“テーマ”で巡る。京都・お寺の楽しみ方ガイド

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東福寺

東福寺

おうちで楽しむ京都時間 5


外出・移動自粛期間が続くなか、「状況が落ち着いたら、京都旅行に行きたいな」と思われている方もいらっしゃるでしょうか。今回は、京都観光の楽しみのひとつである「お寺巡り」が“もっと楽しくなる方法”を、「そう京」ブログ・アーカイブから、ピックアップしてみました。その手がかりとなるのが「テーマ」。テーマを決めて巡ると、お寺の特徴が際立ち、さらに思い出深い旅になるようです♪

※内容はすべて掲載当時の情報です。お寺によっては、拝観の休止や拝観時間を変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。


【テーマ1】“仏様”に出会い、“私のお気に入り”を発見する

千本釈迦堂 如意輪観音菩薩坐像

千本釈迦堂 如意輪観音菩薩坐像


京都のお寺のお堂に祀られる、麗しい“仏様”。宗教的な意味や歴史的背景、芸術的価値など、様々な見方がありますが、ただ「出会って、感動した」という率直な気持ちも仏様との大切なご縁ではないでしょうか。

『「そう京」スタッフが感動した、京都の仏像』シリーズでは、「そう京」スタッフたちの“お気に入り”の仏様を「如来編」「菩薩、羅漢・高僧編」「醍醐寺の明王編」にわけてご紹介しました。千本釈迦堂の如意輪観音菩薩坐像や、永観堂の阿弥陀如来立像など、たくさんの仏様にご登場いただいています。皆さまも、次の京都旅では、“私が1番好きな京都の仏様”を訪ねてみてはいかがでしょうか。“ここが好き”を考えながら巡ると、新たな発見ができそうです。

\ブログ・関連記事はこちらをチェック!/
⇒【京さんぽ】「そう京」スタッフが感動した、京都の仏像[如来編](2018年12月掲載)
⇒【京さんぽ】「そう京」スタッフが感動した、京都の仏像[菩薩、羅漢・高僧編](2019年1月掲載)
⇒【京さんぽ】「そう京」スタッフが感動した、京都の仏像[醍醐寺の明王編](2020年2月掲載)
⇒【知る・学ぶ】もっともっと好きになる! 仏像の見方(2014年9月掲載)


【テーマ2】“写仏”で、より身近に仏様を感じる


法音院

泉涌寺 法音院


仏様を拝むだけでなく、仏様を描き写す“写仏”が、ここ数年でさらに人気を集めています。集中力が必要な体験であり、無心になってできることから、写経や坐禅とともに、気分をリフレッシュできると話題です。

『密かにブーム到来!? 京都のお寺で「写仏」体験』では、泉涌寺の塔頭・法音院で体験した写仏の流れや、写仏ができるお寺を4ヵ寺ご紹介しました。仏様を描くことで、より身近に仏様を感じられ、心も清らかに♪ 多くのお寺では事前予約の必要がなく、気軽に体験できるのも嬉しいポイントです。

\ブログはこちらをチェック!/
⇒【たいけん・発見!】密かにブーム到来!? 京都のお寺で「写仏」体験(2018年12月掲載)


【テーマ3】足下に意識を集中! 多彩な“苔”にご注目!


三千院

三千院

最近じわじわと注目を集めているのが、“苔”。三方を山に囲まれ湿潤な気候の京都には、美しい“苔名所”がたくさんあります。苔の絨毯が織り成す緑の風景は、心を癒やしてくれますよ。

『「苔World・京都」への誘い お気に入り“苔スポット”10選』では、「定番スポット」「スタッフおすすめ」「私のお気に入り」という3つのジャンルで、10ヵ所をお届け。『写真好きスタッフが紹介! 京都のおすすめ苔スポット』では、“写真好き“スタッフの目線から、入門編として押さえておきたい苔名所を2回にわけてご紹介しています。

