城南宮
寒い日が続きますが、暦の上では立春を過ぎ、京都にも少しずつ春が訪れようとしています。春といえば桜が注目されますが、それより先に、冬の寒さに立ち向かうように咲くのが梅の花。京都を代表する梅の名所から8ヵ所をピックアップしました。おすすめ情報もあわせてチェックしてみてください!
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【北野天満宮】ライトアップにも注目したい“大定番スポット”
「京都の梅の名所といえば?」と問われると、北野天満宮を思い浮かべる方がきっと多いことでしょう。梅を愛してやまなかったといわれる菅原道真にゆかりが深いだけあって、梅苑と境内を彩る梅は、およそ50種1,500本ほど。例年の見頃は、2月上旬から3月中旬と、長く楽しめるのも魅力のひとつです。
2022年には、俳諧の祖として知られる松永貞徳作庭の「雪月花の三庭苑」のひとつ、「花の庭」が梅苑に新たに再興され話題に。梅の大海原を見渡すかのような展望所も、フォトスポットとして人気を博しています。
夜間ライトアップもおすすめ。約700燈ものロウソクの灯りでほんのりと梅が照らしだされ、華美な“ライトアップ”とはひと味違う、幻想的な演出でお楽しみいただけます。
「そうだ 京都、行こう。」オリジナル切り絵御朱印(プラン限定)
ここでおすすめ情報をご紹介します! 花の庭(梅苑)の入苑と、「そうだ 京都、行こう。」とコラボした限定の切り絵御朱印を拝受できる特別プランが販売中。たくさんの梅に彩られた素敵な御朱印は、参拝の思い出をより引き立ててくれそうです♪
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【参拝時間】7:00~17:00(授与所9:00~16:30)、宝物殿9:00~16:00 ※季節・情勢により変動あり
【参拝料】境内無料
【電話】075-461-0005
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停から徒歩すぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.kitanotenmangu.or.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kitanotenmangu
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kitano_tenmangu/
■梅苑「花の庭」公開
【日程】2025年1月25日(土)~3月28日(金)
※開花状況により開苑期間の変動あり
9:00~16:00(受付終了15:40)
【料金】1,200円(梅茶・菓子付)
■梅苑ライトアップ
【日程】2025年2月14日(金)~3月16日(日)の金・土・日曜日・祝日 ※2月25日(火)は開催
日没~20:00(受付終了19:40)※昼夜入替なし
【料金】1,200円(梅茶・菓子付)
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⇒梅の名所「北野天満宮」周辺をぐるっと散策
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【下鴨神社】かの名画を生み出した地に咲く梅
5月に行われる「葵祭」でも有名な下鴨神社で、たった1本ながら、多くの参拝者を魅了するのが“光琳(こうりん)の梅”。見頃となる3月上旬は、鮮やかな鳥居や社殿にも負けず劣らずの存在感と馥郁(ふくいく)とした香りを放ちます。
その名の由来は、「燕子花(かきつばた)図屏風」でも知られる江戸時代の絵師・尾形光琳が、「紅白梅図屏風」を描く際に、この辺りに咲く梅をモチーフにしたと伝わることから。神社を少し北へ行くと「梅ノ木町」があり、かつてはこのあたり一帯が、梅の名所であったのかもしれません。
⇒出会えたあなたは“超”ラッキー? 「紅梅×雪」が作り出す絶景
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【参拝時間】6:00~17:00、大炊殿・神宮寺旧跡・鴨社資料館秀穂舎10:00~16:00(受付終了15:30)
【参拝料】境内無料、大炊殿・神宮寺旧跡・鴨社資料館秀穂舎1,000円
【電話】075-781-0010
【アクセス】市バス「下鴨神社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/shimogamojinja/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kamomioyajinja/
【梅宮大社】“梅の社”でのどかにお花見を
まさにその名があらわすように、境内全域が梅の花で彩られる梅宮大社。意外にも、見頃を迎える2月上旬以降も境内は静けさを保ち、「のんびりと梅を楽しみたい」という方におすすめしたいスポットです。市街地から離れていることもあって、空が広く開けており、背伸びしたくなるほどの開放感はこの神社ならでは♪
