める場所)併設のブリュワリーや直営店をめぐる旅はいかがですか?

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    京都では喫茶店やフルーツパーラーなどで古くから愛されてきたフルーツサンド。お気に入りのお店を見つけてみてください♪

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    京都ならではの発酵文化に触れて、身体が喜ぶ旅をしてみませんか。

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    話題のモーニングに地元の人に愛されるかわいいカフェ、気軽に楽しめる本格和食まで京都のグルメは朝から晩までハイレベル。

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    100年近く続く老舗から最近オープンした新店まで、今もなお、京都のパンとコーヒー文化は発展を続けています。