大山崎・八幡エリアガイド

大山崎・八幡エリアガイド

いずれも京都と大阪の境に位置する地域で、吉田兼好の『徒然草』にも登場する石清水八幡宮が特に有名です。松花堂弁当発祥の地と伝わる庭園でいただく吉兆の松花堂弁当や、お堂に自由に落書きできる通称「らくがき寺」などユニークな観光も人気。築約100年の名建築を活かしたアサヒビール大山崎山荘美術館は、抜群のロケーションの中で民藝などの美術品を鑑賞できます。千利休作の茶室が残る妙喜庵(みょうきあん)の拝観は予約制。京都旅行のリピーターにも、ぜひおすすめしたいエリアです。

いずれも京都と大阪の境に位置する地域で、吉田兼好の『徒然草』にも登場する石清水八幡宮が特に有名です。松花堂弁当発祥の地と伝わる庭園でいただく吉兆の松花堂弁当や、お堂に自由に落書きできる通称「らくがき寺」などユニークな観光も人気。築約100年の名建築を活かしたアサヒビール大山崎山荘美術館は、抜群のロケーションの中で民藝などの美術品を鑑賞できます。千利休作の茶室が残る妙喜庵(みょうきあん)の拝観は予約制。京都旅行のリピーターにも、ぜひおすすめしたいエリアです。

このエリアのみどころ

アサヒグループ大山崎山荘美術館

アサヒグループ大山崎山荘美術館(あさひぐるーぷおおやまざきさんそうびじゅつかん)

天王山の南麓に建つ、自然に囲まれたミュージアム。モネの《睡蓮》や河井寛次郎をはじめとした民藝作品などを所蔵・展示し、企画展も開催されます。庭園では、初夏になると絵画のような睡蓮の花が庭を彩ります。三川合流の景勝地を眼下に見下ろす高台にあり、雄大な眺望をゆっくり楽しめるカフェも併設。

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宝積寺

宝積寺(ほうしゃくじ)

奈良時代、聖武天皇の勅願で行基が建てたと伝わるお寺。聖武天皇が夢で授かった「打出」と「小槌」を祀り、大黒天を本尊とすることから「宝寺(たからでら)」の名で親しまれます。「山崎の戦い」の際は、秀吉がここに本陣を置きました。

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八幡市立 松花堂庭園・美術館

八幡市立 松花堂庭園・美術館(やわたしりつ しょうかどうていえん・びじゅつかん)

江戸時代初期の文化人・松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)ゆかりの施設。日本庭園や椿園と、昭乗ゆかりの品などを展示する美術館があり、ミュージアムショップは品ぞろえ豊富。同敷地内に建つ京都𠮷兆松花堂店では、名物「松花堂弁当」をいただけます。

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石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)

“やわたのはちまんさん”と親しまれ、厄除けのご利益で有名。朱塗りの鮮やかな社殿は、平成28年(2016)に国宝に指定。本殿を囲む瑞籬(みずがき)には、極彩色の豪華絢爛な欄間彫刻が施され、「りすとぶどう」や「かまきり」などかわいらしい動植物モチーフがいっぱいです。

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妙喜庵(みょうきあん)

国宝の茶室「待庵(たいあん)」があることで有名。待庵は、千利休がつくったと確信でき、現存する唯一の茶室で、茶室建造物として日本最古。羽柴秀吉が山崎城築城の際に、利休に建てさせたと伝わります。拝観は往復はがきにて要予約。

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とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
八幡宮のお使いといえば、「鳩」。石清水八幡宮の境内にも、至るところで鳩モチーフが見つけられ、授与品も鳩にちなんだものが。一ノ鳥居の扁額(へんがく)にも鳩が隠されていて、時には御朱印に鳩が現れることも。ぜひ探してみてください。

このエリアのスポット

淀川河川公園 背割堤地区(よどがわかせんこうえん せわりていちく)

淀川河川公園 背割堤地区(よどがわかせんこうえん せわりていちく)