境内の大部分を占める神苑を散策し、最後を締めくくるのが梅苑。多種多様な梅が植わっているため開花時季に差があり、“一面が満開“というわけにはいきませんが、訪れたその時々に、きっと違う印象を与えてくれることでしょう。3月上旬は、例年、紅梅が見頃を迎えます(写真はいずれも3月撮影)。
■梅宮大社
【参拝時間】6:30~18:00、神苑9:00~17:00(受付終了16:30)
【参拝料】境内無料、神苑600円
【電話】075-861-2730
【アクセス】市バス「梅宮大社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.umenomiya.or.jp/
■梅宮大社
【参拝時間】6:30~18:00、神苑9:00~17:00(受付終了16:30)
【参拝料】境内無料、神苑600円
【電話】075-861-2730
【アクセス】市バス「梅宮大社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.umenomiya.or.jp/
【城南宮】空から降りそそぐようなしだれ梅の絶景
ひと味違った梅を楽しめることで、人気を集めるのが城南宮です。様々な花が咲く神苑のなかでも早春のハイライトとなるのが、“春の山”と呼ばれるエリア。例年、3月上旬には150本ほどのしだれ梅が色鮮やかに咲き誇ります。 満開の時季もさることながら、このお庭で見逃せないのが“散り際”です。花が盛りの時季の雨や風は、何かと心配のタネになりますが・・・
“散りもみじ”とはよく聞きますが、こちらの“散り梅(?)”もまた素晴らしいもの。どこか別世界にでも迷い込んだかのような感覚にさえなってしまいます。
また、今ではすっかり定着したのが、しだれ梅と“落ち椿”です。華やかに咲き誇るしだれ梅を背景に儚げに散る椿の花は、情緒たっぷりですよね。城南宮の神苑に育つ椿は150品種400本ほどを数え、京都でも屈指の名所として知られます。
EX会員向けに、神苑の入苑と、しだれ梅と椿があしらわれた“刺繍御朱印”を拝受できる特別プランが販売中です(実施は2025年2月18日~)。御朱印には、梅の薫りに誘われてやって来る可愛らしいメジロの姿も♪ 見頃の時季に訪れたなら、“うめじろー(梅+メジロ)”の姿もぜひ探してみましょう。
\EX会員向け特別プラン/
■城南宮
【参拝時間】境内自由、神苑 9:00~16:30(受付終了16:00)
【参拝料】境内無料、神苑 800円(しだれ梅と椿祭り期間中は1,000円)
【電話】075-623-0846
【アクセス】市バス「城南宮」バス停から徒歩約1分、近鉄京都線・地下鉄烏丸線「竹田駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.jonangu.com/
■しだれ梅と椿まつり
【日程】2025年2月18日(火)~3月22日(土)
9:00~16:30(受付終了16:00)
【料金】神苑1,000円
※期間中、境内では巫女神楽、参道では限定和菓子の販売などが行なわれます。詳細は、城南宮の公式ホームページよりご確認ください
【隨心院】京都の梅名所“フィナーレを飾る”はねず梅
小野小町ゆかりの隨心院は、梅の名所としても有名です。約230本の梅が咲き誇る「小野梅園」は、毎年3月初旬から2週間ほど開園。はねず色(薄紅色)の花が咲く「はねず梅」が美しく、見頃は例年3月初旬から下旬にかけて。京都市内でも見頃の時季は遅く、“フィナーレを飾る梅名所”となっています。3月の最終日曜日には「はねず踊り」を開催。はねず色の着物に身を包んだ子供たちが、愛らしい舞を披露します。
恒例行事である「はねず踊り」に加え、今年は「白拍子(しらびょうし)」の舞が鑑賞できる特別イベントの開催も。白拍子とは、平安時代末期から鎌倉時代にかけて流行し、水干や烏帽子を纏い男装した女性により演じられる歌舞や舞人そのものを指します。
例年梅が見頃を迎える時季に、鮮やかな「極彩色梅匂小町絵図」の前で、かつて貴族たちをも魅了した舞が特別披露されるのです! “華やか尽くし”の隨心院を満喫する特別イベントに、是非ご参加されてみてはいかがでしょうか。
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そして、「能の間」が本物と見紛いそうなほどに美しい造花で彩られる「花の間」が、4年連続で開催されることが決定しました♪
期間中の金・土・日曜には、昨年好評を博した「ネイキッド花みくじⓇ 」を実施(各日数量限定)。そしてそして、花の間で撮影した写真に「#そうだ京都行こう2025春」とつけて、ご自身のSNSアカウント(X、Instagram)で投稿すると、オリジナルステッカー(数量限定)がもらえる特別企画が期間中の毎日開催されることに。内容盛りだくさんの「花の間」にぜひお越しください!