\ブログはこちらをチェック!/
⇒【古都こよみ】「苔World・京都」への誘い お気に入り“苔スポット”10選(2018年5月掲載)
⇒【苔情報】写真好きスタッフが紹介! 京都のおすすめ苔スポット 前編(2019年9月掲載)
⇒【苔情報】写真好きスタッフが紹介! 京都のおすすめ苔スポット 後編(2019年9月掲載)


【テーマ4】京都の四季を“窓”から感じる

東福寺 光明院

東福寺 光明院


普段見慣れた風景も、“丸い窓”や“四角い窓”など様々な“窓”(フレーム)越しに眺めると、おしゃれでアートな景色に早変わり♪ 『窓マニア必見! 京都紅葉アート5選』では、窓越しに楽しめるお寺の紅葉風景をご紹介しました。

ブログでは秋に注目しましたが、泉涌寺 雲龍院の「蓮華の間」にある雪見窓や、東福寺 光明院の丸窓など、四季折々の窓越し風景が堪能できますよ。ぜひ、お寺に訪れたら窓を探してみてくださいね。

\ブログはこちらをチェック!/
⇒【京さんぽ】窓マニア必見! 京都紅葉アート5選(2017年11月掲載)


【テーマ5】お寺で“現代アート”鑑賞!?

建仁寺 襖絵「舟出」

建仁寺 襖絵「舟出」


現代アーティストによる鮮やかな襖絵などが増えてきている、京都のお寺。実は、古くからお寺と絵師は密接な関係にあり、花鳥画や山水画などの襖絵が奉納されてきました。その多くは撮影禁止ですが、“現代アート”であれば撮影可能なお寺もあります!

『SNSにアップしたい! アートな京都のお寺』では、インパクト抜群&SNSにアップしたくなる作品が登場。パッと目を引く天井画や襖絵など、お寺でアートに浸るのも素敵なひとときです♪

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⇒【京さんぽ】SNSにアップしたい! アートな京都のお寺(2017年9月掲載)


【テーマ6】“♡(ハート)”のあるお寺探し♪

正寿院

正寿院


「SNSにアップしたくなる・・・」といえば、先ほどの「アートな京都のお寺」にも登場する宇治田原町・正寿院の「“♡”窓」。インスタグラムを中心に人気を集めましたよね。

こちらの窓、晴れの日の“ある時間帯”を狙って訪れると、2つの「♡」が出現します♪ 『SNSにもってこい!? 京都に散らばる“ハート”を探せ♪』にてご紹介していますので、チェックしてみてください。こちらのブログでは他に、三室戸寺と東福寺で見つけられる「♡」もお届けしています。

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⇒【京さんぽ】SNSにもってこい!? 京都に散らばる“ハート”を探せ♪(2018年5月掲載)


【テーマ7】耳を澄ませば。お寺の“音”に癒やされる

泉涌寺 雲龍院

泉涌寺 雲龍院


お寺の“音”というと梵鐘や木魚をイメージしますが、『澄んだ“音”に癒やされる、京都のお寺』では、水琴窟(すいきんくつ)や鹿(しし)おどしの音色が美しいお寺をご紹介しました。

“鹿おどし発祥の地”と伝わる詩仙堂や、菊紋が象られた水琴窟のある泉涌寺 雲龍院など5ヵ寺をピックアップ。鹿おどしの「コンッ」という音や、水琴窟の「キーン、コーン・・・」と水滴が甕に落ちる音は、日々の心の疲れを癒やしてくれそうです。

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⇒【京さんぽ】澄んだ“音”に癒やされる、京都のお寺(2019年8月掲載)

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様々なお寺をご紹介してきた「そう京」ブログのなかから、テーマ別にお寺の楽しみ方をお届けしました。「次に京都へ行くときには、こんなテーマでお寺を巡ってみたいな」と、今のうちに自分でテーマを決めておくのも楽しいのではないでしょうか♪ ゆっくりと観光を楽しめる日が戻りましたら、ぜひ京都のお寺を訪ねてみてくださいね。

Written by. 「そう京」編集部

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