宇治川と木津川の間に建つ堤防。約1.4kmに渡ってソメイヨシノ並木が続き、春には圧巻の桜のトンネルが広がります。平成29年(2017)、地域のランドマークとなる「さくらであい館」が完成。高さ約28mの展望塔も併設されています。

神應寺

神應寺(じんのうじ)

貞観2年(860)行教律師によって開かれた、八幡市一の古刹。書院は伏見桃山城の遺構で、京狩野派の絵師・狩野山雪の襖絵が見事。境内にはモミジの大木があり、紅葉の穴場スポットでもあります。拝観は要事前予約。

飛行神社

飛行神社(ひこうじんじゃ)

航空業界の安全と発展を祈願する神社。日本ではじめて飛行原理を発明したという二宮忠八が創建し、境内では“零戦”のエンジンを、資料館では飛行機関連の展示を見ることができます。神飛行機おみくじなど授与品も飛行機尽くし。

単伝庵

単伝庵(たんでんあん)

いくら落書きしてもOK、「らくがき寺」と呼ばれるユニークなお寺。落書きできるのは山門正面にある「大黒堂の内壁」のみ。願いをかなえてくれる「走り大黒天」さまに願いが良く見えるよう、白壁に願い事を書いたのがはじまりだそう。

石清水八幡宮参道ケーブル (いわしみずはちまんぐうさんどうけーぶる)

石清水八幡宮参道ケーブル (いわしみずはちまんぐうさんどうけーぶる)

男山山頂の石清水八幡宮と、麓の京阪本線「石清水八幡宮駅」を結ぶケーブルカー。令和元年(2019)にリニューアルし、「陽の遣い」である「あかね号」、「月の遣い」である「こがね号」が誕生。阿吽の鳩マークが目印です。

やわた走井餅老舗(やわたはしりいもちろうほ)

やわた走井餅老舗(やわたはしりいもちろうほ)

石清水八幡宮表参道、一ノ鳥居前にある和菓子店。門前名物「走井餅(はしりいもち)」は日本刀の刀身を模した、開運出世の縁起菓子。併設の茶店でお茶とともにいただけるほか、夏には走井餅を載せたかき氷も登場。「鳩もなか」も人気です。

観音寺[山崎聖天]

観音寺[山崎聖天](かんのんじ[やまざきしょうてん])

天王山麓に位置する古寺。平安時代に創建され、江戸時代には大坂の商人から篤く信仰されますが、幕末に起きた禁門の変の余波で全焼。明治になって復興しました。眺めの良い高台に建ち、桜・紅葉名所として親しまれています。

油祖 離宮八幡宮

油祖 離宮八幡宮(ゆそ りきゅうはちまんぐう)

酒と油の神様を祀る神社。荏胡麻(えごま)油発祥の地で、鎌倉時代から「油座」を形成し、大いに栄えたそう。司馬遼太郎の『国盗り物語』では、美濃の武将・斎藤道三が参道で油を売って富を築いたと描かれます。

聴竹居

聴竹居(ちょうちくきょ)

昭和3年(1928)築、建築家・藤井厚二の自邸。「真に日本の気候・風土にあった日本人の身体に適した住宅」として建てられた藤井建築の集大成で、国の重要文化財。令和3年(2021)3月に保存修理を終え、見学再開予定。

とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
大山崎・八幡エリアを象徴するのが、桂川・宇治川・木津川の三川が合流する、ダイナミックな景観。かつては渡し船が行き交っていたそうで、最近では季節によりクルーズ船が出ることも。水辺のアクティビティ好きの方は、ぜひ注目を。

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大山崎・八幡 エリアのずらし旅ポイント

大山崎・八幡エリアのずらし旅ポイント
桜や紅葉の名所が多いのに全国的にはあまり知られておらず、関西近郊の方でにぎわうのがこのエリアの特徴。ピクニックやハイキングがてらにお花見やモミジを愛でる、素朴でのどかな雰囲気が好きな方におすすめです。「THE 観光」から“意識をずらして”楽しんでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は2021年4月時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

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