■隨心院
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】堂内500円、梅園300円
【電話】075-571-0025
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.zuishinin.or.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/zuishinin
【公式Instagram】https://www.instagram.com/zuishinin/
■「名勝 小野梅園」開園
【日程】2025年3月8日(土)~23日(日)
9:00~17:00(受付終了16:30)
9:00~17:00(受付終了16:30)
【料金】300円
※8日(土)・9日(日)は、キッチンカーや屋台が出店するオープニングイベント『小町美味いもんマルシェ』が開催されます
■はねず踊り
【日程】2025年3月30日(日)
11:00/12:30/13:30/15:00(計4回公演)
【料金】1,000円(堂内拝観料・梅園入園料込)
【元離宮 二条城】京都の梅の開花を告げる「標本木」
徳川慶喜が大政奉還の意思を表明した場所で知られる世界遺産・二条城。城内の南西に位置する梅林には、約90本の梅が植わり、例年2月下旬から3月中旬に見頃を迎えます。白梅や紅梅はもちろん、一本の木に紅白の花をつける珍しい品種「源平咲き分け」など、様々な品種があり、長い期間を通して花を愛でることができるのも嬉しいポイント。城壁との組み合わせも絵になります。
ぜひ注目していただきたいのが、木の幹にテープが巻かれている梅の木。実は、京都地方気象台が梅の開花を観測する際の開花の基準となっている標本木なんです! 昨年(2024年)の開花(気象台発表)は2月14日でしたが、今年はいつになるか楽しみですね。
【開城時間】8:45~16:00(閉城17:00)
【休城日】12月29日~31日
※二の丸御殿観覧休止日:1・7・8・12月の毎週火曜日(休日の場合は翌日)、12月26日~28日、1月1日~3日
※本丸御殿の観覧休止日:毎月第3月曜日及びその翌日(休日の場合は除く)、12月26日~28日、1月1日~3日
【入城料】入城・二の丸御殿1,300円、入城のみ800円 ※本丸御殿は別途1,000円(要事前予約)
【アクセス】地下鉄東西線「二条城前駅」・市バス「二条城前」バス停から徒歩すぐ Google map
【公式ホームページ】https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/nijojocastle/
【三室戸寺】町を見下ろすしだれ梅の梅園
近年、境内の斜面を切り開いて梅園が誕生した三室戸寺。高低差のある約7,000平方メートルの敷地に植わるのは、整然と立ち並ぶ約250本のしだれ梅。宇治の市街地を見下ろすように、赤・白・ピンクの梅が咲き、芳しい香りのなか、清々しい風景が楽しめます♪
■三室戸寺
【拝観時間】8:30~16:30(受付終了15:40)※11~3月は~16:00(受付終了15:10)
【拝観料】1,000円
【電話】0774-21-2067
【アクセス】京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.mimurotoji.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/mimurotoji/
■しだれ梅園の開園
【日程】2025年2月15日(土)~3月31日(月)※開花状況により変更あり
8:30~15:10
【料金】1,000円(拝観料込)
【東寺】“写真映え間違いなし”の梅の園
最後にご紹介するのが、京都駅から歩いて15分ほどの東寺。近年、特に桜や紅葉の美しさで人気ですが、「梅の園」があるのをご存知でしょうか。
本数にして約15本、決して数は多くありませんが、一本一本が大きく、そして印象的な枝ぶりをしているが特徴的です。そして何と言っても嬉しいのが、“写真映え”すること。五重塔と梅が織りなす光景は、「いかにも京都」な花景色。早春の京都を代表する、新たなお花見スポットになることでしょう。
そして、EX会員向けに開催される夜間拝観もおすすめです! 独特な枝ぶりの梅が暗闇の下で光に照らされる光景は、どこか妖し気で幽玄な風情を醸し出します。梅の時季は、一般向けのライトップは開催されていない上に、ご参加の方には、特別限定御朱印の授与も。とても貴重な機会になること請け合いです♪
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⇒「東寺 【限定御朱印授与】梅のライトアップ貸切拝観」の詳細はこちら
【拝観時間】境内5:00~17:00、金堂・講堂・五重塔初層8:00~17:00(受付終了16:30)
※五重塔初層は2025年1月10日(金)~3月18日(火)までの公開
【拝観料】境内無料、金堂・講堂500円(1月10日~3月18日は五重塔初層も含め800円)
【電話】075-691-3325
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
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※掲載内容は2025年2月7日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。